犬の耳掃除の正しい方法とは?おすすめ耳掃除グッズもご紹介

犬も耳掃除を行うことが望ましい動物です。ただ、耳掃除は誤った方法で行ってしまうと耳を傷つけてしまい、疾患を引き起こしてしまう原因になる可能性もあります。ここでは、犬の耳掃除の正しい方法や、おすすめの耳掃除グッズをご紹介します。 2023年04月19日作成

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犬の耳掃除の正しい方法とは?

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犬も耳垢がたまることがあるため、定期的に耳を掃除してあげることが大切です。しかし、耳掃除のやり方を間違えると、耳が傷ついて外耳炎を引き起こすこともあります。そのため正しい耳掃除の方法を知っておく必要があります。
ここでは、犬の耳掃除の正しい方法をご紹介します。

耳周りをコットンで優しく拭き取る

耳掃除はまず、耳周りをコットンで拭き取ることから始めましょう。
乾いたコットンで力強く拭き取ってしまうと外耳道を傷つけてしまう可能性があるため犬用の耳掃除洗浄液を使用します。

コットンに耳洗浄液をつけて優しく拭き取ります。コットンは奥まで入れないようにし耳周りの汚れを落としましょう。

コットンは左耳と右耳で別のものを使用しましょう。両耳で同じコットンを使用してしまうと万が一片耳が病気になっている場合それをもう片方の耳に移してしまう可能性があります。
多頭飼育をしている場合、耳があまり汚れていなくてもコットンを新しいものに変えて耳掃除をしましょう。

耳洗浄液を使用する

耳掃除には、耳洗浄液を使用する方法もあります。耳洗浄液を犬の耳の中に注ぎ、耳の根本を優しく揉み込み、最後に犬に頭を振ってもらいます。犬が頭を振ることで耳の中の洗浄液や汚れを飛ばします。その後耳周りをコットンで拭き取って終了です。

ただ、この方法は犬の耳が健康な状態のときに限ります。犬の鼓膜に異常があるときには行ってはいけません。また、耳洗浄液は耳の中直接入れてもいいものかしっかり確認する必要があります。
耳の洗浄液に何を使用していいかわからないときは、かかりつけの動物病院で相談してみることもおすすめです。

耳の奥は触らないようにする

自宅での犬の耳掃除の際には、耳の奥は触らないようにすることが望ましいでしょう。耳の奥までコットンを入れてしまうと、耳の奥の方へと汚れを押し込んでしまうことがあるため注意が必要です。

また、綿棒や耳かきなどは使用することは控えましょう。これらは先端が硬すぎるため、耳の外耳道を傷つけてしまう可能性があります。
耳の汚れをしっかり除去したい場合は、動物病院で掃除してもらいましょう。

犬の耳掃除に必要なグッズとは?

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犬の耳掃除はいくつか必要なグッズがあります。グッズを活用することでより清潔に掃除をすることも可能です。
ここでは、犬の耳掃除に必要なグッズをご紹介します。

清潔なコットン

コットンは特に特別なものでなくても問題ありません。しかし、新品の清潔なコットンを使用しましょう。コットンはドラッグストアの化粧品コーナーにも販売しており、安いものでも問題ないでしょう。

耳洗浄液

耳洗浄液は犬の耳掃除グッズの一つで、耳の汚れをきれいに取り除くことができます。耳洗浄液には、コットンなどに染み込ませるものや、耳の中に洗浄液を直接入れるものなどあります。耳洗浄液を購入するときは使用方法をしっかり確認してから選ぶようにしましょう。

耳洗浄液は動物病院でも購入することができます。何を選んでいいのかわからないときには、獣医師に相談してみることをおすすめします。

必要に応じて耳周りの毛を刈る

犬の耳掃除では、必要に応じて耳の周りの毛を刈る場合もあります。特にたれ耳の犬種は耳周りの毛が多いと耳の中が蒸れやすく外耳炎を引き起こす原因にもなります。必ず毛を刈らなければいけないということはありません。

耳周りの毛を刈ることは犬に怪我をさせてしまうこともあるため無理に行わないようにしましょう。

おすすめの耳掃除グッズをご紹介

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犬の耳掃除のグッズはペットショップやホームセンターなどの場所でも数多く販売されています。耳洗浄液だけでもかなりの種類があるため、購入するときに悩んでしまいますよね。
ここでは犬の耳掃除におすすめの掃除グッズをご紹介します。

スーパーキャット らくらく耳そうじシート

耳掃除用のシートです。シートを指に巻きつけてシートの端を抑えるようにして耳周りを拭き取ります。ウェットティッシュのようになっており、1枚1枚清潔な状態で使用することができます。


スーパーキャット らくらく耳そうじシート

ノルバサン オチック

動物病院でも使用されている耳洗浄液です。コットンに液を含ませて優しく拭き取り使用します。汚れがひどいときには耳の中に直接入れることができます。しかし、鼓膜に異常がある状態では使用することができないため注意しましょう。


ノルバサン オチック

ビルバック ベッツケア イヤークリーナー

こちらも動物病院で使用されている耳洗浄液です。洗浄液はコットンにつけても、耳の中に直接入れても使用できます。しかしこちらも商品も先のものと同様に鼓膜に異常があるときは使用できません。


ビルバック ベッツケア イヤークリーナー

トーラス 耳クサイヤーシート

無漂白、無農薬有機栽培された綿花を使用したコットンです。皮膚がデリケートな犬にも使用することができます。耳掃除だけでなく、顔周りのケアなどにも使用することができます。


トーラス 耳クサイヤーシート

犬の耳掃除はプロに任せると安心

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ここでは、犬の耳掃除の方法や、おすすめの耳掃除グッズをご紹介しました。
耳はデリケートな器官です。犬の耳掃除のは間違った方法で行うと、犬の耳を傷つけてしまう可能性があります。そのため、自宅での犬の耳掃除をするは、耳周りを拭き取る程度にとどめておいた方が安心です。
しっかり耳掃除をしたい場合には動物病院やトリミングサロンなど、プロお願いすることが望ましいでしょう。

参考サイト
・楽天24 ペット館(参照日:2023-03-09)
https://item.rakuten.co.jp/nyanzaq/4973640007615/

・charm 楽天市場店 (参照日:2023-03-09)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/154901/

・本間アニマルメディカルサプライ (参照日:2023-03-09)
https://item.rakuten.co.jp/wwpc/4535023306922/

・行列のできるペット館(参照日:2023-03-09)
https://item.rakuten.co.jp/gyouretu-pet/4512063171529/

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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