猫が尻尾をパタパタとさせているときの感情ってどんなもの?

猫は自分の感情を尻尾の動きで伝えてくれる場合があります。様子を見ているとその時の気持ちが手に取るようにわかる場合も多いのです。特に尻尾をパタパタとさせているときの感情を知っておくと、猫との生活の中で情報を得ることが多くなります。 2019年10月30日作成

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猫は尻尾をパタパタとするとき

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まず猫にとって、尻尾を振ることの意味を知っておいてください。犬と比べると感情表現の方法は少ないように思われがちですが、尻尾の動きで自分の感情を表現するのが上手な生き物であると理解してみてください。実際に、猫にとっての「尻尾」とはすべての生活のおいて重要な役割を果たすものなのです。

特に感情を表す場面では自分の気持ちを相手に示すために尻尾の動きを変えて表現しようとしています。例えば、尻尾をパタパタと振るときにはどんな機嫌のときなのか?を飼い主さんが知っておくことで、対応も変わってくるはずです。基本的に尻尾を、パタパタとふるときには機嫌が悪いときもあると、受け止めておいてください。

尻尾をパタパタとさせているとき

猫が尻尾を、パタパタさせるというのにはいくつもの理由があることをご存じでしょうか?すべての動物の尻尾の動きと猫の尻尾の動きとを同じように考えるのは間違いです。猫の場合に限っては、尻尾をパタパタさせる=不機嫌な時と考えることが無難です。それ以外の理由は見当たりません。音を立てるほどに、パタパタとさせている分、かなり気分が苛立っていると考えるのが妥当でしょう。

勘違いをしてご機嫌なときなのか?と思い手を差し伸べると猫にパンチをされたという経験を持っている人も少なくありません。それほどに尻尾をパタパタとさせるのは、機嫌が悪いときであり、何か不具合があって、攻撃的になる直前の気分の時が多いのです。どちらかと言えば、楽しい気分の時よりも不安が多くなったきにパタパタと尻尾を揺らすことが多いのは確かなことです。

同じパタパタでもゆっくりと揺らしているとき

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機嫌の悪いときには、早くパタパタと尻尾を動かして、忙しない感じになります。表情を見てください。なんとなく怪訝な表情になっているのもわかります。逆に尻尾をゆっくりと揺らすような形でパタパタとしているときには、心が穏やかな場合が多いのです。

つまり機嫌のよいときで表情も穏やかなはずです。このように同じパタパタでもその「速さ」によってその時の気持ちを読み取らないといけません。猫によってはあまり表情に出さないタイプの猫もいます。後は飼い主さんの洞察力が問われるのですが、できるだけ、正確に猫の気持ちを読み取れることが肝心です。

ゆったりとしてパタパタとしている尻尾

例えば日向ぼっこの最中の猫の様子をみてください。ゆっくりと尻尾を左右に動かしていませんか?これは明らかに落ち着いた気分の時です。飼い主さんはそんな様子の場合には黙って見守る方が良いことを知っておいてください。猫は自分が構ってほしいと考えるときには自分の方から寄ってきます。この違いは、長年暮らしていると、ようやく飼い主さんにもわかるようになるものです。

猫が小刻みにパタパタとさせるとき

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猫が不安や恐怖を感じ始めたときには、必ず小刻みに尻尾をパタパタとさせるものです。落ち着きがなくなり、不安の方が多くなってしまうときに顕著に表れる仕草です。これは例えば、苦手な来客が間もなく訪れるであろう時間帯や、飼い主さんが出かける時間になったときなどに、察知して起きる現象です。何か不安だな、どうしようかな、という気持ちの時に起きやすい現象です。

逆に例えば小さな虫を見つけた場合や小動物に遭遇して驚きの気持ちを示すときにも、小刻みに尻尾をパタパタとさせます。いずれの場合にも、ややネガティブな気持ちの時にパタパタとさせるパターンもあることを飼い主さんは知っておいてください。

尻尾の構造

ここで、猫の尻尾の構造を簡単にご説明しましょう。猫の尻尾は、猫種によって長さが異なりますが、一般的に「尾椎(びつい)」と呼ばれる骨が18~23個あります。この尾椎はある一定の緩やかな間隔で繋がっているため、細かい動きやしなやかな動きができるようになっています。

また、この動きには筋肉の付き方も大きく関係しており、何種類もの筋肉によってその動かし方を変えています。さらに、骨や筋肉を動かしているのが、尻尾全体に通っている「尾骨神経」です。この尾骨神経は他の重要な神経と繋がっているため、尻尾を傷つけてしまうと、排泄ができなくなったり歩行に困難が生じたりします。ふざけて猫の尻尾を強く引っ張るなどの行為は、決してしないように注意しましょう。

尻尾の役割

猫の尻尾には主に2つの役割があります。1つは、コミュニケーションツールとしての役割。そしてもう1つは、バランスを取るための役割です。

猫は、尻尾を「垂直に立てる」「大きく振る」「ゆっくり振る」「逆立たせる」などして、感情表現をしています。驚きや恐怖、甘えている時や嬉しい時など、その時の感情を尻尾の動きで表しています。

2つ目の役割はバランスを取るためです。狭いところや高いところ、不安定な場所を歩く時などは、バランスを崩さないように素早く尻尾を動かしてバランスを取ります。

著者情報

UCHINOCO編集部

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