インコは臭い？？インコを飼うと「臭い」のは当たり前？？

インコ臭というものは食べるものによって若干ちがってきます。ただ、家の中にその臭気が漂うと、来客や他の家族にとっては不快なものとして受け止められます。やはり、インコの臭い問題については飼い主さんが責任を持って対応するべきなのです。

そのためには、鳥かごのシーツ交換をきちんと行い、月に1回程度はケージを丸洗いする必要があります。利用の可能な場合には、空気清浄機を利用して換気良くして、部屋の空気が澱まないようにしてください。あまりにも臭いと感じている場合には、食べさせる餌を変えてみるのも一つの方法でしょう。

インコが臭う原因は手入れ不足や発情期、そして糞や尿の放置によって起きてしまいます。病気になってしまうと、どうしてもインコは臭くなります。インコの臭い対策はきちんと行わないと、家中がすべて臭うような形になってしまいます。飼い主さんはまず定期的な手入れを怠らないようにすることが必須です。

お手入れを放置してしまうと、どうしても臭いは定着してしまいます。悪臭になる前には、少しでも臭った場合には、必ずお手入れ不足を考えてみてください。発情をした場合には独特な臭いにもなります。ある意味、犬猫では考えられないような異臭を放つ場合があります。繁殖期に出てしまうホルモンが原因になります。インコ側には何も原因はありませんので、やはり清掃しか方法はありません。

餌が合わない場合には、すぐに下痢を起こしてしまいます。そのためにケージが汚れてしまうという場合も考えられます。少量の下痢でも、病気を伴う場合の便は臭いがきついものです。その場合には、まずは消化器の病気を改善し、ケージの中を清潔にするだけで、ある程度は解決出来る問題です。

もしも、下痢をした汚物が羽についてしまうと、体臭まで気になってしまいます。インコの体臭が強くなる要因をまずは取り除いて、長く一緒に暮らせることが一番の理想です。

糞尿が体の一部についてしまうだけで、悪臭はなかなか取り除けません。常にお尻周りをチェックしておいてください。下痢を少しでも起こすと臭いの原因になります。日常的に飼い主さんの方で気を付けて、異常があればすぐに対応することが必要になります。下痢以外でも、インコは体調を崩すと糞尿の臭いが強くなるという場合が多いことを知っておいてください。

急激に食欲が落ちてしまうという場合には、すぐに対応をしてあげてください。餌が合わないことが、原因になっている場合も結構、多いので餌の成分についても注意を払うようにしてあげてください。

インコ臭とはインコと暮らしていない人にとっては独特の臭いであることが現実です。それでも飼い主にとっては魅惑の香りと捉えられる場合もあるのです。それはインコの放つ臭いに対して悪臭というイメージを持たない場合です。なにやら、至極の香りという表現をする方もいるほどです。それを何かに例えると赤ちゃんの臭いに近い、と答える人もいます。そして干した布団のような香りがするという感じ方をする人もいるほどです。

それぞれに自分が愛するペットとして、インコに対しては独特な香りすら愛しいということなのです。多くの人は焼き立てのトーストのような香り、もしくはポップコーンの匂いに似ているという感じ方をするようです。この香りが漂う空間を衛生的に保ちつつ、愛してやまないというのはあくまでの個人の好みです。他人に押し付けることのないようにすれば、インコの臭いがインコの香りに変わる瞬間があっても良いのではないでしょうか。