ゴールデンレトリバーの健康を考えたフード選びのポイントとは?おすすめフードもご紹介

愛犬にとって、毎日の元気の源とも言えるドッグフード。できれば体のことを考えて良いものを選びたいですよね。ここでは、ゴールデンレトリバーのフード選びで見ておきたいポイントや、おすすめのフードをご紹介します。 2024年05月05日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬の食べ物犬のカテゴリ - 犬の食べ物
  • VIEW:1,219

ゴールデンレトリバーの健康を考えたドッグフードを選ぶポイント

出典:https://www.shutterstock.com

温厚で頭がよく、人懐こい性格の子が多いとされるゴールデンレトリバー。起こり得る病気のすべてをフード選びで防ぐことはできませんが、一部の病気や症状はドッグフードの質や内容によって状況が良い方に変わる可能性もあります。

例えば、皮膚のトラブルに悩むワンちゃんが、ドッグフードを変えたらその悩みが緩和したというケースはよくあります。肥満に悩む子がダイエットに向いたフードに切り替えて体重のコントロールがしやすくなるなどの例も少なくないでしょう。

そう考えると、毎日のフード選びは適当に選ぶのではなく、愛犬の体質や状態に応じたものが理想的ですよね。では、ゴールデンレトリバーにとって良いとされるドッグフードのポイントを押さえていきましょう。

主原料に良質な動物性タンパク質が記載されている

犬にとって動物性タンパク質は必要不可欠な栄養です。外耳炎や皮膚炎にかかりやすい犬種であることから、良質なタンパク質を摂取して皮膚や被毛、細胞の健康につなげましょう。タンパク質は植物性の原料からも摂ることができますが、植物性の原料が中心のフードは胃腸に負担をかけることとなり、皮膚や被毛のトラブルがおきやすくなると言われています。

ドッグフードの表示を見ると、原料の部分の一番はじめに書かれている食材が主原料となります。できれば、「鶏肉」や「馬肉」、「サーモン」などひとめで何の食材か分かるものが安心です。

低脂肪・低カロリー・低炭水化物

一般的に、ゴールデンレトリバーの理想体重は25kg~34kgとされています。個体によって理想的な体重は異なるため、この数値内でも肥満と判断されることはあるでしょう。見極めが難しい場合は、獣医師に聞いてみることをおすすめします。

いずれにせよ、ゴールデンレトリバーは太りやすい犬種です。肥満になると、心臓や関節に負担がかかり、様々な病気の引き金にもなりかねません。痩せている場合や医師からの指示がない場合は、低脂肪・低カロリー・低炭水化物のフードが良いでしょう。

アレルギーを起こしやすい食材が含まれていないもの

ワンちゃんの体質によって、合う食材と合わない食材があるかもしれません。明らかにアレルギーがある場合はその食材を避ける必要がありますが、そうでない場合はアレルギーを起こしやすい食材をできるだけ避けた方が無難です。

小麦やトウモロコシは、ドッグフードに使われることも珍しくありませんが、体質に合わなければ皮膚炎などのトラブルにつながる恐れもあります。特に、原料の一番はじめにこれらの食材が記載されている場合は、注意が必要です。

必要のない添加物が含まれていないもの

一部の安価なドッグフードには、食いつきをよくするための化学的な香料や、見た目をよくするための化学的な香料などが用いられています。添加物のすべてが悪いわけではありませんが、本来必要のない添加物をわざわざ摂取するのは避けた方が無難です。

ドッグフードの品質を落とさないように自然由来の食材を用いたり、出汁や新鮮な食材を使って自然の香りで食欲をそそるように工夫されたフードはたくさんあります。

ゴールデンレトリバーにおすすめのフード15選

INUMESHI フィースト 1歳以上 大型犬用

主原料は、必須アミノ酸をたっぷり含むチキンを使用。小麦や牛肉、豚肉、乳製品などを使わず、アレルギーの原因になりにくいよう配慮されています。素材は自然からとれるものばかりで、人工的な添加物が気になる飼い主さんにも選びやすくなっています。


INUMESHI フィースト 1歳以上 大型犬用

ブラバンソンヌ 大型犬

動物先進国として知られる、ベルギー産のプレミアムフードです。動物性タンパク質は60%である反面、穀物由来のタンパク質は0%。植物性タンパク質は28%となっており、穀物アレルギーが心配な子も食べやすくなっています。主原料に使われているチキンは低温でじっくりと加工され、本来の栄養をできるだけ壊さない工夫が行われています。


ブラバンソンヌ 大型犬

ニュートロ ナチュラル チョイス ラム&玄米

主原料のラム肉には、ビタミンB群や亜鉛が豊富に含まれており、アレルギーが起こりにくい食材としても知られています。皮膚や被毛、関節ケアのための栄養も含まれており、添加物は不使用です。


ニュートロ ナチュラル チョイス ラム&玄米

ニュートロ ナチュラルチョイス 中型犬~大型犬用 成犬用 チキン&玄米

こちらもニュートロナチュラルチョイスですが、主原料はチキン生肉・乾燥チキンとなっています。腸内環境を健やかに保つ上で役立つとされる、玄米やオートミールといった食物繊維も含まれており、皮膚や被毛の健康も考慮されています。


ニュートロ ナチュラルチョイス 中型犬~大型犬用 成犬用 チキン&玄米

ニュートロ シュプレモ 中型犬~大型犬用 エイジングケア シニア犬用

シニア期にさしかかったら、エイジングケアに着目したフードに切り替えるのもおすすめです。素材本来の美味しさが活きるシリーズのフードで、ドーナツのような形状をしているため噛み砕きやすいのも嬉しいポイント。


ニュートロ シュプレモ 中型犬~大型犬用 エイジングケア シニア犬用

アカナ アダルトラージブリードレシピ 大型犬用

本来の犬の食性である肉食に着目し、豊富な動物性タンパク質が含まれているフードです。食材のクオリティにもこだわり、炭水化物は極力減らし、穀物を使っていない点も特徴です。


アカナ アダルトラージブリードレシピ 大型犬用

ラスミック パーフェクション サーモン

高品質なサーモンを主原料とした、全年齢・全犬種対応のドッグフードです。食材はすべて天然のものばかりで、化学的な添加物は不使用。大型犬や中型犬が食べやすい、大粒サイズのものもあります。


ラスミック パーフェクション サーモン

アーテミス フレッシュミックス アダルトドッグ

品質の高さに定評のある、アーテミス社のドッグフードです。中型犬や大型犬の理想的なコンディションを維持するために考えて作られており、対象となるのは1歳~6歳まで。食材は人間が口にできるレベルのものばかりを使用し、複数のタンパク質をとることで特定のタンパク質の蓄積によるアレルギーのリスクを分散させています。


アーテミス フレッシュミックス アダルトドッグ

ロイヤルカナン マキシ アダルト

15ヶ月~5歳までを対象とした大型犬用のフードです。負荷がかかりがちな大型犬の関節に配慮し、消化の良さにもこだわって複数の食物繊維をバランス良く含んでいます。


ロイヤルカナン マキシ アダルト

ドットわん ドッグフード

全犬種・全年齢対応のドッグフードです。検査済みの国産牛をベースとしており、国産無添加で作られています。日本の厳選された食材は、それぞれ異なる方法で下処理され、食材の味や旨味がしっかり引き出せるよう工夫されており、消化吸収にも良いのだそう。


ドットわん ドッグフード

ボッシュ ハイプレミアムアダルトチキン&キビドッグフード

原材料に含まれているキビは、ビタミンB群やミネラル、食物繊維、アミノ酸などを含んでいます。大型犬の必要とする栄養をバランスよく配合しており、理想的な体型の維持に役立ちます。


ボッシュ ハイプレミアムアダルトチキン&キビドッグフード

ブラックウッド 1000

全犬種対応の、成犬期~老齢期を対象としたフードです。人工的な添加物は不使用で、原材料はアメリカ産、人間が口にできるレベルのものが使われています。過去に1度もリコールを経験しておらず、アメリカではとても人気の高いブランドです。


ブラックウッド 1000

ピュリナプロプラン オプティライフ 中型犬~大型犬成犬用

良質なチキンを原材料にとりいれ、大型犬が活発に動けるよう関節や消化の良さも考慮。DHAやEPAは、歯茎の健康にも役立つでしょう。


ピュリナプロプラン オプティライフ 中型犬~大型犬成犬用

プロマネージ 成犬用 ゴールデンレトリーバー専用

ゴールデンレトリバーの悩みや、大型犬が必要とする栄養に着目して作られている専用フードです。ビートパルプの配合により、腹持ちが良く体重管理にもおすすめです。


プロマネージ 成犬用 ゴールデンレトリーバー専用

ウェルケア ドッグフード・レトリバー専用 オールステージ

レトリバー種に合わせて栄養バランスを考えられている点が特徴です。関節の健康に配慮し、グルコサミンやコンドロイチンも配合。こちらはオールステージ用ですが、シニアステージ用のものもあります。


ウェルケア ドッグフード・レトリバー専用 オールステージ

ゴールデンレトリバーのために健康に配慮したフードを選ぼう!

ドッグフードは、ペット用品のお店だけでなく、スーパーやドラッグストア、インターネット等で豊富に取り扱われています。現在は、原料や栄養バランス、製法にこだわって製造されているフードが多数あり、インターネット通販まで選択肢を広げると愛犬にとってベストなフードも見つけやすくなるかもしれません。ぜひ、何となくドッグフードを選んできたという方は、こだわりを持って選んでみてはいかがでしょうか。

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

オススメ

新着記事