人間でも好物の人が多いと思いますがとてもおいしいエビ、犬にも食べられるのでしょうか?犬には海のものは与えてはいけないなどの話をよく聞きますが本当はどうなのか、飼い主の方であれば知りたいと思います。この記事ではエビを食べる場合の注意点やエビの危険性などを詳しく解説します。
犬はエビを食べられる?
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犬にとってエビは大変危険な食材といわれています。特に加熱していない生のエビは絶対に与えてはいけません。また大量に与えすぎると命の危険性があります。
加熱したエビでも大量に与えると嘔吐や下痢の症状が出る可能性があるので、基本的には犬にエビを与えることは避けた方がよいと思われます。
エビに含まれる栄養と効能はなに?
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エビに含まれる栄養と効能はなに?
犬はエビを食べるのは避けた方がいいのですが、少量の加熱した場合であれば食べることはできます。そこであまり知られていないエビの栄養と効能を解説します。
含まれる栄養素
エビにはビタミンB12、ビタミンE、タウリンが多く含まれています。また食物繊維の一種でキチンキトサンと呼ばれる成分も含有されています。
効能
ビタミンB12は赤血球の合成に関わっていて貧血予防に役立ちます。ビタミンEは抗酸化作用があります。また血管や細胞の膜を強化し血流が改善される効果があります。タウリンは善玉コレステロールが増加され、動脈硬化や視力低下を予防します。
エビを犬に与える時の与え方と注意点
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エビを犬にあたえるのは基本的にはやめた方がいいのですが、注意しなければいけない点や与える方法をきちんと守れば与えることができます。ここでは犬にエビを与える際の注意点や与え方を解説し、もしエビを食べたしまった時に出る症状を紹介します。
与え方
エビの頭、殻、尻尾などの硬い部分は消化がとても悪く消化不良になりやすいので、必ず取り除きます。その後しっかりと加熱します。そして食べやすい大きさにカットしたり、つぶしたりして与えましょう。
注意点
犬に与えるエビは必ず加熱させます。エビだけではなくイカやサンマなどの魚介類に含まれているチアミナーゼは生で食べると中毒症状を起こしてしまいます。チアミナーゼは熱に弱いので必ず加熱が必要です。
エビを使った加工食品ですが、人間用の場合は塩分が多く含まれているので与えるのはやめましょう。犬用として作られたえびせんなどのおやつもありますので、パッケージに表示されている適正量を守り与えるようにします。犬用のおやつ、エビクッキーなど販売されていますが、必ず原材料を確認します。食べた後は下痢や嘔吐がないかなどアレルギー症状の有無を確認します。
生エビを食べた時に出る症状
生エビにはチアミナーゼという酵素が含まれているのですが、このチアミナーゼがビタミンB1を破壊してしまいます。そのためビタミンB1欠乏症を起こしてしまいエネルギーをうまく作れなくなったりして命が危険になることがあります。その場合にみられる症状は嘔吐、下痢、神経障害に伴うけいれん、疲労感、ふらつき、筋力の低下、視力障害、脚気などです。
エビは本当に危険なのか見極めよう!
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上記に記したように犬にとってエビを与えるにはとても危険であるといわれています。しかし栄養もあり効能もあるので与えることができればよい食品かもしれません。どうしても与える場合は上記を参考にし、十分注意して与えるようにしましょう。
エビにはチアミナーゼのほかにトロポミオンというたんぱく質が含まれており、加熱では完全に壊れにくい成分です。痒みや脱毛などのアレルギー症状を引き起こすことがあります。
エビはおいしい食材でありルールを守れば犬に与えても問題はないかもしれませんが、飼い主としてエビは本当に大丈夫か、また危険なのかきちんと見極め与えるようにしましょう。
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UCHINOCO編集部
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