犬が目を合わせない理由とは?信頼のサインかも?

犬と目が合わないと感じたことはありませんか。人同士のコミュニケーションではアイコンタクトは大切なことですが、犬とのアイコンタクトはどうなのでしょうか。ここでは「犬が目を合わせない理由や犬の気持ちを知るサイン、犬との接し方」などについてご紹介します。 2025年10月14日作成

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犬が目を合わせない理由とは?

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アイコンタクトは犬とコミュニケーションをとるためにはとても大切です。例えば散歩に連れて行ったときに、こちらを見てくれるということはしっかりと信頼関係が築けている証拠でもあります。では、犬が目を合わせてくれないのにはどんな理由があるのでしょうか。
ここでは「犬が目を合わせない理由」についてご紹介します。

服従している

犬が目を合わせない理由としては「服従している」ということがあげられます。

犬にとって目を合わせる行動は信頼している、愛情表現などがありますが、敵意を示すサインとなることもあります。犬は自分よりも上の立場の人や動物に対して目を合わせることはしません。目を合わせることにより喧嘩になる可能性が高まります。目をそらすことにより、自分から相手に敵意はありませんという意思表示となります。

自分を落ち着かせている

犬が目を合わせない理由としては「自分を落ち着かせている」ということがあげられます。

目を合わせない行動は自分の気持ちを落ち着かせてるときにも見られます。他に対して敵意はありませんので落ち着いてください、という気持ちの表れにもなります。

恐怖、緊張している

犬が目を合わせない理由としては「恐怖、緊張している」ということがあげられます。

目を合わせないときは怒られているときなど犬が怖いと感じるときにみられます。他にも緊張しているときにも目を合わせようとしません。
他にもなにか悪いことをしてしまい怒られるかもと感じているときにもみられます。

犬の「気持ち」を知るサイン

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犬は表情や尻尾の動き、体の動きなどで気持ちを伝えてくれます。喜んでいるように見えて、起こっているサインということもあるため、犬の気持ちのサインは知っておくことが望ましいです。
ここでは「犬の気持ちを知るサイン」についてご紹介します。

信頼のサイン

犬の気持ちを知るサインとして、飼い主に「信頼」しているときに見られる行動があります。

信頼しているときには、飼い主の顔や手をなめる、体をこすりつける、ピッタリとくっつく、飼い主の側で眠る、仰向けで寝転ぶ、お尻を向けるなどがあげられます。飼い主のことを信頼し、自分の急所であるお腹を相手にさらけ出して守ってもらうような行動を取ります。

これらの行動が見られるときは、愛犬に信頼されている証拠です。犬がお尻を向けてくるから私のことバカにしている?と思うこともあるかもしれませんが、死角となる背中を預けるという行為は、飼い主を信頼しているからこそ見られる行動のひとつです。

遊んでほしい、かまってほしい

犬の気持ちを知るサインとして「遊んでほしい、かまってほしい」ときに見られる行動があります。

犬は遊んでほしい、かまってほしいときには飼い主の手や足を甘噛する、じっと見つめてくる、飼い主の頭や鼻に顔をぶつける、おもちゃを持ってくるなどの行動が見られます。
これらの行動が頻繁に見られるときは、一緒に遊ぶ時間が足りてないと感じているかもしれません。犬と一緒に遊ぶだけでなく、犬の体をブラッシングしてあげることなどを通じてコミュニケーションを深めることもおすすめです。

怒る、恐怖

犬の気持ちを知るサインとして「怒る、恐怖を感じている」ときに見られる行動があります。

犬は怒っているときには、牙をむき出して唸る、しっぽを振らずに上げる行動をとります。牙をむき出して唸るときは犬が怒っているのがわかりやすいリアクションですが、恐怖を表すサインである、しっぽを低い位置で保ち、尻尾をお腹に入れ込む場合には、警戒しているときに見られる行動です。
また、表情や耳の動きなども合わせて確認し、犬の様子を判断することも大切です。

目を合わせない犬との接し方

犬が目を合わせてくれないときには理由があります。理由としては、服従や自分の気持ちを落ち着かせるため、緊張しているなど様々です。
ここでは「犬が目を合わせてくれないときの接し方」についてご紹介します。

様子を見る

犬が目を合わせてくれないときの接し方として「様子を見ること」がおすすめです。

犬が目を合わせてくれないときは様子をみましょう。犬に怖い気持ちや緊張していることもあるため、無理に手を出すと犬がパニックになってしまう可能性があります。犬がパニックになると、誤って噛まれてしまう恐れがあるため、様子を見て犬を落ち着かせる時間を作ってあげましょう。

一緒に遊ぶ時間を作る

犬が目を合わせてくれないときの接し方として「一緒に遊ぶ時間を作ること」がおすすめです。

犬が一緒に遊ぶ時間を作ることにより、犬の気持ちを落ち着かせることができます。他にもブラッシングすることや散歩に連れ出すなどの方法もおすすめです。犬との時間やスキンシップを増やしてあげましょう。

犬が落ち着ける環境を整える

犬が目を合わせてくれないときの接し方として「犬が落ち着ける環境を整えること」がおすすめです。

犬が落ち着ける環境を整えることはとても大切です。ぐっすり眠れるベッドやソファ、落ち着いて過ごせる環境を整え、犬が休んでいるときは静かにしてあげましょう。

まとめ

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ここでは「犬が目を合わせない理由や犬の気持ちを知るサイン、犬との接し方」などについてご紹介しました。

犬が目を合わせない理由は様々です。飼い主に対して服従している、自分を落ち着かせている、緊張しているなどが考えられます。他にもなにか悪いことをしてしまったということもあります。犬が目を合わせないときは様子を見る、犬と過ごす時間を増やすなどの対策をしましょう。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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