猫の発情期はいつ訪れる?
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猫の発情期はいつ訪れるのでしょうか?
発情期のタイミングがわかっていれば、事前に対策をすることもできるようになるはずです。
猫の発情期は春と夏の2回
猫の発情期は、2~4月の春と6~8月の夏の、年2回訪れます。
これは日照時間の長さが関係しているといわれていますが、出産したあとにも暖かくて育てやすいということも関係しているのかもしれません。
春と夏の間に2~3週間の発情サイクルが数回にわたって繰り返し行われます。
オス猫に発情期はない?
実は、春と夏に発情期を迎えるのは、メス猫だけです。
オス猫は、発情期を迎えたメス猫の鳴き声やフェロモンによって発情します。
猫がはじめて発情期を迎えるのはいつ?
メス猫がはじめて発情期を迎えるのは、個体差はあるものの、だいたい約10ヶ月に発情期を迎えることが多いとされています。
早い場合は生後4ヵ月、遅い場合であれば1歳頃に最初の発情期を迎えます。
発情期が終えるのはいつ?
猫の発情期は、だいたい12歳前後まで続くといわれています。
これは妊娠・出産できる年齢と同じで、繁殖能力がある限りは終えることはないことがわかります。
また、オス猫は縄張り意識が高いこともあり、12歳以上になっても発情をすることがあるようです。
猫の発情期に見られる行動
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猫に発情期が訪れると、どのような行動が見られるのでしょうか?
「愛猫の様子がいつもと違う」と感じたら、それは発情期によるものかもしれません。
発情期を迎える前に見られる行動
発情期を迎える1~5日前には、飼い主に甘えたり排尿の回数が増えたりするでしょう。
また、食欲の低下が見られることもあります。
いつもより活発に動き回るのも特徴です。
発情期に見られる行動
猫が発情期を迎えると、いつもは見られない行動をするようになります。
代表的な行動としては、聞いたことのないような大きな声で鳴いたり、家具などに身体をすり付けたりするマーキング行為などがあります。
トイレ以外の場所で排尿をするのもマーキングの一種です。
スプレー状のおしっこをすることもあります。
これらの行動は、だいたい4~10日間続くでしょう。
オス猫は交尾をするために脱走しようとすることもあるため、注意が必要です。
発情期が終わった後は?
メス猫の発情期が終わると、次回まではオス猫に興味を示さなくなります。
発情期を迎えている間に交尾をして妊娠をした場合は、次の繁殖期が訪れるまで発情期を迎えることはありません。
しかし、発情期中に交尾をしなかったときや、交尾をしても排卵しなかった場合は、5~16日経ったら、再び発情期を迎えます。
猫の発情を抑えるには
発情期による問題行動を抑えたいのであれば、避妊・去勢手術をすることが一番です。
発情期を迎える前に避妊・去勢手術をすることで、春や夏になっても発情期を迎えることはなくなるでしょう。
愛猫に妊娠をさせる予定がないのであれば、避妊・去勢手術の検討をしてみても良いかもしれません。
猫の発情期による問題行動の対策グッズ4選
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猫の発情期に訪れる行動に、悩まされる人も少なくありません。
特にスプレーなどのマーキング対策として、これらのグッズを活用してみてはいかがでしょうか?
(1)Lulu Fam
弱酸性の次亜塩素酸水溶液で、香料を一切使用していない消臭スプレーです。
水で薄める必要がなく、手軽に使用できる点もポイントです。
また、突発的な細菌やウイルスに対しても高い除去効果を発揮するため、日頃から部屋の消臭スプレーとして使用するのもおすすめです。
(2)Peletty
無味・無香料のすぷれーです。ペットが誤飲しても無害なため安心して使用することができます。
こちらの商品も希釈不要で、スプレーするだけで、簡単にマーキングのにおいを除去することが期待できます。
(3)お外のしつけ マーキングお断り
野良猫によるマーキングにより、家にいるオス猫が発情してしまうこともあるでしょう。
そんなときには、こちらの商品で外のマーキングのにおいを除去してみてはいかがでしょうか?
マーキングされやすい玄関や電柱などにスプレーをすることで、野良猫はスプレーに配合された10種類の天然ハーブのにおいを嫌がり、近づかなくなるでしょう。
(4)犬猫立入禁止 速効スプレー
天然ハーブ成分のにおいが、野良猫を寄せ付けません。
乾くと跡が残らないため、使っていることがほかの人に気付かれる心配も少ないでしょう。
集合住宅でオス猫を飼っているのであれば、このスプレーを使用して野良猫を寄せ付けないようにするのがおすすめです。
猫の発情期の問題行動にはしっかりと対処をしよう
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猫の発情期は、避妊・去勢手術をしていないのであればかならず訪れます。
また、発情期中の粗相などは、放っておくと癖になってしまうことがあります。
そのため、発情期中の行動を事前に理解しておき、しっかりと対処することが大切です。
発情期の問題行動を抑えたい場合や、妊娠をのぞまない場合には、避妊・去勢手術を検討しましょう。
ウイルスラボ(参照日:2021-03-16)
https://item.rakuten.co.jp/viruslab/lulufam400/
Lifestyle Cleaner(参照日:2021-03-16)
https://item.rakuten.co.jp/fukuryusen/10000003/
爽快ドラッグ(参照日:2021-03-16)
https://item.rakuten.co.jp/soukai/4512063173011/
ワイズライフ(参照日:2021-03-16)
https://item.rakuten.co.jp/wiselife/4901080041913/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。