愛犬のトイレトレーニングをやり直しする時のコツ5選

犬はトイレを覚えることができます。しかし、きちんとトレーニングをしても、失敗してしまうこともあります。そんな時にはトイレトレーニングをやり直しする必要があります。そこでここでは、愛犬のトイレトレーニングをやり直しする時のコツをご紹介していきます。 2020年08月01日作成

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犬のトイレトレーニングとは

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犬のトイレトレーニングは、だいたい2〜3週間ほどで完了すると言われています。
遅くても1ヶ月程度での完了を目指すのが一般的です。
子犬であっても教えればきちんと覚えますので、犬を迎え入れたその日からトイレトレーニングをするようにしましょう。

犬のトイレトレーニングに失敗してしまう理由

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一見簡単そうに見えるトイレトレーニングですが、中にはトイレトレーニングを何回教えても失敗する犬もいます。
何度も繰り返していると、飼い主も疲弊してしまいますよね。
一体なぜトイレトレーニングが失敗してしまうのでしょうか。

◎怒るから
犬がトイレトレーニングに失敗をした場合、掃除するのは飼い主である私たちです。
手間や時間がとられることから、犬の失敗を怒る飼い主も多いことでしょう。
しかしながらトイレトレーニングをする時に怒ることはおすすめできません。
人間同士であれば、しっかりと言葉を理解することができることから、「トイレトレーニングを失敗したから怒られた」と分かります。
しかし犬にとっては人間がなぜ怒っているのか理解できず、トイレトレーニングに失敗をしたからではなく「排泄したことに対して怒っている」と勘違いをしてしまうのです。
犬にとっては、表情で示すのが最も効果的であり、トイレトレーニングに失敗した場合には困った顔が有効的です。
困った顔をすると「ここにしたら飼い主が困る」と思うことから、トイレトレーニングに成功する可能性が高まります。
犬の協調性や優しさを上手く利用すれば、決して怒る必要はないのです。

◎場所問題
トイレの場所はどこでもいいわけではありません。
動物にとって、排泄の時間は敵に襲われる可能性がある怖い時間でもあります。
犬が苦手としている場所、怖い場所、安心できない場所には置かないようにしてあげてください。

◎サイズ問題
サイズが合っていないとトイレが上手くできません。
本当はトイレでしたいけど、窮屈だったり入り口が小さい・高いなどの不便があると、犬もなかなかうまくできません。

◎病気や生理的な問題
何らかの病気を抱えていると、トイレまでの距離に間に合わずに排泄してしまう可能性もあります。

トイレトレーニングのやり直し方

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トイレトレーニングをやり直しする時には、曖昧に行うのではなく、きちんとした方法をしっかりと行い、飼い主側が本気で取り組むことが必要です。
甘い気持ちで取り組むと、それは犬にとっても飼い主にとっても負担になりますので注意してください。

また、一般的な犬のトイレトレーニングは、先程もご紹介した通り2〜3週間ほど、長くても1ヶ月と期間は短めです。
しかしながら、再度行うトイレトレーニングとしては、時間をかけてじっくり教えてあげることが必要です。
一度覚えたことを覚え直す行為なので、どうしても時間がかかるということを頭に入れておきましょう。
焦らずじっくり教えることにより、犬も徐々に覚えてくれるようになります。

やり直しする時のコツその①:排泄するリズムを作る

トイレトレーニングは、起きた時や寝る前、ご飯の後などといった、犬が排泄をしやすいような時間帯を狙って行うと確実だと言われています。
もしも、犬の排泄リズムが分からないのであれば、事前にチェックをしておけば大体の排泄リズムを理解することができます。
排泄する時間帯を狙ってトイレトレーニングを行うと、犬に失敗、出来なかったという経験をさせずに済みます。
したいと思った時に誘導することで、これが正解だ!飼い主がほめてくれた!と成功体験を積ませるわけです。
これでトイレトレーニングも成功しやすくなります。

やり直しする時のコツその②:怒らないこと

怒ると犬自身のやる気を損ねるだけでなく、先程もご紹介したとおりに、「排泄したことに対して怒っている」と勘違いをしてしまいます。
トイレトレーニングの時にたとえ失敗をしたとしても、広い心をもって優しく接するようしましょう。

やり直しする時のコツその③:成功した時はしっかりと褒めること

トイレトレーニングも、回数を重ねていけば、きちんとできることがあります。
そんな時には、しっかりと心の奥底から褒めてあげるようにしてあげてください。
大袈裟なぐらい、これでもかというぐらい褒めることがポイントです。

犬は、飼い主の表情をしっかりと読み取りますし、褒められることが大好きです。
飼い主が嬉しそうに褒めると、「トイレトレーニングに成功したから喜んでくれている、褒められて嬉しい」などと思い、トイレトレーニングに成功をする率が高くなるのです。

やり直しする時のコツその④:時間をかけること

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最初のトイレトレーニングの時には、まだまだ子犬だった犬も、トイレトレーニングに失敗をしてやり直しするとなった時には、ある程度大きくなってしまっています。
今までのトイレトレーニングの習慣を忘れさせて、新しいきちんとしたトイレトレーニング習慣を身につけさせる必要があります。
人間だって一度ついた習慣を改めるのは大変ですよね。子犬だった時よりも時間をしっかりとかけて教えてあげることが大切です。

やり直しする時のコツその⑤:環境を整えてあげる

トイレトレーニングの成功率を上げるためには、飼い主の方で環境を整えてあげることも大切です。
例えばトイレ以外の色々な場所で排泄してしまう犬なら、一時的に他の場所に入れないようにする、というのもいいかもしれません。
特定の場所に排泄してしまうなら、その場所にトイレを置いてみるのも一つの手でしょう。
とにかく、犬にとって排泄するための場所はトイレである、排泄していいのはここだけ、ということが分かるようにしてあげなければいけません。

焦らずゆっくりと!

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リズムを作ってあげること・怒らないこと・成功した時はしっかりと褒めること・時間をかけること・環境を整えてあげることなど、様々なことに気をつけなければなりません。
トイレトレーニングはとても大変なトレーニングではありますが、成功するとその後が楽になるのは私たち飼い主側です。
根気強くしっかりとトイレトレーニングを行いましょう。

著者情報

Hanaco

子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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