犬にも虫歯はある！犬ので虫歯の治療と予防について

犬が毎日健康に過ごすためには、口の中の健康を維持することも重要なポイントです。痛くて好きなものが食べられないというナンセンスな状態に陥ってしまうと、人間以上に犬もへこむわけです。まずは飼い主として犬が虫歯を発生させてしまうメカニズムを知っておくこことが重要です。但し、基本的には虫歯になりにくい体質を持っていますので、虫歯を発症するというのは、かなり稀なケースと言えます。

それでも、食べているドッグフードや、おやつの量によっては虫歯を発症してしまう場合もあります。絶対に虫歯にならないというのは間違った認識ですので、愛犬を虫歯にさせない方法を常に考えることも必要です。

歯周病というもは、犬にとっても多い口腔疾患です。どうしても、ドッグフード以外にも食べるものが多くなってくると、人間同様に歯石と歯垢が発生してしまいます。すぐに歯磨きをすればよいのですがなかなか、毎日口の中をチェックできる飼い主さんは少ないようです。虫歯？と思ってよく見ると、既に歯の根っこにまで菌が浸潤しているということも、珍しくありません。

虫歯よりも実際に多いのは、歯肉炎などの口腔疾患です。ただ犬に虫歯はないと断言できることもないので常に的確な口腔ケアが必要になってきます。

犬が虫歯を発症するとよくある症状として、飼い主さんが気づきやすいポイントがいくつかあります。急に息が臭いと感じるときや、歯の色が虫歯になっている部分に限り変色します。よく観察をすると穴もあいていて、食べにくそうにするのが犬の虫歯の症状です。

飼い主さんの中には、犬は絶対に虫歯にならない！と思い込んでいる方もいます。それでも、実際に犬の虫歯は存在しますので、デンタルケアを怠らないようにして、虫歯と向き合うようにしてください。

こちらも人間とほぼ同じです。歯の隙間に食べ物が入り込んでしまうことで。虫歯菌が発生します。どうしても、おやつ類には糖分も含まれています。願わくば、何かを食べた都度、ブラッシングできれば良いのですが、なかなかそうもいかないのが現状です。

実際に虫歯になってしなうと、虫歯になっている部分を削って充填剤を底に詰めるという、人間同様の治療が行われます。但し犬の場合には、麻酔なしで歯の治療は困難です。その分、準備等々が必要になりますので、治療費などについてもどうしても高額にならざるを得ません。ここを心得ておいてください。

ただ行う治療としては虫歯になっている部分に対してのアプローチになりますので、人間同様です。唯一違うのは、相手が犬であるということだけです。その分、おとなしく治療を受けられないので麻酔が必要になるわけです。これは致し方のないことでもあります。

手の施しようのない歯は抜歯の必要があります。この場合には1本10,000円の経費がかかります。虫歯の治療についてもやはり30,000円程度の治療費を見込んでおいてください。人間と比べると非常に高い治療費になりますのでっ出来る限り、飼い主さんの方でデンタルケアに力を入れることをお勧めします。

犬の口腔ケアについては、とにかく1日1回は必ず行うことが大切です。歯磨きを嫌う犬も多いので子犬の時期から、口の中を触らせる練習を行い、デンタルフロスなどを使って、常に歯を綺麗にする習慣をつけることが重要です。飼い主さんとして、怠ってはいけないお世話の一つとして、口腔ケアは押さえておきましょう。