ダブルコートの犬のブラッシングは?コツを紹介!

犬を飼っていると日々の被毛のお手入れが大切になります。
特にダブルコートの犬は毎日ブラッシングをしてあげないと、毛玉や皮膚炎の原因にもなります。

ダブルコートの犬のブラッシングについて紹介します。 2020年01月10日作成

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犬のダブルコートのとは?

犬の被毛は大きく分けてダブルコートとシングルコートに分かれます。
ゴールデン・レトリバーやポメラニアンなどは、このダブルコートと言われる毛質をしており二重構造の毛になります。

ダブルコートの犬種はアンダーコートとオーバーコートに毛が分かれており、季節に応じてアンダーコートが抜けることにより体温調節をします。
オーバーコートは上側の毛を指し、固くてしっかりとした毛質が特徴であり、愛犬の皮膚を外部の刺激から保護することに適しています。

反対にアンダーコートはふわふわとした羽毛のような毛質であり、保温や保湿をするために優れています。
ダブルコートの犬には、春先と秋口に換毛期があり、アンダーコードが抜け冬毛と夏毛に生え変わることにより気温の変化に対応します。

この換毛期に古い毛が残ってしまい、上手に新しい毛に生え変わることができないと皮膚上で菌が繁殖してしまい、皮膚炎の原因になります。

ダブルコートの犬はブラッシングをしっかりと行い、換毛期に古池を抜けやすくする手伝いをしてあげることが大切です。

ダブルコートのブラッシングは?

ダブルコートの犬は二重構造の毛質をしているため、毛の密集率も高く被毛に湿気を溜め込みがちです。

定期的にブラッシングすることにより、被毛の喚起をして湿気を外に逃してあげることで皮膚炎を予防することができます。
また、柔らかいアンダーコードは毛玉にやりやすいので、ブラッシングすることにより毛玉予防にもなります。

ブラッシングは犬専用のスリッカーというアイテムを使用して毛並みに沿ってブラッシングします。
ブラッシングにはマッサージ効果もあり、皮膚を刺激することで新陳代謝を促し古い毛を抜けやすくする役割があります。

さらには、血流をよくすることで皮膚の免疫力を高め健康な皮膚と被毛を維持する効果も期待できます。

ブラッシングのアイテムはスリッカーの他ににスリッカーにたまった毛を取り除いたり、仕上げに整えるためのコームや広範囲をブラッシングできるピンブラシなどがあります。

愛犬の被毛の状態によって使い分けてブラッシングしてあげるのが大切です。
被毛が汚れている時にはシャンプータオルなどを併用して使うとさらに清潔にケアすることが可能です。

ブラッシングの頻度は?

ダブルコートの犬はふわふわの毛が魅力ですが、換毛期だけブラッシングしていれば大丈夫というわけではありません。

毛の密度が高いため、飼い主さんとのコミュニケーションの意味合いも込めてブラッシングは毎日のケアにすることもオススメです。

毎日のブラッシングを通じて愛犬の被毛の状態をチェックしたり、身体をさわったりしてしこりの有無などの健康チェックすることもできるのでオススメです。
さらには、アンダーコートはふわふわして軽い毛ですのでブラッシング古い毛を取り除くことで抜け毛を減らすことができます。

毎日のブラッシングは飼い主さんとの信頼関係を築くためにも有効ですので、積極的に行うと良いでしょう。

特に梅雨時期や夏場の暑い季節にはブラッシングがしっかりされていないと被毛の中で菌が繁殖してしまい、マラセチア 皮膚炎などの病気になる可能性が高くなります。
犬の皮膚炎は一度なってしまうと、再発してしまう可能性が高くなかなか治らない厄介な疾患です。

日頃からしっかりとブラッシングを行い、毛玉や皮膚炎を予防しましょう。
被毛の状態は愛犬の健康のバロメーターともいえるので、愛犬との大切なコミュニケーションとしても行いましょうね。

著者情報

UCHINOCO編集部

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