猫がモフモフ仕様になっている時
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猫がモフモフというのは、何となく見た目を変えてしまっているという状態です。生理的に寒い時期になると毛の量が増えて全体的にふっくらとした雰囲気になるのです。これは多くの猫に見られる冬の変化です。猫の体は自らを守るために体を覆っている被毛が分厚くなるように変化をします。これは猫が生きて行くための術として、一つの自然現象でもあるのです。生き物ってすごいな~と感じる瞬間でもあります。
冬を感じ始めるとご飯をよく食べる
寒さに対しての防衛本能でしょうか。栄養を自ら蓄えようとする行動を見せます。これが過度になると、どうしても肥満への道を進んでしまいます。そこは飼い主が注意をしながら見守るべきです。冬の間は栄養効率が高いものに変えるなど工夫も必要です。飼い主のそのような細かな配慮と猫自身の行動が一つになって冬支度が始まるわけです。
いつものお気に入りの場所を移動させている
体がモフモフになって食事もおいしそうに食べる。それ以外に冬場に見せる行動としてはお気に入りの場所が微妙に変化することです。もしかするとこれまでは風通りの良い場所を選んで過ごしていたのかもしれません。寒さを感じ始めると少しでも暖を取れる場所に移動し始めます。これも、猫の知恵の一つです。その場所の方がこれまで過ごしていたところよりも安心して暖を取れると判断するのでしょう。猫の仕草を見ていると本当に、いじらしい部分が多いことに気づかされます。
猫も冬支度を始める
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冬になると猫の行動パターンが明らかに変わってきます。一つの理由は冬が寒さを感じているからです。人間が暖を取るとその場所に近寄ってくることが多いのもそのためです。冬支度の全てが、寒さが理由です。それ以外の時には、ほとんど年間を通じて変化を見せない猫も、冬になると変化を見せるようになるのです。冬支度を始める猫のために、飼い主も寒さ対策を十分に行いましょう。
猫にも個性がある
冬になると顕著な変化を見せる猫とあまり変わらない猫とが居ます。つまり寒くてもいつも通り過ごせる猫と、明らかに寒さに弱い猫とが居るのです。例えばお腹の部分を温めてあげるだけでも、かなり落ち着く猫もいます。猫が冬に変化を見せ始めたときには、おなか部分を冷やさないようにすることがポイントです。それを嫌がる猫には必要ありません。要するに寒がりの猫に対しては保温が効果的ということです。
動きが鈍くなるのも大きな変化
犬に比べると普段からそれほど頻繁に動かない猫。これは猫の習性です。冬になるとその動かない猫がさらに動かなくなる。一番わかりやすい変化なのです。猫なりに考えているのです。寒いときには無駄なカロリー消費をしないでおこう。そのように考えてひたすら暖を取ろうとする。これは猫なりの知恵です。
冬こそ猫ライフを満喫
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猫たちは冬になると被毛や体型、食事量や水の摂取量などについて変化を見せるようになります。そして猫なりに、冬の生活の準備を始めるのです。これを手助けするのが飼い主の役割です。そっと冬用のベッドを準備してあげる、ブランケットを置いておく。そのようなことで十分です。猫は自分たちなりに冬の猫ライフを送るようになるからです。
自分の呼気で温まろうとする猫
丸くなって寝ている猫を見てください。自分の呼気で暖を取っていることに気がつきますよ。そうやって少しでも寒さをしのごうとする行動も冬の変化の一つなのです。冬になるといろんなことを小さな頭で考えて行動に移す猫。本当に愛らしい存在です。
冬に変化する猫を理解する
寒い冬を猫なりに過ごすための工夫の全てが、冬の変化につながります。できるだけ冬の時期に猫が快適さを感じながら過ごせるように手助けしてあげましょう。猫にとって冬の日向ぼっこは至福の時間です。寒くない場所で日当たりの良いところ。このベストスポットに誘導して、冬の変化を見せる猫に快適に過ごしてもらう。これこそが、冬の猫に対する飼い主の愛情表現です。
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UCHINOCO編集部
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