インコは性別によって喋る、喋らないが決まるのか?
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鳥類は基本的に求愛はオスから行います。それをインコで考えてみても、確かにオスのインコの方がよく喋る理由がわかりますよね。メスのインコに対して必死にアピールをするように、頑張ってお喋りをしようとしているのです。そうすることで、メスには刺激になるわけです。そしてインコ世界でも鳴き声が美しいのは、オスとしての名誉なのです。
そこを理解してあげてください。つまりメスよりもオスのインコの方が流暢にお喋りをしてよく鳴きます。これはインコの中でも当たり前の常識であり、オスの方が優位であることを示しています。
喋るメスもいる?
メスのインコが全く喋らないというわけではありません。むしろ、稀にオスのように食べるタイプのインコもいるのです。よく喋るオスの傍にいることで、なんとなくお喋りを真似をしているのでは?と言う説もあります。それでも、オスと比べると控えめなものです。そこで、最初からお喋りを期待してインコを飼うのであれば、メスよりもオスの方をおススメします。
またよく喋る?と言われるメスの方を観察していても、やはりほんの少しだけお喋りをするという感じで、控えめです。そこを考え合わせると、どうしてもオスには劣ってしまうのです。鳥として可愛がる分にはオスメスの違いは何もありません。それでもインコのお喋りを聞きたい人は、やはりメスには物足りなさを感じてしまうようです。
インコのオスはなぜ喋るのか?
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基本的には飼い主さんの気を引きたいという気持ちが一番強いと言われています。インコが一生懸命、何かの言葉を覚えることは、飼い主さんを感動させます。そしその様子を見ているインコもとても幸せな気分に浸れるのです。この繰り返しで、インコはどんどんお喋りを得意とするようになります。中でもメスに比べるとオスの方がよく喋ります。
インコの頭脳もなかなか明晰なので、「もっと喋ってくれないかな~」と飼い主が感じると、それをインコが察してお喋りをするようになるのです。これまたとても不思議な感覚なのですが、実に明確に飼い主さんの気持ちを射抜いているようにも感じます。生後3か月を過ぎると、お喋りを覚え始めるインコが多いようです。
性格的に性別関係なしに喋らないインコ
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インコにもおとなしく無口なタイプがいるのです。そこは性格的な問題であり、個性の一つでもあるのです。それがたとえオスであっても、お喋りは苦手ということがありあす。無理強いをしないようにしてください。かえってストレスになってしまうからです。
インコが自分で喋ってみようと思えないと、絶対にお喋りを始めることはありません。最初は飼い主さんが喋る様子を真剣に観察するでしょう。それがインコが喋りだす最初の段階だからです。何かを真似してみよう、と感じたときにインコはお喋りを始めるのです。
目の横にある耳に注意を
インコが飼い主さんの顔に近寄ってくるのは何をしているときだと思いますか?インコの耳の位置は目の真横です。そこで音を聞き分けるので飼い主さんの声を聴こうと頑張っている時の様子なのです。「今なんて言ったの??」と言わんばかりに、耳を近づけてきます。
飼い主さんも覚えさせたいと思う言葉を何度も何度も繰り返していると、インコの方がいつの間にか先にそれを覚えてしまうのです。そこまで順応性が高いインコであることを知っておいてください。
オスにとってのお喋りとは?
お喋りが上手なオスのインコはいろんな声を出せるようになっているはずです。最初は物まねのような形で真似をしていても、そのうち自分のものにしてしまいます。飼い主さんが喜ぶ分、どんどん喋るようになるのです。喋る=褒められるという構図が完成するとインコはどんどん言葉を覚えて頼もしくなっていくものです。
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UCHINOCO編集部
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