猫が吐いた!猫が吐いた時の原因や対処法をご紹介

猫は比較的吐くことがある動物ですが、頻繁に吐いてしまうと心配になりますよね。ここでは猫が吐いたときの原因や対処法をご紹介します。 2022年08月01日作成

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猫が吐いた時の考えられる原因とは?

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猫が吐いてしまうと体調を崩してしまったのか心配になりますよね。吐くことはいろんな病気にみられる症状の一つです。健康状態でも吐くことはありますが、病気で隠れている可能性もあります。
ここでは、猫が吐いた時に考えられる原因についてご紹介します。

消化器疾患

猫が吐いた時に考えられる病気として消化器疾患があげられます。消化器疾患の症状として嘔吐や下痢はよくみられる症状の一つです。消化器疾患は病気により異なりますが、しばらく様子を見て治るものと治療が必要なものがあります。
嘔吐を繰り返すようであれば早めに動物病院を受診することをおすすめします。

消化器疾患以外にも、腎臓や肝臓などの臓器疾患により吐く症状は見られます。特にシニア猫は腎臓病を引き起こしやすいため、嘔吐の症状が出た時は早めに動物病院で診断を受けることをおすすめします。腎臓は沈黙の臓器と呼ばれており、症状がみられた時はすでに病気が進行していることが多くあります。

ある程度の年齢を過ぎたら定期的に動物病院で健康診断を受けることが病気の早期発見につなげることができます。

感染症

猫が吐いた時に考えられる病気として、感染症があげられます。感染症では、細菌・真菌・ウイルスなどがあり、病気により症状が異なります。消化器系の感染症であれば、吐く以外にも元気・食欲不振や下痢などの症状がみられるようになります。

何らかの感染症であれば適した治療薬を服用する必要があり、様子を見ることで症状が進行する可能性もあるためできるだけ早く動物病院を受診することをおすすめします。
同居動物がいる場合、感染症が映る可能性もあるため、早く診断を受け、適切に対処しましょう。

その他

猫が吐いた時に考えられる原因として、異物誤飲、中毒、食物アレルギー、ストレスなどがあげられます。
異物誤飲は子猫に多くみられることで、飲み込んだものが胃や腸に詰まる可能性があり、大変危険です。放置すると詰まった部分が壊死し、腹膜炎などを引き起こしてしまうこともあります。異物は開腹手術もしくは内視鏡で除去することが可能です。

中毒はどんな猫でも起こる可能性があり、外では農薬など、家では食べてはいけない食べ物を口にすることで引き起こされます。できるだけ外出はさせないようにし、家の中では猫が誤って食べることがないようにしましょう。

アレルギーの場合は食事、食器などから疑いましょう。食器を変えてみても改善しない場合は食事内容を変える必要があります。獣医師に相談し、今後の方針を決めていくことをおすすめします。

猫はストレスでも吐きます。ストレスを感じると、胃腸機能も低下するため、ご飯を消化しにくくなることがあります。ストレスを解消するためには猫と一緒に遊ぶなどして運動をしてみることもおすすめです。

他にもこんな症状がみられる時は注意!

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猫は体調不良を言葉で伝えることはできません。さらに、動物病院が苦手な子も多いため、少し様子を見てしまうケースもあります。そのため、病気を見つけることが遅れてしまうこともあります。
ここでは、吐く以外にどんな症状がみられた時に注意するべきかについてご紹介します。

元気や食欲がない

猫が吐く以外にも元気や食欲がない様子が見られる場合は注意が必要です。元気や食欲がない症状はどんな病気でもみられることがあるため、いろんな病気が原因の可能性があります。
元気や食欲がない場合、体に痛みがあるからという可能性があります。吐いても気持ち悪さが消えない可能性もあります。
吐くだけでなく元気や食欲がない症状がみられた時は早めに動物病院を受診することがおすすめです。特に食べても吐く、何度も吐くなどの場合は異物誤飲の場合や進行した腎疾患の可能性があるためかかりつけの動物病院に電話してできるだけ早く受診できるようにしましょう。

下痢や他の症状もみられる

猫が吐く以外にも、下痢や他の症状がみられる場合は注意が必要です。特に下痢や嘔吐を繰り返す場合、体の中の水分量がかなり排出されていることが考えられます。脱水になる可能性もあるためできるだけ早く動物病院を受診しましょう。

吐いたものに血がまじる

猫が吐いた時に血がまじる場合も注意が必要です。吐いたものに血がまじる場合、消化器官から出血している可能性があります。出血がある場合は何らかの原因が潜んでいる可能性がありますので、できるだけ早く動物病院を受診しましょう。

猫が吐いた時の対処法とは?

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吐く症状は放置すると病気が悪化してしまうことや重症化してしまうことがあります。そのため、吐くという症状がみられた時は、放置せずにしばらく様子を見るなどの対処が必要となります。
ここでは、猫が吐いた時の対処法についてご紹介します。

猫の体調を観察する

猫が吐いた時は、猫の体調を観察しましょう。まず、元気や食欲はどうか、体を触ると痛がる様子があるか、口の中の色は問題ないかなどみていきましょう。
猫が嫌がり暴れてしまい自宅で確認できない場合は、痛みがある可能性もあるため動物病院で診察してもらうことをおすすめします。
吐く症状は何度も繰り返すと脱水症状を引き起こす可能性もあるため、心配な時はかかりつけの動物病院に電話で確認しましょう。

吐瀉物の内容を確認

猫が吐いた時は、吐瀉物の内容を確認しましょう。色や形状、固形物はあるか確認します。確認してもわからない場合はビニール袋に入れるか写真を撮っておくこともおすすめです。動物病院を受診した時に見せることで診断の手助けになることがあります。

必要に応じて動物病院を受診する

猫が吐いた時は、必要に応じて動物病院を受診しましょう。健康状態で履くこともあるためすべてが病気が原因というわけではありませんが、繰り返し吐くことで体力が落ち、食欲も低下してしまいます。できるだけ早く元気な状態になるためにも動物病院でしっかり診断・治療を受けることをおすすめします。

猫の様子をしっかり観察しよう

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ここでは猫が吐いた時の原因や対処法をご紹介しました。吐くという症状は空腹、毛玉などが原因になりみられることがありますが、消化器疾患や他の臓器疾患、異物誤飲などの病気からもみられることがあります。特にシニア猫の場合は腎疾患を引き起こしやすい傾向があるため、吐いた時には動物病院を受診することがおすすめです。
猫が吐いた時は動揺してしまうこともあるでしょう。そのため、猫の様子を観察し、吐瀉物の内容を確認しましょう。獣医師にその内容を伝えるだけでも病名の診断をつけやすくなります。夏場の時期は少し吐くだけで脱水になってしまうこともあるので早めに動物病院を受診することをおすすめします。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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