【文鳥の日】文鳥ってどんな鳥か知ってる？文鳥の性格や飼い方を解説【10月24日】

「て（10）に（2）し（4）あわせ」手に幸せの語呂合わせから、毎年10月24日は文鳥の日に制定されています。つぶらな瞳、可愛らしいフォルムでペットとして人気の高い鳥類ですが、いったいどんな鳥なのかご存知ですか？この記事では、文鳥について解説していきます。

まずは、文鳥の性格をご説明します。
ほかの鳥とは異なる、文鳥ならではの性格を知っておきましょう。

文鳥は、とても活発で明るい性格の持ち主です。
先述したように、求愛をする時には踊ったり歌ったりすることもあり、日頃生活をする上で文鳥の可愛らしい鳴き声に癒されることもあるでしょう。
しかし、文鳥は群れでいてもリーダーを作ることはありません。
そのため、文鳥を同じケージで飼育をしていると、リーダーがいないことから餌の奪い合いや縄張り争いをしてしまいます。
この餌や縄張りの奪い合いは、文鳥の活発な性格を裏付けるものともいえるでしょう。

文鳥によっては、繊細な性格をしていることもあります。
これは縄張り意識からくるもので、知らない文鳥が家に来たらストレスとなり、攻撃的になってしまうこともあるでしょう。
また、知らない人や環境にストレスを感じることもあるため、注意が必要です。

先述したように、文鳥は活発でありながら繊細な一面もある鳥です。
そのため、飼ってから慣れるまでには時間がかかります。
特に成長してからの文鳥は縄張り意識も強くなってしまっていることから、飼い主に対して攻撃的になってしまうこともあるでしょう。
可能であれば、文鳥は雛の時期から愛情を持って育てることをおすすめします。
もちろん根気強く育てることで、成長してからも懐くことはあります。

次に、文鳥の飼い方を解説します。
文鳥が快適に暮らせるような飼い方を、心がけましょう。

文鳥は、インドネシアのジャワ島やバリ島のような温暖な地域に生息する動物のため、暑さには耐性があります。
しかし寒さには弱く、15℃以下になると最悪の場合凍死してしまう可能性もあるでしょう。
特に文鳥の雛は寒さに弱いため、暑い時期であってもヒーターを使用して温度管理をする必要があります。
ちなみに、文鳥が快適に過ごせる温度は20～28℃程度となっており、寒い時期はヒーターで25℃前後を保てるようにすることが大切です。

文鳥は、水浴びが大好きです。
文鳥が水浴びをすることで身体がきれいになるほか、ストレス解消にも繋がります。
おそらくほとんどの文鳥が水浴びを嫌がることはありませんが、一部では嫌がることもあるでしょう。
当然ながら水浴びを嫌がる文鳥に対して無理やり水浴びをさせる必要はなく、喜んで水浴びをする場合にのみ水浴びをさせることをおすすめします。
ちなみに、文鳥の水浴びは週に一度は行ったほうが良いですが、毎日行っても問題はありません。

文鳥を小さなケージで飼い続けるのは、運動不足やストレスの原因になります。
そのため、毎日20～60分は部屋に放してあげるようにしましょう。
もちろん文鳥が脱走してしまわないように窓を閉め切るなどの対策はしなければなりませんが、毎日の運動は肥満や病気の対策にも繋がります。

文鳥に、指や尖ったものを向けてはいけません。
尖ったものを向けられると、文鳥はクチバシを向けられて喧嘩を売られたと感じてしまい、攻撃的になる可能性があります。
これは文鳥に対して恐怖を抱かせる原因にもなりますし、当然ながら大きな声で叱ったり威圧をしたりするのも避けなければなりません。

最後に、文鳥の飼育に必要なグッズをご紹介します。
これらのグッズがあれば、スムーズに文鳥を飼うことができるはずです。

シンプルで清潔感のある鳥用ケージです。
大きく開く天井窓で、文鳥の出入りもしやすいでしょう。
また、餌入れや止まり木なども備え付けられており、このケージがあればすぐに文鳥を飼育することができるはずです。

文鳥が、ゆったりと水浴びを楽しめるグッズです。
出入り部分のフチに太さがあるため、無理のない体勢で出入りできます。
また、上下で分けることができ、お手入れも簡単です。

電球タイプのヒーターで、熱を反射して周囲の空気を暖めてくれます。
また、スチール製のカバーで保護されているため、文鳥がイタズラをする心配もありません。
ただし、自動温度調節機能が付いておらず、定期的にヒーターの温度を確かめる必要があります。

寒い時期には、文鳥のためにケージに防寒カバーを被せてあげると良いでしょう。
ジッパーで、簡単に取り外しができます。
ただし、可燃性であるためペット用ヒーターとの併用はせずに、部屋全体をエアコンなどで暖めながら使用することがおすすめです。

文鳥は活発で明るい性格をしているため、しっかりと飼えば甘えてくることもあります。
しかし、繊細な部分もあることから、根気良く飼わなければ攻撃的になってしまうこともあるでしょう。
また、暑さには強いですが寒さには弱いため、寒い時期の温度管理には十分に気を付けなければなりません。
寒い時期にはペット用ヒーターやケージ用カバーなどを使用して、適切な温度管理をしましょう。