犬はオレンジを食べても大丈夫?与えるメリットや注意点を解説

みずみずしくて甘酸っぱい、柑橘系に分類されるオレンジ。
ビタミンCが豊富に含まれていることで知られるオレンジですが、犬に与えても問題ないのでしょうか?
この記事では、犬にオレンジを与えるメリットや注意点について解説します。 2022年03月28日作成

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犬にオレンジを与えても大丈夫?

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まずは本題である、犬にオレンジを与えても大丈夫かどうかについて解説します。
併せて、オレンジジュースなどの加工品についても見てみましょう。

犬はオレンジを食べても大丈夫!

結論から言うと、犬にオレンジを与えても大丈夫です。
オレンジの甘味を、喜んで食べる犬もいるでしょう。
しかし、犬によっては柑橘系のにおいが苦手な場合もあります。
また、オレンジは酸味が強いため、犬が腐った食べ物と勘違いすることもあるため、食べようとしないでしょう。

皮も食べて大丈夫

食べ終わったオレンジを放置していると、目を離した隙に犬がオレンジの皮を食べてしまったという人もいるでしょう。
しかし、慌てる必要はありません。
オレンジの皮には、犬に有害な物質は含まれていないため、食べても身体に悪影響はないでしょう。
しかし、オレンジの皮は分厚く消化しにくいことから、食べ過ぎは良くありません。

種は食べられない

オレンジの種は、犬に与えることはできません。
あえてオレンジの種だけを犬に与える人はいないでしょうが、種を取り除き忘れてそのまま種を飲み込んでしまう犬もいるでしょう。
しかし、種は消化できないため、犬にオレンジを与える際は、必ず種を取り除いてから与える必要があります。

犬にオレンジジュースを与えるのは避けたほうが良い

オレンジの加工品であるオレンジジュースは、犬に与えるのは避けたほうが良いでしょう。
なぜなら、人間用に作られたオレンジジュースには、オレンジ以外の添加物が含まれており、糖分も多いです。
そのため、犬にオレンジジュースを与え過ぎることは肥満にも繋がります。
どうしても犬にオレンジジュースを与えたいのであれば、無添加の果汁 100%のものを選びましょう。

アイスやジャムも与えないほうが良い

オレンジジュース同様、オレンジアイスやジャムも犬に与えないほうが良いでしょう。
理由としては、やはり糖分が高いためです。
また、アイスは犬の身体を冷やしてしまうため、下痢の原因にもなります。
ただし、オレンジのみを使用して手作りをしたオレンジシャーベットなどは、少量であれば暑い時期の熱冷ましになるでしょう。

犬にオレンジを与えるメリットとは?

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犬にオレンジを与えるのは、さまざまなメリットがあります。
メリットを知り、愛犬にオレンジを与えたほうが良いかどうかを判断しましょう。

ビタミンC

犬にオレンジを与えるメリットとしては、ビタミンCを摂取できる点が挙げられます。
実は、犬はビタミンCを体内で生成できるため、積極的に摂取をする必要はありません。
しかし、高齢になるにつれて生成機能が弱っていくため、シニア犬はオレンジなどの食べ物でビタミンCを摂取しなければなりません。
ちなみに、ビタミンCは犬の皮膚や被毛の健康維持の手助けをしてくれます。

βカロテン

にんじんに含まれることで知られるβカロテンは、オレンジにも含まれる栄養素です。
βカロテンは免疫力の維持や皮膚や粘膜の健康維持など、さまざまな効果が期待できます。
また、βカロテンは体内でビタミンAにも変換されるため、一石二鳥の栄養素といえるでしょう。

水分補給

みずみずしいオレンジは、全体の約90%が水分でできています。
そのため、暑い時期の水分補給に最適な果物といえるでしょう。
また、冬などの寒い時期になると、積極的に水を飲まなくなる犬もいるため、そんなときにオレンジを与えることで、効果的に水分補給をさせることができるでしょう。

犬にオレンジを与える際の注意点

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最後に、犬にオレンジを与える際の注意点についてご説明します。
愛犬の体調が崩れないように、正しく与えるようにしましょう。

アレルギーに注意

どんな食べ物でもそうですが、はじめて犬にオレンジを与える際は、アレルギーに注意する必要があります。
オレンジを食べてから犬が身体を痒がったり下痢をしたりする場合には、一度獣医師に診てもらったほうが良いでしょう。
アレルギーは、最悪の場合命に関わることもあるため、はじめのうちは少量を与えて様子を見ることがおすすめです。

肥満に注意

オレンジは果糖が多く含まれているため、与えすぎると肥満の原因になります。
また、水分も多いオレンジは、食べ過ぎによる下痢にも気をつけなければなりません。

腎臓疾患のある犬は与えないほうが良い

オレンジには、カリウムが多く含まれています。
カリウムは腎臓に溜まり、余計な塩分を排出してくれる役割があります。
しかし、腎臓が弱っている犬はうまくカリウムを排出することができずに、体内に蓄積してしまいます。
カリウムが身体に蓄積されることで、高カリウム血症を発症することがあるため、腎臓疾患のある犬にはオレンジを与えないほうが良いでしょう。

抗生物質を与えている犬には食べさせない

「薬とグレープフルーツをいっしょに食べてはいけない」と言われているように、抗生物質を与えている犬にはオレンジを食べさせないほうが良いでしょう。
オレンジによって、抗生物質の効果に変化が見られる可能性があります。

オレンジは水分補給に最適!

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みずみずしく甘いオレンジは、暑い時期の水分補給に最適な果物です。
特に体内でビタミンCを生成できなくなったシニア犬は、水分補給も兼ねてオレンジを与えるのも良いでしょう。
しかし、与え過ぎは肥満や下痢の原因にもなるため、避けなければなりません。
また、市販のオレンジを含むアイスやジャムなどは、糖分が高く肥満に繋がることもあることから、避けたほうが良いでしょう。
ちなみに、はじめて犬にオレンジを与える場合は、アレルギーにも注意が必要です。

オレンジは、正しく与えれば効率良く栄養や水分を補給できる果物といえます。
愛犬のおやつやドッグフードに少量のトッピングをするなど、犬のご褒美をして与えると良いでしょう。

参考サイト

文部科学省 食品成分データベース「かんきつ類」(参照日:2022-03-03)
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07040_7

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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