ゴールデンレトリバーにはハーネス?それとも首輪?
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ゴールデンレトリバーのような大型犬の場合、毎日の散歩は合計で1時間を超えるケースも少なくありません。決して短くないこの時間、愛犬にはできるだけ負担の少ない方法で安全に散歩させてあげたいものですね。
よく、ハーネスとリードで迷われることがありますが、これは結論から言うと愛犬の好みにもよるそうです。首輪、ハーネスそれぞれのメリット・デメリットを考慮して選ばれることが多いですが、愛犬の好みによっても変わってきます。
ハーネスのメリット・デメリット
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ハーネスは、首輪のように首に集中して負担がかからないため、体に優しいと言われることが多々あります。その一方で、飼い主さんの意図が伝わりにくく、引っ張り癖が直りにくいとされています。
反面、首輪は着脱が簡単で迷子札をつけておけば脱走時にも役立つ点がメリットです。ハーネス派であっても、首輪をつけておくことが安全を守ることにもつながります。しかし、飼い主さんを力強く引っ張って歩く子には、首や気管に負担がかかり続けることとがデメリットにもなります。
こうした特徴を理解して、どちらを選ぶのか検討する必要があるでしょう。さらに、首輪よりもハーネスの方が首周りが気にならず落ち着ける子がいたり、ハーネスでは動きが萎縮したりと、好みによって分かれる部分もあります。最終的には、どちらを選ぶのかは、愛犬の好みに合わせる必要があるかもしれません。
まずはお散歩のしつけが大事
そもそも、引っ張り癖がない場合は、首輪でもハーネスでも問題なく使えるのではないでしょうか。首輪でも、ハーネスでも、しつけが上手くいかなければ引っ張り癖はつきます。トレーニングによって、飼い主さんの声に従うようになれば、無理に引っ張って困ることはなくなります。
ハーネスが体の負担を減らしてくれるというメリットにとらわれず、トレーニングを行って上手にお散歩ができるように目指していきましょう。
ゴールデンレトリバーのハーネスを選ぶときは
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ゴールデンレトリバーのハーネスを選ぶ際は、体型に合ったもの、そして耐久性の高いもの、動きを邪魔せず快適に着用できるものを選びましょう。生地の厚みや素材の強度、縫製など細かな部分のこだわりが分かるものがおすすめです。
ゴールデンレトリバーにおすすめのハーネス15選
LaLUCA ソフトハーネス
ワンタッチで簡単に装着でき、クッション加工で引っ張っても締め付けない、柔らかいハーネスです。メッシュ素材で通気性がよく、一年を通して使えます。頭をくぐらせて装着する必要がないため、着脱のストレスも最小限に抑えることができるでしょう。赤色のスイッチでロックをかけることができるため、安全性も高いです。
スポーツハーネス
頭からかぶって装着するタイプですが、抱き上げたり体を持ち上げたりする必要はないため、簡単に装着することができます。胸元と胴回りでしっかりホールドでき、活発な子の首への負担を減らしてくれます。軽量メッシュ素材で通気性があり、重みをさほど感じることもありません。
大型犬用 ソフトクイックハーネス デニム&ヒッコリー
ずれや摩擦の少ない、一年中活用できる大型犬用のハーネスです。サイズを測って、セミオーダーで依頼することも可能なので、愛犬の体型に合うか心配な場合にも便利です。洗濯機で洗っても問題なく、いつでも綺麗な状態を保つことができます。
ラロック ハッピーヒールハーネス DVD付き
引っ張り癖を直すトレーニングができるハーネスです。DVDが付属しており、体へ負担をかけずに、引っ張り癖を直す方法が動画で紹介されています。クッションがついており、食い込みによる痛みを軽減します。お散歩中に飼い主が立ち止まると、愛犬の顔が自然と振り向くように作用するため、コントロールがしやすい仕組みです。
おしゃれステップハーネス
バックルで簡単に装着できる、お財布にも優しい価格帯のハーネスです。幅広い犬種に対応できるサイズ展開なので、ゴールデンレトリバーの成長に合わせて徐々に大きいものを揃えていくのがおすすめです。
TAILUP ハーネス ハンドル付き
中型犬~大型犬に対応するハーネスです。生地が少ないため、一年を通して使いやすく、ノーマルタイプとメッシュタイプの2種類があります。生地の厚みがありしっかりしているのはノーマル、やや薄手で涼しい印象があるのがメッシュタイプです。ハンドルが付いており、もしシニア犬や介護が必要な犬が着用していても、ハンドルでサポートできるのが魅力です。
パピア ソフトエアーメッシュハーネス
カラーバリエーション豊富な、パピアのソフトハーネスです。面でしっかり支えるタイプで、生地は通気性の良いメッシュ素材となっています。胴周りをバックルベルトで調節し、体型に合わせることができます。
Julius K9 ハーネス 大型犬/size1
ヨーロッパを中心に世界各国で愛用されているメーカーのハーネスです。災害救助犬など、人と共に大活躍している犬にもよく使われるほど、運動量の高い犬向きのハーネスと言えるでしょう。動きを邪魔せず走りやすい、歩きやすいハーネスを探している飼い主さん必見です。服を着た上からも着用しやすいため、冬場の使用にもおすすめです。
zee.dog アジャスタブル メッシュ ハーネス
色の組み合わせや柄が特徴的な、おしゃれなハーネスです。身体を面で支える仕様なので、ひもが体に食い込まず快適です。素材はランニングシューズに使われる技術を応用したメッシュ素材となっており、夏場でも使用しやすくなっています。
ASHU 大型犬用 首に優しいクッションハーネス XL
首にあたる部分は厚くやわらかいクッションが入っており、お散歩時の負担を少なくしてくれます。胴周りのサイズは自由に調節が可能です。調節したひもがズレないように、しっかりとボタンで止められるため途中で緩む心配がありません。
zee.dog フライハーネス
面でしっかり支え、コントロールハンドルによりお散歩のしつけもできるハーネスです。大型犬のハーネスの中ではやや珍しい、ビビットカラーの組み合わせからシックな色合いのものまで、好みに合わせて選べます。全面ベルトには反射素材が使われており、夜道のお散歩時に役立ちます。
zee.dog Hハーネス
丈夫なテープのような素材でできた、H型のハーネスです。シートベルトに使われる素材のため、耐久性は抜群です。リードは、首か胴のいずれかでとめられるよう、フックは2ヶ所にあります。毛色に映える、個性的なデザインが目を引きます。
のび~るハーネス
引っ張っても痛くない、使いやすいハーネスです。特徴的なのは、チェストストラップと一体化したのびるハンドルで、愛犬が引っ張っても痛みを感じることなくコントロールできます。リードが取り付けられるDカンにリードをつけて、必要に応じてハンドルでコントロールします。
ポンポリース 介護用ハーネス
介護が必要な犬のお散歩を楽にしてくれる、介護用ハーネスです。シニア期に入り、歩くことがだんだんと難しくなっても、ハーネスがあれば補助をしながらお散歩できます。
ナスカンが付けられる部分が3ヶ所あり、全身のサポートはもちろん、前足、後ろ足が弱くなったときなど、状況に応じて取り付け位置を変えることができます。付属のベルトも持っておくと、もし散歩中に立てなくなっても持ち上げてあげることが可能です。その場合に、苦しくならないように体重が分散するよう設計されています。
歩行補助ハーネス
こちらも介助用のハーネスです。装着するというよりは、お腹の下を通すだけなので、一般的な介助用ハーネスが苦手な子に試しやすくなっています。持ち手は、飼い主さんの身長に合わせて調節でき、飼い主さんの体の負担も軽減してくれます。
サイズをしっかり測ってぴったりのハーネスを選ぼう
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ゴールデンレトリバーがハーネスを安全に使用するためには、サイズが合っているかどうかが重要です。メーカーごとに適正犬種が目安としてかかれている場合がありますが、実際に愛犬のサイズにマッチするかどうかを確かめて購入しましょう。
外にお散歩する前に、抜けてしまう心配がないかどうかきちんと確認することも大事です。迷った場合は、実際に購入した方のレビューも参考にしてみてはいかがでしょうか。
著者情報
こば
小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。