ミニチュアダックスフンドの1日の散歩時間や回数
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まずは、ミニチュアダックスフンドの1日の散歩時間についてご説明します。
併せて、散歩回数についても見ていきましょう。
ミニチュアダックスフンドの1日の散歩時間
ミニチュアダックスフンドは小型犬でありながら、元気いっぱいで活動的な犬種です。
そのため、適切な運動が必要です。
1日の散歩時間としては、2回の合計で40分から60分程度が理想とされています。
もちろん犬の年齢や健康状態に応じて調整が必要で、例えば若いダックスフンドはエネルギーが有り余っているため、もう少し長めの散歩時間を確保したほうが良いでしょう。
一方で、シニア犬と呼ばれる高齢のダックスフンドや健康に問題がある場合は、無理のない範囲で短めの散歩を心掛けると良さそうです。
どちらにせよ、「ダックスフンドは小型犬だから散歩は必要ない」と、室内でのみ運動をさせていると、外に出られずにストレスが溜まってしまう原因になるため、なるべく散歩はさせることをおすすめします。
ミニチュアダックスフンドの1日の散歩回数
ミニチュアダックスフンドの散歩は、1日2回が一般的です。
朝と夕方の2回に分けて散歩をすることで、犬の運動不足解消はもちろん、ストレスも軽減することができます。
また、短時間の散歩を複数回に分けることで、運動による足腰への負担を避けることもできるでしょう。
詳しくは後述しますが、ミニチュアダックスフンドは足腰が弱い犬種なので、出来る限り負担を軽減させる必要があります。
朝に15分、夕方に20~30分のようにスケジュールを組むと、バランスの取れた運動量になるでしょう。
ミニチュアダックスフンドの室内運動
もちろん毎日の散歩は大切ですが、ミニチュアダックスフンドに室内でも運動できる環境を整えてあげることもおすすめします。
特に雨の日や散歩が短い日に備えて、おもちゃで遊んだり簡単なしつけを行ったりすることで、運動不足を補うことが期待できるでしょう。
また、狭いスペースでもできる知育玩具や、階段を使った上り下りなども効果的です。
ただし、ミニチュアダックスフンドは足腰に負担がかかりやすいことから、階段を使った上り下りをする際は、やりすぎに注意しましょう。
ミニチュアダックスフンドの散歩時の注意点
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ミニチュアダックスフンドの散歩は、いくつかの注意点があります。
安心して散歩を楽しむためにも、これらの注意点はチェックしておいたほうが良いでしょう。
適度な運動量を守る
ミニチュアダックスフンドはもともと狩猟犬であるため、活動的な一面もあります。
しかし、その短い足と長い胴体から、過度な運動は腰や背中に負担をかけてしまいます。
特に椎間板ヘルニアを発症しやすいといわれているミニチュアダックスフンドは、適切な散歩時間を守る必要があるでしょう。
先述したように、ミニチュアダックスフンドの散歩時間は1日に合計で40分から60分程度を目安にして、急な坂道や階段は避けるようにすることをおすすめします。
適度な運動量を心がけることで、足腰の健康を保ちながら楽しく散歩ができるはずです。
涼しい時間帯に散歩する
ミニチュアダックスフンドは、暑さに弱い犬種です。
特に夏場や暑い時期には、早朝や夕方の涼しい時間帯に散歩をすることをおすすめします。
アスファルトが熱くなっている日中は、肉球を火傷させる危険もありますので避けましょう。
また、アスファルトの照り返しにより、足の短いミニチュアダックスフンドは熱中症になりやすいとも考えられています。
水分補給も忘れずに行い、こまめに休憩を取ることを心掛けましょう。
引っ張り癖を付けさせない
ミニチュアダックスフンド身体が小さく首も細いため、首輪を使ってリードを引っ張ると首や気管に負担がかかりやすいです。
また、先述したように椎間板ヘルニアも発症しやすいことから、首への過度な負担は椎間板ヘルニアのリスクも高めることになります。
そのため、散歩時にはハーネスを使用することをおすすめします。
ハーネスならば、身体全体でリードの引っ張りを受け止めるため、安全かつ快適に散歩ができるはずです。
ミニチュアダックスフンドを散歩嫌いにさせない方法
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これはミニチュアダックスフンドに限った話ではありませんが、犬によっては散歩嫌いになってしまうこともあります。
犬が散歩嫌いになると、運動不足やストレスの原因にもなってしまうでしょう。
次に、ミニチュアダックスフンドを散歩嫌いにさせない方法をご紹介します。
疲れるまで散歩をさせない
ミニチュアダックスフンドに限らず、犬を散歩嫌いにさせないためには、疲れるまで散歩をさせないことが大切です。
「もう少しだけ散歩がしたいなぁ」と犬が考えているうちに帰宅することで、犬は次の散歩が楽しみな状態で散歩を終えることができるでしょう。
また、疲れるまで散歩をさせないことは、ミニチュアダックスフンドの椎間板ヘルニアのリスクを下げることにも繋がります。
無理に散歩をしない
ミニチュアダックスフンドは好奇心旺盛で活動的な犬種なので、基本的には散歩好きが多いです。
しかし、過去に怖い思いをしたなどのトラウマがある犬は、特定の場所だけ嫌がることもあるでしょう。
そんな時には、無理に散歩を続けなくても問題ありません。
むしろ、無理やり散歩を継続させようとすると、それがさらにトラウマとなって飼い主との信頼関係にも溝ができてしまいます。
犬が散歩を嫌がる日は、室内での遊び時間を多めに確保するなどの工夫をすることで、犬の散歩嫌いは軽減していくことが期待できるでしょう。
遊びながら散歩をする
犬にとって、散歩は楽しいものでなければなりません。
犬の毎日の楽しみは食事と散歩が中心なので、散歩が嫌いになってしまうと生活のほとんどを楽しく過ごせなくなってしまいます。
そのため、ミニチュアダックスフンドと散歩をする時は楽しく散歩ができるように、遊びながら散歩をすると良いでしょう。
「今日はいい天気だね」と犬に話しかけながら散歩をして、人通りの少ない場所であればおやつやおもちゃなどを与えながら散歩をするのもおすすめです。
犬にとって散歩がポジティブなものになれば、自然と散歩好きになっていくでしょう。
ミニチュアダックスフンドの散歩に必要な持ち物
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ミニチュアダックスフンドの散歩には、どのような持ち物が必要なのでしょうか?
ここでは、ミニチュアダックスフンドの散歩に必要な持ち物をご紹介します。
リード
当然ながら、犬の散歩をする際はリードが必要になります。
人によっては伸縮リードを使用することもあるでしょうが、伸縮リードは犬のコントロールがしにくいため、おすすめしません。
特に足腰の弱いミニチュアダックスフンドに伸縮リードを使用すると、常に首が引っ張られた状態になってしまい、足腰に大きな負担となってしまいます。
また、地域の条例によっては犬のリードの長さに制限があることも多いことから、2m前後の一般的な長さのリードを使用するようにしましょう。
ハーネス
先述したように、ミニチュアダックスフンドの首に負担をかけにくくするために、散歩時はハーネスを使用すると良いでしょう。
ハーネスであれば、リードの衝撃が身体全体に分散されることから、椎間板ヘルニアのリスクも低くなるはずです。
水飲みボトル
ミニチュアダックスフンドの散歩時は、飲み水ボトルを持ち歩くようにすると良いでしょう。
こまめに水分補給をさせることで、犬の熱中症対策になります。
また、飲み水ボトルを持ち歩くことで、排泄時の簡単な掃除もすることができるでしょう。
ミニチュアダックスフンドの散歩にあると便利な持ち物
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最後に、ミニチュアダックスフンドの散歩にあると便利な持ち物をご紹介します。
これらの持ち物はなくても問題はないですが、用意しておくと散歩をスムーズに楽しむことができるでしょう。
おやつ
ミニチュアダックスフンドと散歩をする際は、おやつを持ち歩くのもおすすめです。
当然ながら犬用に作られたおやつでなくてはいけませんが、犬のおやつはコミュニケーションのほか、しつけの際のご褒美としても使用できます。
ただし、何度もおやつを与えて食事ができなくなってしまうと、必要な栄養素を摂取できなくなってしまうため注意しましょう。
また、椎間板ヘルニアのリスクが高いミニチュアダックスフンドにとって肥満は大敵なので、おやつの与えすぎにも気を配る必要があります。
おもちゃ
犬と楽しみながら散歩をするためには、おもちゃは欠かせません。
特に犬の散歩は、飼い主と犬とのコミュニケーションの場でもあります。
おすすめのおもちゃの使用方法としては、散歩時に突然おもちゃを与えることです。
しつけのご褒美におもちゃを与えるのも良いですが、散歩時に突然おもちゃを与えることで、犬は「そろそろおもちゃがもらえるかも!」と期待して、飼い主のことをチラチラと見るようになります。
犬とのアイコンタクトもコミュニケーションになるため、散歩時はおもちゃも上手に利用しましょう。
レインコート
ミニチュアダックスフンドと雨の日の散歩も快適に楽しめるように、レインコートを持ち歩くのもおすすめです。
特に長毛のミニチュアダックスフンドの場合は、被毛が雨に濡れてしまうと乾かすのが大変ですし、不衛生でもあります。
レインコートを持ち歩いておくのもそこまで荷物にはならないため、お散歩バッグに常にレインコートを入れておくことをおすすめします。
ミニチュアダックスフンドとの散歩を楽しもう!
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ミニチュアダックスフンドは好奇心旺盛で、散歩好きな犬種です。
しかし、胴長短足のミニチュアダックスフンドは、椎間板ヘルニアのリスクが高いため、長時間の散歩は避けたほうが良いでしょう。
1日の散歩時間は朝晩合計60分以内に抑えて、足腰に負担がかからないように朝晩で分散させることをおすすめします。
ミニチュアダックスフンドと散歩を楽しめるように、おやつやおもちゃなどを持ち歩いておくと、いつでも犬とコミュニケーションをとれるようになるでしょう。
CoCo Terrace(参照日:2024-08-05)
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はっぴーDOG(参照日:2024-08-05)
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snowdrop Plus(参照日:2024-08-05)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。