しっぽを引きちぎれんばかりに振って、全身全霊で迎えられたら、飼い主さんも帰宅が楽しくなるものです!愛犬が待ってくれていると思っただけで、仕事も頑張れるという方も多いかと思います。
しかししっぽを振っているからと言って、嬉しいと思っているとは限らないって話もよく聞きませんか?でも具体的にはどう判断すればいいのかよくわからない、という方もいるかと思います。今回はしっぽでわかる犬のきもちについて解説いたします!
愛犬のしっぽの高さはいつもどれくらい?
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犬のしっぽは基本的に嬉しい・楽しいなどのプラスの感情の時には通常の位置より上に、悲しい・怖いなどのマイナスの感情の時には通常より下の位置にあります。しかしここである疑問に行き着く人も少なくないと思います。
それは「通常の位置って何?うちのこはいつも下がっているけど不機嫌なの?」という疑問でしょう。そうです、犬種によってしっぽの形や大きさが違う為、通常の位置は必ずしも水平とイコールにはならないのです。
ですから愛犬がいつもどのようなしっぽの高さを維持しているのか、日頃からよく観察してみると良いでしょう。
興奮しすぎると良くない
しっぽを上の方でぶんぶん振り過ぎている場合、嬉しがってくれてるんだなぁと思って和やかな気持ちで見てしまうのも実はあまりよくありません。犬が興奮しすぎている場合があるからです。
興奮しすぎると息が荒くなりますよね。そうすると犬の身体にも当然のごとく負担がかかります。自分に気持ちを向けてくれて嬉しいというきもちもわかりますが、愛犬には過度に興奮させないようにしましょう。
もっと詳しく知りたい!しっぽでわかる犬のきもち
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大体の感情はわかってももっと詳しい状況を知りたいかと思います。ですからしっぽの様子別にどう思っているのかを、いくつか深堀してみようと思います。
おかえりなさいとばかりにお座りしてお尻からぶんぶん
これはよほど嬉しいと感じているのでしょう。恐らく皆さんも経験したことのある光景ではないでしょうか。それはもう瞳がキラキラしているはずです。一目瞭然ですね。
しっぽをピンと立てている
これはまさに探り探り状態。アンテナのようなものを張っていると思って頂いて大丈夫かと思います。この時に手を出すと危険です。その子と初めて会った際には、お尻のにおいをかがせてあげると自分は敵じゃないよと示すことが出来ますよ。
それとなるべく犬と同じ目線に立つことも良いですね。いずれにせよ犬のきもちを考えてあげると良いでしょう。万が一しっぽが小刻みに震え始めたら、犬に攻撃されてしまう可能性がありますので、慎重に対処しましょう。
しっぽどこ行った?足の間にしまっていた時
しっぽが垂れている時はあまり良い感情とは言えないということは、先程解説しました。ですがもっと怖がっている時には、このような格好をして縮こまっていることもあります。
叱られた後にこうなることもありますから、あまりきつく言い過ぎないようにしましょう。もうこうなったら犬は精一杯反省しているのです。
犬のしっぽからきもちを読み取ろう!
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喜んでないよ~と言いつつも、実は裏で喜んでいたりすることは人間にもありますが、ちょっとわかりにくい時もありますよね。ですが日頃から愛犬のしっぽを見ていれば、どう思っているのか理解してあげられる可能性は高いです。
ただし過信は禁物。喜んでいるだろうなと思っても、実は違うという勘違いをしてしまうこともあります。ひげや体勢などその他の様子も合わせて判断すると良いでしょう。
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UCHINOCO編集部
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