猫を多頭飼いをしたい!2匹目の猫をお迎えする際に注意することとは?

猫を飼っている人の中で、2匹目をお迎えしたいと考えている人はいませんか?
2匹目の猫をお迎えするのは、メリットもデメリットもあります。
この記事では、2匹目の猫をお迎えする際に注意することなどについて解説します。 2021年06月01日作成

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2匹目の猫をお迎えするメリット・デメリット

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2匹目の猫をお迎えするのは、メリットばかりではありません。
デメリットも理解した上で、多頭飼いをするかどうかの判断をすると良いでしょう。

猫の運動不足が解消される

猫を1匹しか飼っていないのであれば、ひとり遊びをしない限りは飼い主以外と遊ぶ機会は少ないはずです。
しかし、猫を2匹飼うことでいっしょに追いかけっこをするなど、自然と運動不足が解消されることが期待できます。

猫が寂しくなくなる

2匹目の猫を飼うことで、先住猫は寂しくなくなることが期待できるでしょう。
飼い主のいない留守番中は、静かな部屋にひとりぼっちになるため、どうしても寂しさを感じてしまいます。
しかし2匹目の猫がいれば、いっしょに遊んだり寝たりするので寂しくなくなるでしょう。
特に長時間家を空けることが多い場合には、2匹目の猫がいるときっと寂しさは紛らわせることができるはずです。

相性次第で逆にストレスが溜まる

猫にも、私たち人間と同様に相性があります。
相性が悪い猫同士がいっしょに住むと、毎日喧嘩をしてしまいお互い気が休まらないでしょう。
特に縄張り意識の強い先住猫にとっては、2匹目の猫は自分の縄張りに入ってきた敵とみなす場合もあります。

費用が2倍になる

当たり前のことですが、2匹目の猫をお迎えすることで、猫の飼育費用は2倍になります。
食事代はもちろん、トイレやベッド、猫砂、何らかの病気にかかった際の病院代もかかるようになるはずです。
2匹目を飼いたい気持ちはあっても、金銭面で不安があるのであればやめておいたほうが良いかもしれません。

2匹目の猫をお迎えする際に注意すること

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2匹目の猫をお迎えするにあたって、注意しなければならないことがあります。
事前に理解しておかなければ、「こんなはずじゃなかったのに!」と、多頭飼いにかえって悩まされることになるでしょう。

相性に気を付ける

2匹目の猫をお迎えするにあたって、もっとも重要視しなければならないのが、相性です。
もっとも相性が良いといわれているのは、親子兄弟でしょう。
幼いころからいっしょに過ごしていた親子や兄弟であれば、喧嘩することも少なく、問題なく生活ができるはずです。

しかし、親族を探し出すことが難しい場合もあります。
もしも2匹目をお迎えしたいのであれば、先住猫が成猫の場合には子猫をお迎えすると良いでしょう。
成猫は子猫に優しい一面があるため、縄張り意識に関しても問題になることは少ないです。
また、オス猫は縄張り意識が強いこともあり、オス同士での多頭飼いは避けたほうが良いかもしれません。

ただし、これらはあくまで相性の問題ですので、先住猫の性格を踏まえて考えると良いでしょう。
ちなみに、猫の保護施設などは先住猫との相性が良いかどうかチェックする、トライアル期間を設けている場合もあります。

先住猫の体調に気を付ける

2匹目の猫をお迎えする前に、お互いの猫のワクチン接種は済んでいるか確認をしましょう。
また、先住猫が神経質な性格であった場合、2匹目の猫をお迎えすることでストレスが溜まって体調を崩してしまう場合もあります。
先住猫の体調に気を付けながら、はじめの数か月を過ごすようにしましょう。

はじめのうちはケージに入れる

2匹目の猫をお迎えするときには、はじめにケージに入れて部屋に迎え入れましょう。
ケージに入れておくと、先住猫と対面していきなり喧嘩に発展することはありません。
お互いに徐々に慣れていくことで、対面させたときにも緊張することは少なくなるでしょう。
ただし、2匹目の猫も緊張状態であるため、ケージの中には隠れられるベッドなどを設置することが大切です。

先住猫を優先する

2匹目の猫をお迎えしたとしても、先住猫を優先しましょう。
先住猫にとっては、いままで飼い主を独り占めできていたところが、2分割になってしまいます。
新たにお迎えした猫に気を配りたい気持ちもわかりますが、あくまで先住猫を優先して生活をすることが大切です。

猫の多頭飼いに必要なグッズ4選

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最後に、猫の多頭飼いに必要なグッズをご紹介します。
必須というわけではありませんが、これらのグッズがあれば飼い主も猫も快適に過ごすことができるはずです。

(1)SLIMOA

多頭飼いであれば、それなりに大きいキャットタワーを用意することをおすすめします。
キャットタワーでお互いの猫がいっしょに遊ぶことができますし、寝床もたくさんあれば取り合いになることもありません。
このキャットタワーは、スリムでありながら安全性に優れているため、多頭飼いでも安心して使用することができるでしょう。

(2)キャットハウス 折りたたみサークル

新たな猫をお迎えするにあたって、このケージであれば長期間にわたって場所をとることもないでしょう。
トイレやベッドを設置しても十分な広さが確保できますし、使い終わったら畳んでしまうこともできます。
新たにお迎えした猫をこのケージに入れて先住猫と対面させることで、喧嘩に発展する心配もありません。


キャットハウス 折りたたみサークル

(3)アイリスオーヤマ ウッディ キャットケージ

新たな猫をお迎えするときに、このケージを使用すれば運動不足になることも少ないはずです。
十分な高さがあり、ハンモックも付いているため休むスペースも確保できます。
インテリアに調和する、木目調の優しいデザインも特徴です。


アイリスオーヤマ ウッディ キャットケージ

(4)YANAGI キャットハウス

柔らかいヤナギの枝を使用して作られたキャットハウスです。
多頭飼いになると、猫の寝床の確保をするのに悩まされることもあるでしょう。
何個もベッドを置くスペースがないという人は、このキャットハウスがおすすめです。
キャットハウスの中はもちろん、上にも寝るスペースがあるため、これひとつで2匹分のベッドを確保することができます。


YANAGI キャットハウス

2匹目の猫をお迎えするときは慎重に!

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軽い気持ちで2匹目の猫をお迎えすると、先住猫に大きなストレスとなる場合があります。
また、相性が悪くて毎日喧嘩をしてしまう可能性もあるでしょう。
たしかに猫の多頭飼いはメリットも大きいですが、デメリットもそれなりにあります。
そのため、2匹目の猫をお迎えしたいのであれば、よく考えてから行動に移すようにしましょう。

参考サイト

Liv House(参照日:2021-05-01)
https://item.rakuten.co.jp/neolead/nl-cs175/

La cerise(参照日:2021-05-01)
https://item.rakuten.co.jp/lacerise/pet-11078/

Pet館(参照日:2021-05-01)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/250144/

OFT STORE(参照日:2021-05-01)
https://item.rakuten.co.jp/ip-plus/4573151204444/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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