猫が軟便のときに取りたい栄養は?おすすめキャットフードをご紹介

猫の体調は、便の様子で知ることができます。少し柔らかい便は軟便と呼ばれ、軟便の時は体調を崩しているのではないかと心配ですよね。ここでは、猫の便の状態や軟便の時に取りたい栄養やおすすめキャットフードについてご紹介します。 2021年03月28日作成

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猫の便の種類

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猫は健康な状態であれば、しっかりとした硬さを持った便を排泄します。通常より水分量が多い便は軟便、さらに水分量が多くなると水様便、便に血液や粘膜が混ざると血便・粘膜便と呼ばれます。
ここでは、猫の便の種類についてご紹介します。

軟便

軟便はいつもの便よりやや柔らかい便です。ティッシュなどで取り除こうとすると、ティッシュに便がつくような柔らかさです。

軟便であれば、食事内容や生活環境により、正常の便に戻せる可能性があります。軟便はお腹の調子を崩す兆候でもありますので、できるだけストレスを感じさせないように生活することをおすすめします。軟便以外にも体調不良の様子がみられるようであれば、早めに動物病院を受診しましょう。

水様便

水様便は90%が水分でできた便で、ティッシュで掴むことは難しくなります。水分量が多いので、ほぼ下痢のようなものです。

水様便の場合は、腹痛がみられることがあります。さらに、食事を変えるだけでは治らない場合もあります。水様便は水分が多く排泄されてしまうため、脱水状態になってしまう可能性があり、できるだけ早く動物病院を受診することをおすすめします。

血便、粘膜便

血便・粘膜便は便に血や粘膜が混じった便で、ティッシュでつかむことはできます。血がついた便は胃や腸などの消化器からの出血が考えられます。しかし、血が周りについていない場合も、消化器からの出血が考えられるので、注意が必要です。

これらの便がみられる場合は、体のどこからか出血がある可能性があります。できるだけ早く動物病院を受診し、治療を進めましょう。

軟便の時に取りたい栄養とは?

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軟便の時は、食事内容や生活環境を整えてあげましょう。ここでは、軟便の時に積極的に取りたい栄養についてご紹介します。

消化の良い食事

消化の良い食事は、胃や腸に掛かる負担を軽減することができます。
便がゆるくなる原因はさまざまですが、胃や腸などの消化器官の調子が悪い可能性があります。できるだけ調子を崩さないように、胃や腸に優しい消化の良い食事を取るようにしましょう。
普段のキャットフードをふやかし、温めてから与えてみてもいいかもしれませんね。

食物繊維のバランスが良い食事

食物繊維は、腸のバランスを整え、腸内環境を整える働きがあります。
食物繊維はたくさん摂取すればいいというわけではなく、過剰に摂取すると逆にお腹の調子を崩してしまう可能性がありますので、注意が必要です。

腸内細菌のバランスを保持する食事

腸内細菌のバランスを保持するための食事をとることもおすすめです。腸内細菌のバランスを整えるためは、腸内は善玉菌と悪玉菌のバランスを整えることが大事です。善玉菌を増やすためのフラクトオリゴ糖、悪玉菌を減らすマンナンオリゴ糖などを与えてあげましょう。

軟便にの時におすすめキャットフードとは?

ここでは、お腹を崩してしまった時におすすめのキャットフードについてご紹介します。

ナチュラルバランス

ナチュラルバランスが愛猫の健康を思い作られたキャットフードです。果実や穀物の繊維質をバランス良く配合しており、消化機能を健康に保つための手助けをしてくれます。さらに、グルテンフリーなので、グルテンに対して食物アレルギーを持っている猫にもおすすめのフードです。人工の防腐剤・香料・着色料・BHT・BHA・エトキシキンなどを一切使用していません。


ナチュラルバランス

ロイヤルカナン 消化器サポート

ロイヤルカナンの消化器サポートは、消化器疾患の猫に給与するために作られた特別療法食です。消化性が高い原材料を使用しており、少ない食事量でもカロリーをしっかり補給できるように調節しています。さらに、腸内細菌バランスに配慮し、可溶性食物繊維を配合しています。
基本的に獣医師さんから処方されるキャットフードです。


ロイヤルカナン 消化器サポート

フォルツァ10 アクティブ胃腸ケア

お腹のトラブルを抱えた猫におすすめの食事療法食です。マンナンオリゴ糖とフラクトオリゴ糖の2種類のオリゴ糖を配合し、成長期に起こりがちな腸内細菌バランスの崩れを改善させ、愛猫の腸活をサポートしてくれるでしょう。小粒サイズのため、高齢の猫でも食べやすいサイズとなっています。


フォルツァ10 アクティブ胃腸ケア

ボッシュ・ザナベレ シニア+グルテンフリーキャットフード

原材料に小麦や大麦を使用していないグルテンフリーの高齢猫用のキャットフードです。新鮮な肉を主要原材料としており、高消化性のある食材を多く取り入れています。化学薬品・合成添加物・合成着色料・合成保存料・合成酸化防止剤などの化学薬品を使用した加工肉などは一切使用していないので、愛猫の体にも安心です。


ボッシュ・ザナベレ シニア+グルテンフリーキャットフード

キャットフードで体調管理を

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ここでは、猫の便の状態や軟便の時に取りたい栄養やおすすめキャットフードについてご紹介しました。猫の便の状態は猫の健康状態を知るためにも大事な指標です。しかし軟便状態から悪化すると、水様便や血便・粘膜便などになってしまう可能性があります。
軟便の時には、消化が良く、バランス良く食物繊維を摂取し、腸内細菌のバランスを整える食事を取り入れましょう。食事や生活を改善したのにも関わらず、便の調子が良くならない時には、自宅で様子をみるのではなく、できるだけ早く動物病院を受診しましょう。

参考サイト

・P&LUXE (参照日:2021-03-10)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/pluxe1/?l-id=step0_pc_shoptop

・リプロスストア (参照日:2021-03-10)
https://www.rakuten.co.jp/repros-store/?l-id=step0_pc_shoptop

・犬と猫のJohn&Coco ジョン&ココ (参照日:2021-03-10)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/mpcpets/?l-id=step0_pc_shoptop

・ナチュラルドッグフードベレン (参照日:2021-03-10)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/bosch-bellen/?l-id=step0_pc_shoptop

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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