猫は気分屋だとか、ツンツンしているというイメージがありますよね。しかし、意外にも甘えん坊な猫は多く、デレデレとすり寄って来たり、かまってよーとアピールしてきたりする猫はたくさんいます。一説には雄猫は甘えん坊が多いともいわれていますが、雌猫はどうなのでしょうか?
雄猫は甘えん坊が多い?
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雄猫は甘えん坊な子が多いという話を聞いたことありますか?猫を飼っている人たちの間では、雌猫より雄猫のほうが甘えん坊だといわれることがあるそうです。
雄猫はもともと本能の欲求をアピールする事がうまく、発情期になると雌猫にすり寄っていくのも雄猫からです。そういった事からか、アピールする対象が雌猫ではなく飼い主になると、甘えん坊だと思われるのかもしれませんね。
また、最初の発情が来る前に去勢をした雄猫は、子供のころの性格を持ち続けている子が多く、成長しても子供の甘えん坊なままのことが多いので、去勢した雄猫は特に甘えん坊だと思われるのでしょう。
それに対して雌猫は、一匹で出産子育てをするので雄猫よりも自立心がつよい傾向にあります。子供を守ろうとする本能から、警戒心が強いので、雄猫よりも雌猫は甘え下手なのではないでしょうか。
雌猫が甘えるときとは?
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雌猫でも甘えん坊な猫はたくさんいます。去勢した雄猫が甘えん坊になるのと同じように、発情が来る前に避妊した雌猫も子供のころの性格を持ち続けるため甘えん坊になる傾向にあります。避妊する前と後で性格がガラリと変わってしまう事もあるそうです。
また、性格が変わるわけではないですが、発情期を迎えた雌猫はスリスリとすり寄ってきたり、いつも以上に甘える仕草を見せることがあります。発情期が過ぎてしまうと元に戻ってしまうので、ホルモンバランスの関係で一時的なものですね。
甘える時の仕草とは?
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いつも飼い主のそばにいる
気が付くと、いつもそばに猫がいるという経験がある人も多いのではないでしょうか。スリスリとすり寄ってこなくても、適度な距離を保ちつつ、いつもそばにいる猫というのは、実は甘えたい隠れ甘えん坊という可能性も。飼い主のそばで、寝ていたり毛づくろいしていたりするだけで、甘えたい気持ちが満たされているのかもしれませんね。
後追いをする
トイレに行くときもお風呂に行くときも、どんな時でも飼い主の後を追ってくる猫は甘えん坊といえますね。飼い主の姿が見えないとソワソワしたり、執拗に鳴いたりする場合は「分離不安症」という病気の可能性もあるので、ちょっと甘えん坊の度を越えてると思うようなら病院に相談しましょう。
スリスリをしてくる
「撫でろ!」といわんばかりにスリスリとしてくる猫も甘えん坊ですね。手に向かってスリスリしたり、足元でスリスリしたり、撫でるまでスリスリしてアピールをする姿は可愛くてたまりません。
なにかと邪魔をしてくる
新聞や雑誌を読んでいると上にわざわざ乗ってきたり、パソコンをしているとキーボードの上を歩いて「あー!!」となってしまったり、何かと邪魔をしてくることありますよね。「かまって!」とアピールをして来ている姿は甘えん坊認定です。猫飼いさんの間ではあるあるな姿で、可愛いなぁと思ってしまいますね。
雌猫でも雄猫でも甘えん坊な猫は可愛いですよね。甘えん坊な猫でなくても、飼い主と猫の間にはしっかりと絆があり、それぞれが心地よい距離感で生活するのが一番幸せといえますね。
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UCHINOCO編集部
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