多頭飼いの家庭におすすめのキャットタワーとは?

猫が喜ぶキャットタワー。多頭飼いをしている家庭のキャットタワーを選ぶ際のポイントや注意点、おすすめのキャットタワーをあわせてご紹介します。

2020年08月21日作成

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キャットタワーを設置するメリットとは?

キャットタワーに興味があっても、いざ購入となると躊躇する飼い主さんも多いでしょう。特に、設置場所に限りがある場合、設置してみて失敗したらどうしよう…。と躊躇してしまいますよね。そんな飼い主さんのために、キャットタワーを設置するメリットを簡単にご紹介します。

出典:https://www.shutterstock.com

安心できる場所の確保

猫は、高い所が大好きです。それは、高い所であれば外敵から襲われる可能性が低く、周囲を見渡せて安心できるからです。室内飼いで外敵に襲われる危険性がない環境であっても、猫は本能的に安心できる高い場所を好む傾向にあります。来客など、室内飼いの猫が緊張するような場面では、こうした安心できる場所があるかどうかでストレスの感じ方が変わってくるでしょう。

運動不足やストレスの解消

高い場所から飛び降りたり、逆に地面から高い場所に飛び移ったりと、上下の移動を活発に行う猫。しかし、室内の場合、屋外のような自由に動けるスペースに限りがあり、どうしても運動不足に陥りがちです。しかし、無理に運動させようと飼い主さんが努力するのもなかなか大変なものです。
キャットタワーを設置すると、猫は、高い場所や暗くて落ち着ける場所に行きたいからと、自然に体が動くので、設置するだけで運動不足やストレスの解消につながるのです。

爪とぎの場所ができる

キャットタワーには、爪とぎができるタイプのものも多いです。爪とぎを家中の柱や壁、ドアなどにしてしまって困る前に、キャットタワーでの爪とぎが習慣化すれば家の被害を抑えることができるかもしれません。

多頭飼い家庭でキャットタワーを選ぶ際のポイント

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キャットタワーの種類はとても豊富です。大きさや形、パーツの種類、デザインなど多岐にわたり、価格もさまざまです。せっかく購入するのであれば、後悔しないように慎重に選びたいものです。多頭飼いの場合には以下のポイントに注意して購入しましょう。

安定感はあるか

キャットタワーは、大きく分類して2種類あります。ひとつは、「据え置きタイプ」そしてもうひとつは「突っ張りタイプ」です。据え置きタイプはそのまま床に置いて設置しますが、突っ張りタイプは天井に突っ張り棒で固定します。

猫が1匹しかいない場合は据え置きタイプも選ばれますが、2匹以上が同時に遊ぶとなると安定感があるものの方が安心です。突っ張りタイプは固定できるという点で安定感のあるものが多いです。

丈夫で長持ちするか

キャットタワーの強度にも着目しましょう。多頭飼いの場合、猫同士が遊びながらじゃれあったり、鬼ごっこをするように激しく動くことも多々あります。長く使い続けることができるかどうか、できれば実物を目で確認してから購入されることをおすすめします。

設置スペースに合ったサイズかどうか

キャットタワーは意外と大きいものです。飼育環境を考え、高さや幅が問題ないか確認してから購入しましょう。中には、サイズの調整ができるものもあります。多頭飼いの場合、猫たちがそれぞれのお気に入りのスペースを見つけたり、思う存分遊ぶためにはある程度大きさのあるものの方が好ましいでしょう。また、ハンモック、ハウス、爪とぎ、ステップなど、パーツの種類や量で決めるのも1つの手です。

爪とぎの有無とサイズ

家のあちこちで爪とぎをして困っているのであれば、爪とぎがついているキャットタワーを選びましょう。多頭飼いの場合は、それぞれの猫が満足できるように爪とぎが複数箇所ついているものや、その範囲が広いものがおすすめです。

パーツ交換ができるか

爪とぎポール、ハンモックなど、それぞれのパーツが新品に交換できる仕様かどうかも大事なポイント。多頭飼いの場合、1匹だけのケースに比べてそれぞれのパーツが汚れたり傷んだりするペースも早いです。特に、爪とぎポールは新品の時はきれいですが、いずれ麻ひもがほつれてくるなど、交換が必要な時期がきます。

【多頭飼い】人気のキャットタワー4選

キャットタワーStadium Sクラスモデル

安定感、耐久性抜群の据え置き型キャットタワーです。支柱や板をはずすことで、お好みの高さに調整でき、猫の成長に合わせてアレンジできるというメリットがあります。運動が苦手な猫でも登りやすい高さに改良し、天板には転落防止柵もついています。ぐらつきや支柱の折れなどの課題を徹底的に改良したモデルなので、長期的な使用に適しています。


キャットタワーStadium Sクラスモデル

CAT TOWER

高さ155cm、据え置きタイプのキャットタワーです。ハンモックや階段、ハウス、おもちゃといった、猫が飽きないパーツを含んでいながら、コンパクトにまとまっている点がポイントです。爪とぎポールは3か所に配置されています。部屋の隅に置きやすい角型なので、一人暮らしの飼い主さんなど置くスペースに限りがある家庭にもおすすめです。


キャットタワー 据え置き ハンモック 付 (高さ155cm)

Mwpo「宮」

多頭飼いの飼い主さんのために設計されたキャットタワー。2つのハウス、2つのベッド、3つのハンモックがあり、爪とぎポールはなんと10か所に設けられています。また、転倒防止のための帯がついており、壁に固定することも可能です。


Mwpo「宮」

キャットタワー

突っ張りタイプのキャットタワーは横幅が大きいものも多いですが、こちらはスリムな点がポイント。爪とぎができる部分は14か所にもおよび、ハンモックやハウス、穴あきステップなど猫の興味をそそります。


キャットタワー 突っ張り 全面麻紐 スリム

多頭飼いのキャットタワーは価格意外のポイントもしっかりチェック

今回は、猫の多頭飼い家庭におすすめのキャットタワーの選び方や、人気の高いキャットタワーをご紹介しました。キャットタワーの種類は豊富ですが、猫の安全を守るために耐久性等もしっかりとチェックしてから選びましょう。

参考サイト

Liv House(参照日2020-7-21)
https://item.rakuten.co.jp/neolead/nl-pjer02/

キャットランド(参照日2020-7-21)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/7079518/

MWPO(参照日2020-7-21)
https://item.rakuten.co.jp/ohamakaguya/mwpo-57/

ユメカ・インテリア(Yumeka)(参照日2020-7-21)
https://item.rakuten.co.jp/yumekatokyo/wf033678/

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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