ポメラニアンのドッグフード選びで注意したいポイントとおすすめのフード15選

ドッグフードへのこだわりは、飼い主さんによって違うかもしれません。出来るだけ、愛犬にとって良いフードを選んであげたいという気持ちは、共通なのではないでしょうか。

私たちもそうですが、食べるものが体をつくる源となります。その量や栄養のバランスによって、健康を維持しやすくなることもあれば、体調を崩す原因につながることもあります。

ドッグフード選びだけで病気のすべてを防ぐことはできませんが、体質に合わないドッグフードを避けることが必要以上に病気のリスクを高めることを防ぐことにはつながります。例えば、アレルギーを起こしやすい食材を避けたり、ダイエットの必要な子が低カロリーのフードを選んだりといったことが考えられるでしょう。

その他にも、ポメラニアンのフード選びで注意したいポイントはいくつかあります。一緒に確認していきましょう。

ドッグフードは、大きく分けてドライフードとウェットフードがあります。食欲がない、シニアである、歯が弱いなどの理由がない限り、どちらかと言えばドライフードの方がおすすめです。

なぜなら、ポメラニアンは他の犬種に比べると歯と歯の間に隙間があり、ウェットフードを食べると歯垢がたまりやすくなるからです。

ドッグフードの第一主原料は、肉や魚であるものがおすすめです。さらに、その食材が人間も食べられるレベルの品質であることが望ましいでしょう。タンパク質は、体のあらゆるものをつくる基本になります。

穀物でかさ増しをしたものや、「○○ミール」など表記を見てもよく分からない原料が記載されている場合は、分かる範囲で調べてみてから判断されることをおすすめします。

添加物のすべてが悪いわけでありませんが、嗜好性を高めるためだけに用いられている添加物は、本来は必要のないものです。また、着色料なども、犬にとってはあまり関係がないものです。近年は、自然由来のものだけで製造されるフードがたくさん販売されています。

アレルギーの指摘を受けたことがない犬でも、フードによって体質に合う・合わないがあるように、食べるものを変えるだけで健康面に良い効果をもたらす場合もあります。

アレルギーの有無については、動物病院で診てもらうのが一番ですが、その必要性がない場合は、アレルギーを起こしやすい食材に注意するのもおすすめです。

ポメラニアンは、淡くてふわふわとした毛並みが特徴的な犬種です。この美しい被毛を保つために、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が役立つと言われています。これらの必須脂肪酸は、食べたものからしか補充できません。

また、小型犬種の場合、骨折や関節の病気にかかりやすいとも言われています。コンドロイチンやグルコサミンなどの成分が入っているフードも良いでしょう。

全犬種適応のドッグフードです。ポメラニアン以外のワンちゃんも一緒に暮らしている場合でも選びやすいのではないでしょうか。高たんぱく・低炭水化物のフードとして知られるブランドで、米やトウモロコシは使用されていません。主原料は新鮮鶏肉、乾燥鶏肉です。

複数の上質なタンパク質と、オメガ3・オメガ6脂肪酸を配合したフードです。関節をサポートする成分も含まれています。全犬種・全年齢に対応しており、シニアになってからフードを切り替える必要がありません。

厳選したヒューマングレードの食材を使ってつくられる、オリジナルフードです。ドッグフードにありがちな油っぽい匂いはありません。粒の大きさやお肉の種類などが選べるため、愛犬の好みに合うフードが見つけやすいのもポイントです。

ダイエットが気になる小型犬や、シニアの小型犬のために作られたフードです。消化能力や老化、肥満による内臓への負担などを考慮して作られており、関節をサポートする成分やお腹の健康を助ける成分なども含まれています。

穀物にアレルギーのある子に選びやすい、グレインフリーのドッグフードです。第一主原料は良質なチキンで、オメガ3・オメガ6脂肪酸も含んでいます。腸内の善玉菌を増やす乳酸菌や、関節のサポートに役立つグルコサミンなども配合。1歳以上の成犬用です。

ラム肉を第一主原料としたドッグフードです。ブリスミックスのフードには、K12菌という口腔内善玉菌が配合されている点も特徴。虫歯や口臭の原因になる悪玉菌をおさえる効果が期待できるそうです。また、人工保存料や着色料を使わず、消化の良さにも配慮。人間の食品基準で安心できる素材が使われています。

国産の無添加フードにこだわりたい飼い主さんにおすすめのドッグフードです。石川県の地元食材をたっぷり使ってつくられる無添加のフードで、全年齢・全犬種に対応しています。こちらはお試しサイズなので、まずは少量で様子を見たい場合に便利です。

ヒューマングレードのみの食材で、完全無添加、すべての栄養を天然の食材だけで摂ることにこだわって作られています。完全無添加で世界栄養基準であるAAFCOに適合するのは珍しく、注目度も高いフードと言えるでしょう。

魚を第一主原料としたドッグフードです。魚には必須脂肪酸が豊富に含まれていて、高タンパク・低カロリー。イタリアのFEDIAFのガイドラインに沿って作られている、品質のたかさも魅力です。

ドッグフードには適正年齢というものがあります。全年齢対象のフードもありますが、どちらかと言えばパピー・成犬・シニアに分かれているものが多いでしょう。パピーの時期は必要な栄養が成犬とは異なります。このフードは、第一主原料をチキンとし、子犬の健康な発育や消化の良さに配慮して作られています。

室内で生活をする小型犬の特徴に配慮して作られています。体重管理、美しい被毛、消化の良いタンパク質などで、運動量の少ない小型犬の健康に役立つと期待できます。

アボカドオイルが配合されており、被毛や皮膚のトラブルに困っているワンちゃんによく選ばれています。消化に優れ、余分な油が残らないように配慮されており、涙やけや体臭、口臭、肥満などの軽減に役立つのだそう。小麦アレルギーの子にもおすすめです。

小型犬の成犬のために作られた、消化や栄養の吸収に優れたフードです。第一主原料は新鮮な鶏肉、小型犬に役立つ栄養をバランスよく配合しています。

国産の無添加ドッグフードです。生食に限りないドライフードを目指して作られており、低アレルゲンの食材とたっぷりの生肉を使用。

小型犬の成犬のための総合栄養食です。良質なチキンを使用し、DPAやEPAの配合により歯茎の健康をサポート。善玉菌による腸内環境の健康にも効果が期待できそうです。

外国産に限らず、近年は日本国内のメーカーでも無添加にこだわった品質の高いフードが多く販売されています。一度、愛犬の健康を考えて、ふだん与えているフードを見直したり、健康面での不安がないか確認してみましょう。