大型犬の場合には事故に繋がる危険性もあることから、正しい対処法は知っておくべきです。
そこで、ここではそんな犬が散歩中に引っ張る理由や対処法などについてご紹介をしていきます。
犬が散歩中に引っ張る理由
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犬が散歩中にリードを引っ張る理由には、様々なものが挙げられます。
興奮している
散歩が好きな犬がほとんどです。散歩の度に嬉しくてどんどん歩く犬がいます。
また、逆に散歩に慣れていないとどんどん歩く犬もいます。
その場合にはリードが引っ張られる状態になります。
飼い主がついてきてくれると思っている
自分が行きたい場所に引っ張ると飼い主がついてきてくれる、という理由からリードを引っ張る犬もいます。
また、行きたい場所へ引っ張らないと飼い主が来てくれないと思っている犬もいます。
飼い主が引っ張っているから
飼い主がリードを引っ張っていると犬もそれに引っ張られないように、リードを引っ張るような姿勢をとります。
犬が散歩中に引っ張る時にしてはいけないこと
犬が散歩中にリードを引っ張る時に、犬が引っ張るからといって強引に飼い主側へ引っ張り返す方が多いです。
しかしながら、強引に引っ張ってしまうと、様々なリスクが出てきてしまいます。
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首輪がくい込む
リードを引っ張ることにより、首輪が首へくい込んでしまいます。
首輪はかなり頑丈にできているので、少しでも食い込むと犬にとってはたまらない程痛いのです。
「キャイン」と悲鳴をあげる犬もいますので注意が必要です。
むせる
リードを引っ張ると首輪が引っ張られます。そうなると首がしめられることと同じですので、むせてしまいます。
「ゲホゲホ」というように犬がとても苦しそうにしますので注意が必要です。
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犬が転倒する
犬に引っ張られると人間が転倒してしまう危険性があるのと同じく、人間の力で小型犬など小さな犬を引っ張ってしまうと、犬が転倒をしてしまう可能性があります。
転倒してしまうと、骨折やそのほか様々な病気になってしまうという危険性がありますので注意が必要です。
犬が散歩中に引っ張る時の対処法
では、犬が散歩中にリードを引っ張る時には、飼い主側はどのような対処をすれば良いのか気になります。
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①犬と反対の方向に歩く
「主導権は飼い主にある」ということを分からせるためにも、犬が歩いている方向と反対方向に歩いていくと良いです。
犬がリードを引っ張る度に反対の方向を向いて歩けば、次第に犬は飼い主について行かなければいけないということを理解します。
②立ち止まる
引っ張られたまま歩くのではなく、立ち止まります。
引っ張ってはいけないということをしっかりとわからせることが必要です。
③落ち着かせる
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興奮している犬をそのまま散歩に連れていくと、最後まで興奮したままです。
きちんと落ち着くまで声掛けをしたり待ったりして、きちんと落ち着かせてあげるとリードを引っ張ることがなくなります。
④しっかりと褒める
①〜③の方法を試した時に犬がリードを引っ張ることがなくなったり、きちんと言うことを聞いた場合には、しっかりと褒めてあげてください。
人間と同じように犬も褒められたら嬉しいものですし、褒められたら褒められるだけ伸びます。
散歩中に引っ張る場合は対処が必要
犬が散歩中に引っ張る理由としては、興奮している・飼い主がついてきてくれると思っている・飼い主が引っ張っているからなど様々な理由が挙げられます。
きちんとした対処法を実施して、犬が散歩中に引っ張らなくなるようにしましょう。
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UCHINOCO編集部
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