長毛猫にはどんな種類がいるの?性格や特徴も紹介
https://www.shutterstock.com
長毛猫とは、文字通り被毛の毛足が長い猫種のこと。よく知られている長毛猫の種類としては、ペルシャ、メインクーン、ラグドール、ノルウェージャンフォレストキャットなどが挙げられます。いずれもゴージャスな見た目であることが多く、ふんわりと柔らかい毛質も特徴です。
個体差はありますが、多くの長毛猫は穏やかな気質を持っています。その理由は、長毛猫の多くが人間の手によって改良された品種であるからです。大人しくて賢い猫同士を掛け合わせることで、優しく穏やかな気質になった種類が多く見られます。長毛猫は、猫と初めて暮らす人にも飼いやすい性格の猫といえます。
長毛猫の飼い方やお手入れ方法は?どんな種類のアイテムが必要?
https://www.shutterstock.com
長毛猫といっても、基本的な飼い方は短毛種の猫と変わりません。栄養バランスの整った食事や適度な運動・スキンシップで、愛猫が健康的な生活を送れるようにしてあげましょう。
長毛猫を飼う上で大切なポイントは、適切な被毛のケアと体温調節です。長毛猫は毛玉ができやすい種類なので、自分で毛づくろいをするときにたくさんの毛を飲み込んでしまいがちです。ブラッシングは猫専用のブラシで朝晩と毎日2回行うのが理想的です。シャンプーは月に1回程度で構いませんが、排泄物で汚れやすいお尻周りは定期的に汚れを拭きとってください。
また、長毛猫は毛が長いぶん体温調整が苦手なので、夏場の温度管理は必須です。室温は25℃前後を目安にし、猫の様子を見ながら調整するようにしましょう。場合によっては暑い時期限定で被毛をカットしてあげても良いでしょう。ただし、被毛が短すぎるとかえって日光で肌を痛めてしまう可能性があるので注意が必要です。
長毛猫のお手入れグッズにはいろいろな種類がある
長毛猫を飼うなら、毛のお手入れグッズは欠かせません。長毛猫は毛が長いぶん、巻き込みや毛切れといったトラブルも起きやすいので、猫用品を購入する時は慎重に選びましょう。ここからは、長毛猫の飼育におすすめのお手入れ用品や猫グッズをご紹介します。
長毛猫のお手入れグッズ(1)アドメイト Liscio CAT リュックキャリー
画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/petio-online-shop/
長毛種の猫でもファスナーに毛が巻き込まれにくい、リュック型のキャリーです。フラップ部分で毛や手足の飛び出しをガードすることができるため、長毛種の猫をキャリーに入れる際の毛の巻き込みの心配がありません。片手でも閉めやすくなっています。
開けたときにはフタが内側に落ちず固定されるので、開閉もスムーズにできます。天面にはメッシュ窓がついており、愛猫の様子を外からチェックしやすいのもポイント。
特殊な水平構造で底面が傾きにくいので、背負った時に安定感もあり、猫の居心地にも配慮されています。グレートとネイビーの2色があります。
長毛猫のお手入れグッズ(2)BIRDIE ジェントルリリーカラー
画像出典:https://www.rakuten.co.jp/cat-land/
装着時の摩擦が少なく、毛切れしにくい素材の長毛種の猫におすすめの首輪です。柔らかい芯材をソフトレザーで包み込んだ「まるめ革仕立て」で作られているので、首輪に毛が巻き込まれてしまうことのある長毛種の猫にもぴったり。
また、柔らかな感触で、猫の首にも負担がかかりにくくなっています。サイズが複数あるので、購入時は愛猫のサイズを測ってから選んでください。長毛猫は毛の上から、きつくない程度に押さえて測ると良いでしょう。レッドやピンク、イエロー、ブラウンなど6色展開されています。
長毛猫のお手入れグッズ(3)ライオン クイック&リッチ トリートメントインシャンプー 愛猫用ノンフレグランス
画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/chanet/
なめらかな泡立ちと泡切れの良さが特徴の猫用シャンプーです。洗浄成分は100%植物由来で、弱酸性の無香料・無着色タイプ。トリートメント成分が被毛をコーティングし、タオルドライの水切れを良く、ドライヤーによる乾燥時間を短くします。毛が乾くまでに時間がかかりがちな長毛猫にぴったりのシャンプーです。
シルクプロテインとローヤルセリー配合で、洗った後は毛づやの良さやなめらかさを感じやすくなっています。
長毛猫のお手入れグッズ(4)ファーミネーター 小型猫S長毛種用・大型猫L長毛種用
画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/chanet/
長毛猫の抜け毛を取り除きやすいブラシです。ブラッシングによって抜け毛をごっそり除去することが最大の特徴。長毛種の猫は脇や首元に毛玉ができやすいので、2~3日に1度は優しくブラシをかけてあげましょう。
刃はステンレススチール製で、取れた抜け毛が絡まりにくく、捨てやすい構造です。人間工学に基づいたデザインで、余分な力をかけずに全身の被毛をブラッシングすることができます。
長毛種用はS・Lどちらも毛の長さが5cm以上の猫向きですが、Sは体重が約4.5kgまで、Lは約4.5kg以上なので、愛猫に合うものを選んでください。
長毛猫のお手入れグッズ(5)リアライズ 一毛打尽
画像出典:https://www.rakuten.co.jp/dcmonline/
カーペットやソファ、車内、キャットタワーなどについた毛を取り除くグッズです。短毛種の猫に比べて抜け毛の散らかりが気になる長毛種におすすめ。繊維の奥まで入り込んだ長毛猫の毛もしっかりかき出せるので、お掃除のサポートに役立ちます。
気になる部分を軽くこするだけで毛をかき出し、まとめます。進行方向の設置面を傾けながらこすると、よくかき出せます。電気などを使わないので経済的でエコな商品です。
長毛猫の種類や特徴にあったグッズを選んであげよう
https://www.shutterstock.com
長毛猫には、ペルシャ、メインクーン、ラグドール、ノルウェージャンフォレストキャットなどの種類がいます。こまめなブラッシングやシャンプーで被毛を清潔に保ち、皮膚の清潔を維持しましょう。
ブラシは長毛猫専用のものを使い、もつれや毛玉部分は優しく解きほぐすようにブラッシングしてください。夏場など皮膚が蒸れやすい時期には、トリートメント成分配合の猫用シャンプーで洗ってあげるのがおすすめです。
穏やかな性格で飼いやすい長毛猫は、はじめて猫を飼う人にもおすすめ。今回ご紹介した商品を参考にして、ぜひ愛猫に合ったグッズを揃えてみましょう。
PETIO Online Shop 楽天市場店 (参照日:2019-11-27)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/petio-online-shop/
キャットランド (参照日:2019-11-27)
https://www.rakuten.co.jp/cat-land/
charm 楽天市場店 (参照日:2019-11-27)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/chanet/
DCMオンライン (参照日:2019-11-27)
https://www.rakuten.co.jp/dcmonline/
著者情報
原田さち
動物看護とトリミングに関する大学を卒業後、地元の動物病院へ就職。3年間の勤務ののち退職し、現在は保護猫カフェで出会ったぽっちゃり猫を溺愛中。爬虫類や両生類など、動物なら何でも大好き・オールOKな動物専門ライター。