犬の正しい抱っこの仕方とは?おすすめ抱っこ紐もご紹介

愛犬に正しい抱っこができれば、信頼関係がさらに築けるはずです。
しかし、間違った抱っこをしてしまうと、身体を痛くしたり抱っこ嫌いになったりするため、正しい抱っこができるようにならなければいけません。
この記事では、犬の正しい抱っこの仕方、NGな抱っこの仕方をご紹介します。 2024年05月18日作成

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犬の正しい抱っこの仕方

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まずは、犬の正しい抱っこの仕方をご説明します。
正しい抱っこを覚えて、愛犬に抱っこ好きになってもらいましょう。

小型犬や中型犬の抱っこの仕方

まずは、片手を犬の脇の下に回します。そして、もう片方の手で犬のお尻を包み込むように抱き上げましょう。最後に、そのまま犬を胸元に引き付けるように抱っこをすれば完成です。

これがオーソドックスな犬の抱っこの仕方です。
この抱っこの仕方であれば、犬は飼い主の胸元で安定感があるため、安心するでしょう。
しかし、大型犬であれば重すぎてこの抱っこはできないはずです。

大型犬の抱っこの仕方

大型犬を抱っこする時は、さらにシンプルです。犬の横に立ち、両手で犬の胸とお腹の部分を抱きかかえます。そしてそのまま立ち上がり、できる限り犬を胸元に引き寄せたら完成です。

この抱っこの仕方であれば、大型犬の腰を痛めることなく、安定して抱っこすることができます。
しかし、大型犬を長時間抱っこすることは現実的ではありません。
主にこの抱っこの仕方は、動物病院で犬を診察台に乗せる時に役立つでしょう。

まずは抱っこの練習から始める

いきなり犬を抱っこしようとしても、抱っこに慣れていなければその場から逃げようとしたり暴れたりしてしまいます。
そのため、最初は短時間の抱っこの練習から始めましょう。
犬に優しく声をかけて抱っこした後、数秒経ったら犬をその場から下ろしてあげます。
そして、ご褒美として犬用おやつを与えましょう。
これを繰り返すことで、犬は抱っこをされたらご褒美がもらえると学習して、徐々に抱っこが好きになっていくはずです。

犬のNGな抱っこの仕方

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次に、犬のNGな抱っこの仕方を解説します。
犬の身体を痛めないように、これらの抱っこはしないようにしましょう。

無理やり抱っこをしない

犬が抱っこを嫌がった時に、暴れないように力を込めて抱きしめたり、足を掴んだりするのは絶対にやめましょう。
犬が抱っこ好きになってもらうためには、犬が少しでも嫌がる素振りをみせたらすぐに下ろしてあげることです。
無理やり抱っこをすると、犬が抱っこ嫌いになることはもちろん、その場から落下して怪我をしてしまう可能性もあります。

仰向けで抱っこをしない

犬を、人間の赤ちゃんのように仰向けで抱っこをするのはNGです。
犬を仰向けで抱っこすると、背骨や腰に負担がかかってしまいます。
また、仰向けで抱っこをしている時に犬が暴れて落下したら、大きな事故に繋がる可能性もあるでしょう。

縦抱きはしない

犬の抱っこは、基本的に横向きに行う必要があります。
犬の身体が地面に対して垂直になるような縦抱きは、背骨を痛める原因になってしまうでしょう。

犬の両脇に手を入れる抱っこ

人間の子どもを「高い高い」する時のように、犬の両脇に手を入れる抱っこの仕方もNGです。
この抱っこの仕方も、犬の身体に大きな負担がかかってしまいます。
これは犬の身体が大きければ負担も大きくなるため、特に運動量が多い犬は関節を痛めて歩けなくなってしまうリスクもあることから、絶対に止めましょう。

おすすめの犬用抱っこ紐4選

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犬を抱っこする時は、抱っこ紐を使用するのもおすすめです。
抱っこ紐を使用することで、愛犬の抱っこの負担が少なくなるでしょう。

snowdrop オリジナル スリング

犬が飼い主と密着できるように、あえて小さく設計された犬用抱っこ紐です。
普段の抱っこのように自然に抱きかかえることができるため、犬も安心して身をゆだねることができるでしょう。
また、重さ200gでとても軽いため、持ち運びにも便利です。


snowdrop オリジナル スリング

おんぶも抱っこも出来る2wayキャリーバッグ

犬の身体をしっかりと固定できる、犬用抱っこ紐です。
おやつや小物を入れられるポケットが付いているのも、嬉しいポイントといえます。
また、尻尾が長い犬にも対応できるように、尻尾用の穴がついています。


おんぶも抱っこも出来る2wayキャリーバッグ

KS rktdhop ドッグスリング

肩パット部分にクッションが入れてあるため、飼い主の肩の負担を軽減できる犬用抱っこ紐です。
バックルが付いており、ワンタッチで簡単に装着することができます。
また、犬の飛び出し防止フックが付いているのもポイントです。


KS rktdhop ドッグスリング

肩紐調整 ペットスリング

肩紐の長さを調整できる、犬用抱っこ紐です。
肩のストラップは約10cmで幅が広い作りになっているため、長時間着け続けても肩が痛くなりにくいでしょう。
また、3つのサイズ展開がされていますが、もっとも重いLサズでも約200gと、軽量な作りになっています。


肩紐調整 ペットスリング

犬に抱っこ好きになってもらおう

出典:https://www.shutterstock.com/

犬を正しく抱っこすることで、犬は飼い主に抱っこされるのが好きになってくれるはずです。
また、抱っこに慣れていない犬でも、犬用おやつなどのご褒美を与えながら練習を続けることで、抱っこ好きになるでしょう。
犬を抱っこする上で大切なことは、無理やり抱っこをしないという点です。
犬を無理やり抱っこすると、暴れて怪我をしたり抱っこ嫌いになったりしてしまいます。
今回ご紹介した犬用抱っこ紐も使用しながら、愛犬が楽しめるような抱っこをすることが大切です。

参考サイト
snowdrop Plus(参照日:2024-03-15)
https://item.rakuten.co.jp/snowdrop/da017/

ガリペット(参照日:2024-03-15)
https://item.rakuten.co.jp/galipette/a0082/

KS rktshop(参照日:2024-03-15)
https://item.rakuten.co.jp/ks888/slingbag-00/

Fasao(参照日:2024-03-15)
https://item.rakuten.co.jp/fasao/rfasao0081/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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