犬は、にんじんが好き?でも食べ方には用心が必要?

にんじんはどんな犬にも安全に与えることができる?という印象があります。それでも、ちょっとした注意が必要な野菜でもあります。今回は犬に、にんじんを与える時の注意点をまとめてみました。どんなふうに与えるのがベストなのか?この機会に学習をしてください。 2019年11月10日作成

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にんじんのβカロテンが危険なの?

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βカロテンと聞くと、体に良いいうイメージがあります。犬にとっても、きっと体に良いものとして、たくさん与えてあげようと考える飼い主さんも多いのです。それでもにんじんには、気をつけて与えないといけない栄養素があります。それがβカロテンです。

予備知識として、にんじんの過剰摂取には注意が必要であることを知っておいてください。その理由はβカロテンは、犬の体の中ではビタミンAに変換されます。つまり、あまりにも多くを摂取してしまうことで、ビタミンA中毒になってしまう可能性があるのです。つまりビタミンBを破壊してしまう可能性があるので、あくまでも適量を与えるようにしてください。毎日のおやつに必ず食べさせるというような括りは必要ありません。

あくまでの適量のにんじんなら大丈夫!

にんじんはとても硬いので、小型犬などには相当小さく切ったものを与えるようにしてください。万が一、丸のみをしてしまっても喉に詰まらない大きさを、飼い主さんは心がけるべきでしょう。生で食べても大丈夫な野菜ですが、過剰摂取にだけは用心をしてください。生で与えてしまと想像以上に硬く、小型犬や中型犬でも飲み込めずに大事に至るという場合も多々あります。そのあたりは警戒しながら与えるようにしましょう。

出来ればすりおろして何かに混ぜるなど、加工をしてあげる方が安心な野菜です。生のままではとても硬いので、柔らかく茹ででキューブ状にしてあげるなど、おやつ感覚であげると、犬はとても喜びます。繊維質が豊富に含まれれているので、普段か便秘気味の犬には効果があります。逆にお腹が弱いタイプの犬には、下痢を引き起こす原因ともなりますので要注意です。

にんじんには良い効果がたくさん含まれています

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にんじんには、皮膚や粘膜の保護成分が含まれています。バリア機能という点ではとても優秀な成分です。皮膚が弱い犬に効率よく与えることで、健康維持にも大いに役立ちます。そして食が細いタイプの犬や、食欲不振を度々起こすような犬にとっての、にんじんは体調管理に役立つ野菜です。愛犬の健康維持のために取り入れる野菜としての、にんじんは優秀な食材です。

抗酸化作用を期待できる成分も含まれているのでシニア犬の健康維持にも役立てることができます。おやつとして与えるなど、扱いやすいとして多くの飼い主さんに支持されています。子犬にも、茹でて柔らかくした、にんじんは良いおやつになります。

調理する時にも注意点が?

にんじんは他の食材と一緒に茹でないようにしてください。ついつい、同じように食べさせるために同じ鍋の中に入れてしまいがちです。それでも、犬に与えるということを前提に考えると、中毒を起こしやすい玉ねぎなどと一緒に煮込むのは危険です。
にんじんだけを単体で茹でるように気を配ってください。

どんなふうに与えれば良いの?

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例えば野菜スムージーの仕上げに生のまま、すりおろしてあげるなど、負担の内容泣かっ形に、飼い主さんが加工してあげましょう。またおやつタイプの場合には、薄くスライスしたもいのを、レンジで加熱すると、チップスのようになって、美味しいおやつに変わります。

犬用に加工して安全に与える点で、にんじんはとても優秀な野菜と言えます。但しあくまでもドッグフードを中心にしてトッピングやおやつという与え方で捉えるようにしてください。絶対に1日に数グラム食べないといけない食材ではありません。注意をしながら適量与えるだけでも美味しく楽しめる野菜の一種です。

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UCHINOCO編集部

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