キャットフードの食いつき良くする猫用ふりかけおすすめ4選

複数の猫を飼ったことのある方なら実感されているかもしれませんが、猫は以外と好き嫌いがはっきりしている動物です。また、食へのこだわりの強さも特徴的だという人も多く、決して何でも好き嫌いなく食べる動物とは言えませんよね。

猫によって食へのこだわりや好みは様々。ずっと同じものしか食べない猫もいれば、比較的何でも食べる猫もいます。同じキャットフードを喜んで食べているかと思いきや、突然病気でもないのに食欲が落ちて他のものばかり欲しがることも…。

猫の食欲不振の原因はいくつも考えられますが、中には毎日同じものばかり食べていて飽きてしまったということもあります。

いくらお腹がすいていても、猫にとってそのキャットフードが気に入らなければ、頑なに食べなくなることがあります。これは、味に飽きたことのみならず、お気に入りのキャットフードを食べていたのに、突如他のキャットフードに変わった時なども該当します。

成長や健康状態に合わせてキャットフードを変えた時、ダイエットのためにカロリー控えめのものに変えた時など、キャットフードを見直すタイミングは何度か訪れて当然ですが、こうした時に突如として食欲不振となり、お腹がすいていても食べないというケースも起こり得ます。

キャットフードの味に飽きたという理由で食欲不振になっているのであれば、飼い主さんがすぐにできる対応で解決する可能性が高いです。しかし、その一方で、病気による食欲不振の可能性はないか、注意深く観察することも忘れてはいけません。もしいつもと違う様子が見られるようであれば、速やかにかかりつけの獣医さんへ相談することも視野に入れておきましょう。

猫がいきなり食欲をなくしたら、飼い主さんはとても困ってしまい心配も募ることでしょう。もし、病気ではなく単に味に飽きてしまったのが原因であれば、ほんの少しの工夫で食欲が戻るかもしれません。猫用ふりかけは、そんな時に役立ちます。

猫用ふりかけを加えるだけで、普段のキャットフードの香りが変わり、風味豊かなものになります。猫は見た目よりも香りでフードを判断するため、香りが変われば食欲も戻る可能性があります。

キャットフードへのこだわりが強く同じものしか受け付けない、という猫にもふりかけが役立つ時があります。それが、フードの切り替え時です。年齢や体調によって適切なフードを変える時、フードへのこだわりが強いと切り替えた途端食欲不振に陥る猫も珍しくありません。しかし、猫用ふりかけによって風味が増し、猫が惹き付けられる食事になれば、切り替えもうまくいくかもしれません。

もちろん、フードの切り替えは、元のキャットフードに新しいキャットフードを徐々に混ぜていく方法が原則ではありますが、切り替えがうまくいかない時にはふりかけも有効です。

市販の猫用ふりかけであれば、適量をトッピングするだけなのでとても簡単です。ウェットフードとドライフードのどちらにもかけることができるため、手間がかかりません。

猫の食欲不振が気になった時、とりあえず家にあるものですぐにふりかけを作ってみたい場合、以下の方法が簡単で便利です。

猫用おやつは、味や香りが強く嗜好性の高いものが多いです。おやつばかり食べるのは栄養バランスの問題もありますが、食欲不振改善のために少しふりかけて様子を見てはいかがでしょうか。

鶏ササミがあれば、グリルやオーブンでカリカリに焼いて、包丁で細かく刻んだりフードプロセッサー等で砕いてふりかけを作ることもできます。

猫用のかつお節もふりかけとして販売されていますが、家庭料理に使うかつお節も少量ならあまり問題ないという意見が多いようです。できれば、無添加で塩分の少ないものならより良いでしょう。かつお節ならすでに乾燥しているため、細かくしやすいですね。

猫用ふりかけが食欲の改善に結び付いたら、飼い主さんとしてはひと安心ですね。しかし、便利なものであっても頼りすぎには注意が必要。以下のポイントに注意して、加減をしながらあげましょう。

市販の猫用ふりかけも、家庭で作れるふりかけも、猫にとっては嗜好性の高いものとなります。ふりかけの味に慣れてしまうと、いつまでたってもキャットフードだけで食べることができないかもしれません。

また、キャットフードの味に飽きてしまった猫の場合、いずれその猫用ふりかけにも飽きてしまう可能性があります。

特に、ふりかけだけを狙って食べようとする時には要注意。ウェットフードにはしっかりと混ぜる、ドライフードには水を少し足してからめるように混ぜるなどの工夫をしましょう。

近年では、猫の体のことを考慮して無添加のものやアレルギーに配慮した猫用ふりかけが増えました。これまで猫用ふりかけを与えてこなかった場合は特に、アレルギーの原因にもなり得る添加物の有無をチェックして、できるだけ無添加のものを選ぶと心配が少なくなります。また、手作りの際には塩分量にも気を付けましょう。

猫用おやつの多くは、生後1歳に満たない子猫には適していません。対象年齢を必ず確認し、与えても大丈夫な年齢に達しているかチェックしましょう。

新鮮な国産の鶏肉ササミを使用したふりかけです。全て国内で生産されており、安全にも配慮されています。調味料・保存料といった添加物は使用されていません。

犬にも猫にも与えられるふりかけです。鶏むね肉をかつお節のように削ったもので、ふわふわとした柔らかさと鶏むね肉の独特な風味が特徴。少量でも旨味や風味が存分に感じられることから、ダイエット中にもおすすめなのだそうです。

国産の素材を用い、かつおといわしの風味が際立つ猫用ふりかけです。こちらは生後6か月からが対象となっています。同じシリーズの商品の中には、減塩タイプもあるため塩分が気になる方はそちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。

柔らかいソフトタイプの削り節で、従来のものに比べ約25％もの減塩となっています。無添加の国産削り節なので、添加物が気になる飼い主さんにもおすすめ。離乳前の幼猫以外であれば、オールステージ対応なのも嬉しいポイントです。

今回は、猫用おやつを使うメリットや注意点などについてご紹介しました。猫の食欲不振の原因が飽きによるものであれば、猫用ふりかけはちょっとした刺激となり猫の食欲をそそる便利なアイテムになります。あげすぎや頼りすぎには注意が必要ですが、猫の健康を気遣ったものも多く販売されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。