ヤギミルクについて！成分や与え方、おすすめ犬用おやつもご紹介

牛乳はたくさんの栄養が豊富に含まれているため、犬に与えたいと思う方もいるかもしれません。しかし牛乳には、乳糖という成分が含まれており、犬は乳糖を分体内で解することができません。そのため、牛乳を飲むと犬は下痢の症状を引き起こす可能性があります。
犬にミルクを与えたい場合は、ヤギミルクがおすすめです。ヤギミルクは消化しやすいため、犬に与えても問題ないと言われています。
ここでは、ヤギミルクについてご紹介します。

ヤギミルクには、タウリン、タンパク質、カルシウムが豊富に含まれています。

タウリンは視力や聴力の維持や、抗酸化作用などもあります。タンパク質は犬の体を作るために必要な栄養素です。健康的な皮膚や被毛、筋肉の維持などの効果があります。カルシウムは骨や歯、発育などを維持する効果が期待できます。

さらに、ヤギミルクは低カロリーで脂肪球も牛乳に比べて小さくなっています。乳糖の量も少ないため、犬のお腹に優しいミルクです。

ヤギミルクは粉ミルクとして与えたり、トッピングやおやつとして与えることができます。粉ミルクとして与える場合は、40度程度のぬるま湯に溶かして与えます。ミルクの量は犬の体重に合わせて測りましょう。
トッピングとして与える場合は、そのままドッグフードなどにふりかけます。トッピングとして与える場合も、犬の体重に合わせて量を測り、ふりかけましょう。
おやつとして与える場合も、一日に与える量を決めて、与えすぎないようにしましょう。

ヤギミルクを与える時には、犬の体調やアレルギーなど、いくつか注意しなければいけない点があります。
ここでは、ヤギミルクを与える時の注意点についてご紹介します。

ヤギミルクを与える時には、与えすぎてはいけません。ヤギミルクを与えすぎてしまうと、カロリーオーバーになってしまい、肥満を引き起こす可能性があります。さらに、過剰に与えることで、胃や腸などに負担がかかり、下痢や嘔吐を引き起こす可能性もあります。
ヤギミルクを与える前に、犬の体重を測り、体重に合った量を与えるようにしましょう。

ヤギミルクを与える時には、犬の体調をみながら与えましょう。犬に初めてヤギミルクを与える時には、犬の体調が良い時に与えます。最初は小指の先程度の少量にとどめ、一日様子をみます。下痢や嘔吐がない場合は次の日は少しずつ量を増やしていきます。
万が一体調を崩してしまう場合は、与えるのをやめ、動物病院を受診することをおすすめします。

ヤギミルクを初めて与える時には、午前中に与えましょう。午前中に与えることで、犬の様子を一日みることができるだけでなく、体調を崩してしまった時にすぐに動物病院を受診することができるためです。
万が一に備えて、動物病院が診療している日のなるべく早い時間帯に与えるようにしましょう。

ヤギミルクは低カロリーでいろんな成分が豊富に含まれています。そのため、ヤギミルクを使ったおやつやトッピングなどたくさんの種類が販売されています。
ここでは、ヤギミルクを使ったおすすめおやつをご紹介します。

卵黄、小麦粉、トウモロコシ不使用で作られたヤギミルクボーロです。ヤギミルクボーロ以外にも、野菜ボーロ、フルーツボーロなどの種類もあるため、いろんなおやつを楽しむことができます。
ヤギミルクボーロはミルクの香りがするため、食欲を増進してくれます。食が細い犬や食欲が落ちた時にも最適です。

国産・無添加で作られた魚と野菜とヤギミルクのジャーキーです。厳選した原材料のみ使用して作られているので、安心して与えることができます。ほのかに香る甘い香りが食欲を促します。ヤギミルクだけでなく、いろんな種類のジャーキーを試すことができるので、初めて食べる犬にも最適です。

犬用のミルク風味のワッフルです。ワッフルにはヤギミルクを使用しているので、お腹に優しく、体に負担をかけにくくなっています。保存料などの食品添加物を使用しておらず、冷凍した状態で届きます。解凍後はその日のうちに食べることが望ましいです。特別な日のおやつとして与えてみてもいいかもしれませんね。

希少な国産ヤギミルクをたっぷり使用したパウダーです。ほんのり甘く、低カロリーに作られているので、肥満傾向の犬にもおすすめです。お腹にも優しいため、安心して与えることができます。

ここでは、ヤギミルクの成分や与え方、おすすめ犬用おやつもご紹介しました。ヤギミルクには栄養成分がたくさん含まれており、犬の健康を保つためのサポートをしてくれます。
しかし、ヤギミルクは与え方を誤ると、逆に犬の体調を崩してしまう恐れがあります。犬の体重や体調に合わせて、与える量をしっかり調節していきましょう。
犬の体調はこまめに確認し、体調を崩しているようであれば与えるのを控え、動物病院を受診することをおすすめします。