雄猫の特徴とは?
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まず最初に雄猫の特徴をみてみましょう。甘えん坊だという所も特徴の一つとしてあげられますが、雄猫はとてもやきもちやきです。
猫の種類にもよりますが、大体は飼い主の側から離れない甘えん坊で寂しがりやな子が多い様です。
雄猫という事で気性が荒いのではとイメージする方も多いと思いますが、実はやんちゃでアクティブなのはどちらかといえば雌猫に多くみられる特徴です。
毛色によって性格が違うという意見もありますが、共通して言えるのが甘えん坊という点です。猫種・毛色でその他に付随する性格が加わると考えればいいでしょう。
雄猫の特徴から考える注意点は?
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雄猫は雌猫と違い、行動範囲が広いといえます。猫の場合は大体のお宅で室内飼いが多いと思われますが、自由に外も出すというという飼い方をしている方は何日も家に帰って来ないなんて事もあります。
去勢をしていない雄猫はよそで家族を作る事もあるので、家出したままそのまま帰って来なくなる事もよくあります。
この様な事から、一旦表に出る事が習慣になってしまった雄猫は、行方不明になったらつかまえる事が難しく、そのまま行方不明になってしまうという事もあるでしょう。
雄猫の去勢後の特徴
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去勢後の雄猫の特徴としては、次の様な事があげられます。
・太る
・鳴かなくなる
・マーキングしなくなる
・性格が穏やかになる
・雄猫特有の病気が軽減される
去勢というのは、皆さんご存知の通り、精巣を取り除く手術をいいます。したがって雄猫特有の精巣腫瘍や前立腺肥大などの病気のリスクが軽減されます。
この他、精巣を取り除くために発情がなくなります。なので外に徘徊して他の雄猫と縄張り争いのケンカで怪我をする心配もありません。
縄張り争いや、雌猫のへのアピールの必要がないという事はマーキングもしなくなるという事につながります。
必ずではありませんが、大体の雄猫は去勢する事でスプレー行為を軽減させる事が期待できるでしょう。
一方、発情がなくなる事で太ってしまうというデメリットもあります。徘徊したり、縄張り争いでアクティブに外出したりしなくなるために運動不足になってしまうという事が理由です。
この場合は食事の管理・運動不足などをしかっかりと改善する必要があります。
雄猫の病気の特徴は?
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雄猫の代表的な病気に「尿路結石」があります。重症化しやすく人間と同じように、膀胱・尿道などに石ができてしまう病気です。
雄猫は雌猫と比べ、尿道が細くできていてカーブしているため石が詰まりやすいといわれています。
次の様な症状がみられたら、尿路結石を疑ってもいいかもしれません。
・トイレが近い
・ずっとトイレでしゃがんでいる
・オシッコに血が混じる
・痛そうに鳴く
・オシッコにキラキラした砂が混じる
人間でも尿路結石はとても痛い病気として知られています。雄猫がかかってもこの病気は痛みを伴う事は想像できますよね。
トイレの周りをソワソワと離れないようであれば、尿路結石の前兆かもしれません。注意してみてあげましょう。
飼い主さんとの相性も考えて雄猫を飼おう!
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猫のイメージは”気が向いた時だけ”という感じがしますが、雄猫はそんな事もありません。裏表がないのが雄猫の特徴ともいえるので、飼い主さんとは密な関係も築く事ができます。
ガッチリとお近づきになりたいと思う方は、雄猫を飼う事を検討してみるのもいいでしょう。
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UCHINOCO編集部
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