犬の代表的な皮膚炎の種類とは?!愛犬を守る予防策はあるの?

免疫力が低下している犬は、皮膚病にかかりやすくなると言われています。愛犬が感染した時のために、皮膚病の種類について知っておくと良いでしょう。 2019年05月01日作成

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病院へやって来る犬の多くが、皮膚炎や皮膚病に悩まされています。そこで今回は、皮膚病の種類や原因、予防方法をご紹介しましょう。

犬の皮膚病の特徴

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犬の皮膚炎、皮膚病は、動物病院に来院する理由の中でも、非常に高い割合を占めています。皮膚の異常と言っても、見ただけで単なる皮膚病とは診断できません。一見関係なさそうな臓器の病気でも、皮膚に炎症を起こすことがあるのです。それほど皮膚炎、皮膚病はデリケートな問題であり、あらゆる検査を行う必要が出てきます。

主な皮膚病の原因は細菌、寄生虫、アレルギーの3つです。もっと細かく分けると、200種類ほどに分類することができます。時には1つだけではなく、この中から2つ以上の原因が合わさって皮膚病を起こすことも。それぞれの皮膚病に適した治療法を行わなければなかなか治らないため、まずは医師に相談しにいきましょう。

細菌感染が原因で起こる皮膚病

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犬の皮膚には細菌が潜伏していますが、普段は特に問題ありません。しかし、犬の体が弱っている時に細菌感染してしまうと、皮膚炎の症状が表れてしまうでしょう。皮膚炎の中でも多いのが、膿皮症と呼ばれるものです。ブドウ球菌が異常増殖し、皮膚を化膿させてしまいます。最初は小さな発疹ができ、かゆみを伴いますが、放置しているとどんどん発疹が大きくなるので注意が必要です。化膿症は抗生剤を投与したり、軽い症状のものはクリームを塗ったりして、治療していきます。

その他、カビが繁殖してしまう真菌性皮膚炎も覚えておきましょう。円形に脱毛する症状や、フケが出るのが特徴です。皮膚のバリア機能を通過して体内にカビが入るため、バリア機能の修復に時間がかかります。治療が長期にわたるため、かかると少し厄介です。

寄生虫が原因で起こる皮膚病

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寄生虫とはいわゆるダニのことです。ダニが原因となって起こる皮膚病は、とにかく激しいかゆみが襲います。主な皮膚病は、疥癬症(かいせんしょう)と毛包虫症です。疥癬症は、ヒゼンダニが寄生することで、特に激しいかゆみを引き起こします。かきむしるとさらに悪化し、皮膚が化膿してしまうでしょう。

毛包虫症は、ニキビダニというダニが原因で、疥癬症と同じような症状が出ます。どちらもダニ駆除薬を用いてダニを死滅させ、抗生剤などを投薬し皮膚の状態を良くしていくしかありません。ダニの卵も同時に駆除しておかないと、再発の恐れがあるため、しっかり薬を服用する必要があります。

アレルギーが原因で起こる皮膚病

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人間ではよく聞くアレルギーですが、犬にもアレルギー反応が起こることがあります。特定のアレルゲンを吸い込んだり、触れたりすると、発疹やかゆみを発症してしまうのです。このようなアレルギー性皮膚炎では、とにかくアレルゲンとなるものを犬から遠ざけてあげなければ、症状は改善しません。何に対して反応しているのか分からない時は、病院で検査してもらいましょう。

アレルゲンを遠ざける他、肌の炎症を治していくことも必要です。アレルギー性皮膚炎は、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を用いて治療していきます。加えて、軟膏を塗って炎症を抑える手助けをしましょう。

肌を清潔にすることが何よりの予防

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ふとした時にかかってしまう皮膚病は、日常生活の中で予防することができます。まずは、なるべく愛犬の皮膚を清潔に保っておくことが大事です。人間の肌と同じように、犬の肌も敏感でデリケートに作られています。そのため、定期的にシャンプーをして汚れを流してあげましょう。あまりシャンプーの回数が多くても、かえって皮膚が傷ついてしまうため、やり過ぎは避けてください。

また、愛犬の身の周りもきれいにしておく必要があります。掃除をこまめに行っていれば、細菌の増殖を抑えられ、皮膚炎や皮膚病の発症率を低くできるでしょう。ダニの寄生が心配な方は、ダニ駆除薬を病院で処方してもらってください。市販のものよりも効き目が高いため、たまに投与してあげるとより効果的です。

異変に気が付いたらすぐ病院へ

皮膚炎や皮膚病は、あらゆる原因が重なって発症する病気です。アレルギー性皮膚炎の場合は仕方ありませんが、まずは生活環境を良くしてあげるだけでも十分予防できます。万が一愛犬の様子がおかしい場合は、そのままほったらかしにせず、なるべく早い段階で病院へ連れていきましょう。

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UCHINOCO編集部

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