犬のストレスサイン
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犬のストレスサインは、どのようなものがあるのでしょうか?
ストレスサインに反応して、正しい対処ができるようになりましょう。
カーミングシグナルをする
犬は、軽くストレスが溜まっていると、カーミングシグナルを行うことがあります。
ストレスサインによるカーミングシグナルは、身体をぶるぶると震わせたり、何度も身体をかいたりする行動が挙げられます。
また、何度も伸びやあくびをするのもストレスサインのひとつです。
攻撃的になる
犬はストレスが溜まることで、人やほかの犬に対して攻撃的になることがあります。
外で思い切り走って発散することができなかったり、飼い主とのコミュニケーションが少なかったりしてストレスが溜まっているのを、何かに八つ当たりをするように発散しようとしているのかもしれません。
人や犬に対して吠えることはもちろん、唸ったり噛もうとしてきたりすることもあるでしょう。
ここまでストレスが溜まると、犬の健康にも悪影響を与えかねません。
攻撃的になるほどのストレスサインが見られたら、すぐにストレス発散をさせてあげましょう。
体調不良
私たち人間もそうですが、ストレスはさまざまな病気の原因になります。
犬は大きなストレスを感じることで、体調不良や病気となって身体に変化が現れるでしょう。
自分の尻尾や身体を血が出るほど強く噛むことも、ストレスサインとして挙げられます。
ここまでのストレスサインが見られている場合は、すぐに動物病院へ連れて行かなければなりません。
犬のストレス解消方法
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犬にストレスサインが見られるのであれば、ストレス解消をさせてあげなければなりません。
こまめにストレス解消をさせることで、溜めこまずにのんびりと生活できるようになるはずです。
ストレスの原因を取り除く
部屋の模様替えや、飼い主とのコミュニケーション時間が減ったなど、ストレスの原因が明確になっているのであれば、ストレスの原因を取り除いてあげると良いでしょう。
ストレスの原因を取り除くことで、犬は安心してストレスを抱え込まないようになるはずです。
散歩やドッグランに連れ出す
犬は、広々とした場所で思い切り走り回ることが大好きです。
また、散歩だけでも十分気分転換になります。
犬のストレスが溜まっているのであれば、しっかりと足を使って発散させてあげましょう。
ほかの人や犬と接することでも気分転換になり、ストレス解消になるはずです。
コミュニケーションをとる
犬のストレスの主な原因は、飼い主とのコミュニケーション不足によるものでしょう。
集団生活をする犬にとって、ボスとなる飼い主とのコミュニケーション不足は、精神的に不安定となる原因になります。
犬といっしょに散歩をする、ボール遊びをする、ブラッシングをするなど、コミュニケーションをとることで、犬のストレスは解消されていくはずです。
犬のストレス解消におすすめのグッズ4選
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最後に、犬のストレス解消におすすめのグッズをご紹介します。
これらを使うことで、犬のストレス解消の手助けとなってくれるはずです。
(1)自吸式犬用歯むおもちゃ
吸盤で床に取り付けることにより、引っ張って遊ぶことができるおもちゃです。
おもちゃの凹凸により、歯磨き効果も期待できます。
愛犬となかなか遊ぶ時間が確保できないときに、このおもちゃを与えてみてはいかがでしょうか?
(2)歯磨きボール
ストレスが溜まっている犬には、遊びながらおやつも食べられるおもちゃを与えてみましょう。
このおもちゃは中にフードを入れることができるため、犬は一生懸命に隠れているフードを取り出そうと遊んでくれるはずです。
すべてのフードを取り出すのに時間がかかるため、フードを取り終わるころには十分なストレス解消ができていることが期待できます。
(3)犬用フリスビー
犬といっしょに遊んでストレス解消をさせたい人は、フリスビーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ゴム製のフリスビーであるため、プラスチック製よりも投げやすく、犬もキャッチしやすいはずです。
フリスビーをうまく投げる自信がない人は、このフリスビーから始めてみましょう。
(4)コング
噛み応えのあるこのおもちゃは、中にフードを入れることができます。
しつけ用のおもちゃとしては、とてもポピュラーな商品です。
ロープを通すことで、犬といっしょに引っ張り合いを楽しむこともできるでしょう。
おもちゃの引っ張り合いは犬とのコミュニケーションにとても大切ですので、ぜひこのおもちゃで遊んでみてください。
犬にストレスを溜めこませないようにしよう
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犬がストレスを溜めると、さまざまなストレスサインが見られます。
軽度のストレスであれば、犬はカーミングシグナルをして飼い主にストレスを知らせてくれるはずです。
なるべく軽度のストレスのうちに、溜まったストレスを解消してあげることが理想的でしょう。
ストレスサインを放っておくと、最悪の場合体調不良や病気を発症してしまう可能性もあります。
そのため、飼い主は犬のストレスサインには十分気を配り、犬にストレスを溜めさせないように心がけることが、犬の健康のためにも大切なのです。
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。