猫が水をよく飲む理由
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まずは、猫が水をよく飲む理由をご説明します。
もしかしたら、愛猫に異常がみられているサインかもしれません。
塩分や刺激のあるものを食べたから
人間のように、塩分の高いものや刺激の強いものを食べたときには、猫も水をよく飲むようになります。
特に、人間の食べ物を食べてしまったときには、水をよく飲むでしょう。
人間の食べ物は猫にとって塩分が高く、腎臓疾患にかかりやすくなるため注意が必要です。
暑いから
猫は、当然ながら暑いときには水をよく飲むようになります。
これは体温調節のためであり、人間のように汗をたくさん流すからではありません。
猫の汗腺は鼻と肉球にしかなく、人間よりも外に熱を排出するのが苦手な動物です。
そのため、水を飲んで少しでも体温を下げようとしているのでしょう。
しかし、猫は腎臓があまり発達しておらず、冷たい水を与えるのは良くありません。
ストレスが溜まっているから
猫は、ストレスが溜まると自律神経が乱れて、水をよく飲むようになります。
ストレスの原因はさまざまですが、主に生活環境の変化が挙げられます。
引っ越しなどで大きく生活環境が変わると、猫にとってはストレスとなるでしょう。
ウェットフードからドライフードに変えたから
キャットフードを、ウェットフードからドライフードに切り替えたときには、猫が水をよく飲むようになることがあります。
これは、食事で摂取できる水分量が減ったためで、特に問題はありません。
逆に、ドライフードに切り替えたにも関わらず水の飲む量が減ったときには、要注意です。
病気
詳しくは後述しますが、猫は病気が原因で水の飲む量が増えているのかもしれません。
病気は早期発見、早期治療が大切なので、日頃から猫の水の飲む量はきちんとチェックしておくことをおすすめします。
心配な場合は、かかりつけの動物病院を受診してもよいでしょう。
猫が水をよく飲むときに考えられる病気
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猫が水をよく飲むときは、病気が原因である可能性も考えられます。
ここでは、猫が水をよく飲むときに考えられる病気を見ていきましょう。
慢性腎不全
慢性腎不全は、何らかの原因で腎臓の働きが低下していく病気です。
特に、シニア猫に多いといわれています。
もともと猫は腎臓が未熟なため、15歳以上のシニア猫の約30%が発症すると考えられています。
慢性腎不全により低下した腎機能を補うために、猫は水をよく飲むようになったのでしょう。
糖尿病
猫も人間同様に、糖尿病を発症することがあります。
糖尿病は肥満や加齢が主な原因で、人間の食べ物を多く食べている猫は糖尿病になりやすいといえるでしょう。
糖尿病を発症すると、水の飲む量が増えて、それに伴い尿の量も増えるという症状が現れます。
また、血糖値が常に低く食欲は増加しますが、体重は減少していくというのも特徴です。
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンを分泌する器官である甲状腺から、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
猫が甲状腺機能亢進症を発症すると、水をよく飲むようになるほか、攻撃的になる、毛ヅヤが悪くなるなどの症状がみられます。
おすすめの自動給水器4選
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猫は基本的にあまり水を飲まない動物ですが、暑い時期に水を飲まなければ熱中症のリスクが高くなります。
今回ご紹介する自動給水器を使用して、猫に水を飲むのを促してみましょう。
プラスアクア
三層フィルターでろ過することによって、まろやかな水を飲むことができる自動給水器です。
また、音が静かでリビングに設置しても気にならないでしょう。
電源コードはいたずら防止機能が付いており、飼い主の不在時でも安心です。
JITTEN ペット用自動給水器
傾斜設計になっている、猫にとって飲みやすい自動給水器です。
1.8Lの大容量の水を入れることができるため、1日程度の不在時でもきれいな水を飲むことができます。
USB給電式なのも、使い勝手が良く嬉しいポイントです。
PETKIT 自動給水器
3層フィルターで、新鮮な水を飲むことができる自動給水器です。
低振動の静音ポンプは、就寝時のストレスになることもありません。
スマートなデザイン性の高さも特徴です。
WaClear 自動給水器
シンプルなデザインの、自動給水器です。
コードレスになっているため、お手入れが簡単で常に清潔を保てるでしょう。
また、透明なデザインは、水の残量も確認しやすいという特徴があります。
猫が水をよく飲むのは病気のサイン?
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猫が水をよく飲むのは、身体に何らかの異常が現れているサインです。
塩分の高い人間の食べ物を食べたときには水をよく飲むでしょうが、腎臓の弱い猫にとって塩分は大敵です。
また、体温調節のために水を飲むこともあるでしょう。
もしかしたら、慢性腎不全などの病気が原因かもしれません。
万が一病気であれば早期発見が大切になるため、気になる場合はかかりつけの動物病院を受診しましょう。
愛猫のことを日頃からよく観察していれば異常にいち早く気が付くことができるため、猫の食事や飲み水についてもチェックするように心がけましょう。
うちのこエレクトリック(参照日:2022-11-10)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。