文鳥の甘噛みってどういう気持ち?
https://www.shutterstock.com/ja/home
もしも文鳥が力強く指を噛むような仕草をするなど、明らかに問題行動か?と思えるような場合には、まずは叱らないといけません。犬の様にすぐに理解をすることはありませんが、何か理由が気持ちが不安定になっている場合もあります。ただ、羽の状態などを見て、換羽期などの場合には、様子を見守ってください。文鳥につつかれるくらいで、流血するようなことはあり得ません。それよりも、強くしかりつけしまうと文鳥の方が怯えてしまいます。
その反面、飼い主さんの指先を軽く甘噛みする場合にはどんな気持ちが込められているのでしょうか?これは飼い主さんへの甘えや信頼を示している行動として受け入れてあげてください。文鳥の甘噛みは信頼の証です。甘噛みの段階であれば、十分に許せる範囲ですが、それが噛み癖になると阻止しなければいけなくなります。
文鳥の意思表示はくちばしを使う
文鳥は様々なものを、くちばしで探り情報を得るようにしています。すべての気持ちも伝達事項もくちばしを使うので、甘噛みもその一種と言われているほどです。甘噛みもくちばしを使って行う意思行動です。決して飼い主さんに対して何か、酷い感情を持っているというわけではないのです。
それよりお飼い主さんに対しての愛情表現の一つだと理解してあげてください。チュンチュンとつつかれると確かに痛い場合があります。度が過ぎると、優しく注意を促さないといけません。それでも、文鳥の心の中は、飼い主さんへの信頼で溢れているのです。くちばしの当たり具合で、その時の感情をストレートに示していると考えれば、なかなか愛着の湧くペットなのです。
甘噛みと噛み癖の区別をつける
https://www.shutterstock.com/ja/home
文鳥の甘噛みも度を超えてしまうと今度は痛みを伴ってしまいます。これは文鳥にもきちんと伝えないといけないことです。でも小さな体をしていますので体罰だけはいけません。決して悪気がないことだけは理解してあげてください。もしかしたら、飼い主さんの指先に何か食べ物の美味しい匂いがついていませんか?
そんな些細な香りまで文鳥ははつぶさに拾い集めるものなのです。それが飼い主さんの指であればついつい甘噛みをしてしまう場合もあります。但し、それが噛み癖に移行してしまう場合には厄介です。区別をつけてきちんと治す方向で、飼い主さんも態度を改めた方が良いでしょう。
文鳥の噛み癖について
文鳥を手に乗せて遊んでいるつもりが、噛み癖がついてしまって困る、という場合が案外と多いようです。手乗りの場合には、飼い主さんの指が近く、ついつい甘噛みが高じてしまって噛み癖に移行する場合もあるのです。小さな頭の中には、その躾を受け入れるだけの能力は、備わっていません。それよりも、噛み癖が付いてしまう環境を作らない方が先決でしょう。
あまりにも大きな声で叱るような方法では、かえって飼い主さんへ不信感につながるばかりです。文鳥にとって一番の敵は恐怖を覚える体験です。一度でもそのような目に遭うと、人間不信にまで陥ります。そのあたりを飼い主さんはよく考えて行動をしなければいけません。
文鳥の甘噛みやめさせる方法は?
https://www.shutterstock.com/ja/home
飼い主さんの指を甘噛みするようなことは、文鳥としては当たり前のことです。但し、それ以上の噛み癖は絶対にやめさせてください。言葉で叱っても伝わりにくいので少し手を振動させるなどして、噛むと揺れるという流れを作るのはどうでしょうか?何度か繰り返すと、文鳥の方もそれが不快に感じるようになります。そこで、しつけをすることで防げるものなのです。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。