部屋が狭くても猫は飼える?猫を飼う際の部屋の広さについて

「猫を飼いたいけど、いまの部屋が狭くて飼えるか不安……」と、悩んでいる人も多いでしょう。
実際に、部屋が狭くても猫を飼うことは可能なのでしょうか?
この記事では、部屋が狭くても猫を飼うことはできるかどうか、猫のための部屋づくりのポイントなどをご紹介します。 2024年01月15日作成

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部屋が狭くても猫を飼うことはできる?

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まずは本題である、部屋が狭くても猫を飼うことはできるかどうかについて解説します。
併せて、狭い部屋でも猫が楽しめる工夫についても見ていきましょう。

部屋が狭くても猫を飼うことはできる!

結論から言うと、部屋が狭くても猫を飼うことはできます。
もちろん部屋が広いと猫が自由に思い切り走り回れるので、部屋が広いに越したことはありません。
しかし、猫は1日の大半を寝て過ごす動物のため、走り回れることよりも重要視する点がたくさんあります。

上下運動ができるのは必須

テレビなどで、野良猫が木の上や電柱など、高い場所に登って下りられなくなっている姿を見たことがある人は、多いのではないでしょうか?
猫は、高い場所が大好きな動物です。
高い場所は獲物を探したり外敵から身を隠したりするのにぴったりな場所なので、ペットとして飼われている猫も本能的に高い場所を好むようになります。
そのため、部屋が狭くても上下運動ができるようにしましょう。
猫が上下運動できるグッズとしては、キャットタワーが代表的です。
また、キャットウォークもあれば、狭い部屋でも猫は楽しんで移動できるでしょう。

整理整頓がされていれば大丈夫

狭い部屋でも猫を飼うことは可能ですが、物がそこら中に散らかっているのは絶対に止めましょう。
ただでさえ狭い部屋なのに、いろいろな物が落ちていると猫は安心して歩くことができません。
また、誤飲などの原因にもなります。

走れるスペースも確保する

狭い部屋であっても、猫が直線的に走れるスペースは確保してあげましょう。
猫も、たまには思い切り走ってストレス解消をしたくなります。
なるべく部屋には無駄な物を置かずに、猫が走りやすい環境を整えてあげることが大切です。

猫のための部屋づくりのポイント・注意点

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猫を飼うのであれば、部屋全体を猫中心に考える必要があります。
次に、猫のための部屋づくりのポイントや注意点をご説明します。

食事スペースやトイレは落ち着ける場所に設置する

猫が安心して食事やトイレができるように、水飲み用の食器やトイレは、静かな場所に設置してあげましょう。
また、猫はきれい好きな動物なので、こまめなトイレ掃除は当然ですが、食器とトイレを離して設置する必要もあります。

日向ぼっこできるスペースを確保する

猫は、暖かい場所が大好きです。
特に日向ぼっこを好むため、部屋が狭くても日向ぼっこできるスペースは確保してあげましょう。
理想はキャットタワーで日向ぼっこができることですが、それが難しければ猫が寝そべることができるくらいの日向ぼっこのスペースを用意することをおすすめします。

猫が安心できるスペースを確保する

猫は、警戒心が強い動物です。
また、飼い主のことを大好きな猫であっても、プライベートな空間は必要です。
そのため、来客時に隠れることができるようなスペースを確保してあげましょう。
ドーム型の猫用ベッドなど、猫の寝床にもなるようなものが理想です。

狭い部屋でも置けそうなキャットタワー4選

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猫は部屋の広さよりも上下の運動ができることを望むので、部屋が狭くてもキャットタワーを設置する必要があるでしょう。
最後に、狭い部屋でも置けそうなキャットタワーをご紹介します。

省スペース 猫ランド

スリムな形でありながら、広いベッドとハンモックが付いたキャットタワーです。
これほどのスペースがあれば、大型猫でもゆったりと寝ることができるでしょう。
また、猫が隠れるスペースが用意されているのも嬉しいポイントです。


省スペース 猫ランド

キャットタワーStadium つっぱり式 キャットタワー

狭いスペースにも設置できるのが、このキャットタワーです。
突っ張り棒のように固定するタイプなので、細くても安定感があります。
クリアボウルベッドも付いており、猫がリラックスする姿を下から楽しむことができるでしょう。


キャットタワーStadium つっぱり式 キャットタワー

キャットタワーStadium SLIMOA

省スペースなキャットタワーでありながら、ハンモックが2つも付いています。
階段部分もたくさんあるため、上り下りもしやすいでしょう。
スタイリッシュで、おしゃれなデザインなのも特徴です。


キャットタワーStadium SLIMOA

キャットタワースタジアム Mini

シンプルで小さめに作られた、キャットタワーです。
土台がしっかりとしているため、猫が飛び乗っても倒れる心配はありません。
また、高さが146cmとほかのキャットタワーと比べると低く、子猫やシニア猫にもおすすめです。


キャットタワースタジアム Mini

狭い部屋で猫を飼うのは工夫が大切

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狭い部屋でも、猫を飼うことは可能です。
もちろん広い部屋で飼うのが理想ですが、狭い部屋でも工夫をすることで猫がストレスなく生活できるでしょう。
大切なのは、猫が上下運動を行える環境です。
キャットタワーやキャットウォークを設置して、猫が狭い部屋でも自由に動き回れるようにしましょう。
また、食事やトイレのスペースは、必ず静かで落ち着ける場所に設置します。
ほかにも、来客時に隠れられるスペースを用意するなど、猫のことを最優先に考えた部屋づくりが大切だといえるでしょう。

参考サイト
nagaipet(参照日:2023-11-14)
https://item.rakuten.co.jp/nagaipet/amt0110/

Liv House(参照日:2023-11-14)
https://item.rakuten.co.jp/neolead/nl-ctp01/
https://item.rakuten.co.jp/neolead/nl-cs175/
https://item.rakuten.co.jp/neolead/nl-spj01/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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