サファイアブルーの瞳が魅力的!神聖な猫といわれるバーマンとは?

ミャンマー出身のふんわりした体つきのバーマン。
見ているだけでも癒されそうな猫ですが、実際、幸せを呼ぶ猫とも呼ばれています。
今回は、そんなバーマンについてのいろいろな情報をお届けします。
参考にしてくださいね。 2018年08月30日作成

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1. バーマンの基本情報

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バーマンはミャンマー出身の中型の猫です。
体重は2.5~6.5kgくらいで、特に雄は中型より大きくなる傾向があります。
体型はがっしりしていて、ボディタイプは、ロング&サブスタンシャルです。

長毛系の猫ですが、シルキーな感触でもつれにくく、アンダーコートが少ないダブルコートです。
足にミテッドが入っています。
ミテッドというのは、四肢の先端にある白い部分のことです。

2. バーマンの特徴や性格について

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バーマンの柔らかな長毛は「ゴールデンミスト」と呼ばれるクリーム色が主な色ですが、他の色の個体もいます。シールブラウン、シルバー、ブルーソリッドや、チョコレート、クリーム、ライラック、トーティなどです。丸い大きめの顔にアーモンド型のサファイアブルーの目で整った顔立ちをしています。尻尾がふさふさして、歩く姿がとてもチャーミングです。

バーマンはとても穏やかで優しい性格です。
人間の家族はもちろん、猫だけではなく、犬など他のペットとも仲良くできます。
とても甘えっ子さんで、いつも家族に一緒にいるのが好きです。

頭のいい猫で、してはいけないこと、ペットオーナーが嫌がることはすぐに覚えてしなくなります。
しつけがしやすいので。家の中で飼う場合に問題の少ない猫種です。

3. バーマンの歴史について

ビルマ(現在のミャンマー)にバーマンに関する古い伝説が残っているため、バーマンはビルマを起源とする猫だといわれています。
ビルマのある寺院に真っ白な猫が住んでいました。
寺院に置いてある黄金の仏像を盗みに入った盗賊に僧侶が殺されたとき、白猫は僧侶の体に飛び乗りました。
すると、僧侶の体に触れている足の先以外は黄金色に、眼球はサファイア色に変わったそうです。
黄金色の猫は「ツン・キャン・クセ」(Tsun-Kyan-Kse)という女神です。
この女神になった猫が、現在の「バーマン」の祖先といわれています。
こうしてバーマンは「ビルマの聖なる猫」と呼ばれようになりました。

現実の話では、バーマンがヨーロッパに紹介されたのはずっと後になります。
20世紀になってから初めてヨーロッパに連れてこられたのですが、この話も色々なバージョンがあり、どれが本当かはわかりません。
ヨーロッパに到着したのは、1910年代で、フランスだろうといわれています。
しかし、第二次世界大戦で猫の数が激減しました。
そのため、ブリーダーたちによって、シャム猫やペルシャなどとの交配を重ねて復活しました。その後、1965年に英国の猫団体に、1966年に米国のCFAにバーマンとして公認されています。

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4. バーマン・気を付けるべき病気について

バーマンは他の純血腫の猫に比べ遺伝性の病気は少なめですが、それでも稀に疾患をもつ子もいます。
主な疾患は、股関節形成不全、肘や膝の脱臼(関節がゆるくはずれやすい)、先天性貧毛症、先天性白内障などの眼病、尾端壊死(尻尾の先が血行不良で壊死する)などです。

先天性貧毛症は、生まれつき毛が少ない病気です。
先天性貧毛症は治療が難しいので、購入するときに、抱っこをして毛並みを確認して、病気ではないかの確認が大事です。

5. バーマン・食べ物の注意点

股関節形成不全や肘や膝の脱臼は、肥満すると悪化しやすいので太りすぎないように気をつけてください。
炭水化物を摂取が多くなりすぎないように、たんぱく質中心の食事にしましょう。
キャットフードを選ぶときは、できるだけ魚肉などが主な原材料として使われているもの、穀類カスなどを使用していないものを選びましょう。
食べ物だけではなく、運動不足も肥満の原因になりますから、キャットタワーなどを設置することも忘れずに。
そして、一緒に遊んであげましょう。


毛の長い猫の場合、「毛球症」といって、グルーミングをするときに自分の毛を飲み込んでしまうために起こる病気にかかる可能性があります。
毛球病をコントロールするキャットフードを選びましょう。

最初にキャットフードを購入するときに獣医さんに相談して選んだ方がいいでしょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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