犬の餌でもあるドッグフード選び、たくさん種類がありすぎて悩んでしまいがちですが、ポイントをおさえれば、そんなに悩むことでないのです。それでは一体、どのようにポイントをおさえていけばいいのでしょうか。
ドッグフードの種類で選ぶ
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愛犬が食べるドッグフードは、大きく分けて3種類に分けられます。
総合栄養食
総合栄養食と記載されたドッグフードと新鮮な水があれば、犬が1日に必要とする栄養素を十分に摂取できる餌のことを言います。
一般食
総合栄養食と記載のないドッグフードやおやつなどが、この部類に入ります。一般食だけでは、必要な栄養素を摂取することができないので、一般食を与える場合は、総合栄養食に+αが望ましいです。
療法食
心疾患・泌尿器疾患・消化器疾患などの治療を目的として作られた特別療法食は、獣医師の指示の元与える必要があります。もちろん、総合栄養食同様に、必要な栄養素は十分に配合されています。
このように、ドッグフードには大きく分けて3種類に分類されますが、治療が必要でない場合には、基本的には総合栄養食と記載されたドッグフードを選ぶようにしましょう。
形状で選ぶ
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ドッグフードには、以下の3種類の硬さのフードが販売されいています。
ドライフード
ドッグフードの中でも最も需要が高いドッグフードです。水分含有量が10%以下のドライフードは、他のフードと比較すると価格もリーズナブルなだけでなく、長期保存が可能です。また、そのまま与えることもできますし、お湯でふやかしてから与えることもできるので、全ライフステージに対応しています。
ウェットフード
水分含有量が75%以上のやわらいかいドッグフードで、ドライフードよりも嗜好性が高いのが特徴です。そのため、病気により食欲が低下している時でも食べてくれることが多いです。また、総合栄養食もあれば、一般食のウェットフードもあるので、与える際は確認が必要です。
セミモイストフード
水分含有量が25~35%と、ドライフードとウェットフードの中間くらいの硬さのフードで、嗜好性も高く噛む力が弱くなった犬にも安心して与えることができます。
ドッグフードと聞くと、ついドライフードを思い浮かべてしまいがちですが、ドライフードの他にも、ウェットフードやセミモイストタイプのドッグフードもあります。そのため、愛犬の状態に合わせて選ぶと良いしょう。
ライフスステージで選ぶ
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総合栄養食と記載されたドッグフードの多くは、各ライフステージ毎に販売されています。なぜなら、各ライフステージに必要な栄養素を配合することで、バランスの良いフードに仕上がっているからです。
妊娠/授乳期・子犬期(1歳まで)
この時期は、より多くのエネルギーを必要とします。そのため、高たんぱくなフードに仕上がている他、子犬の脳の成長をサポートするために、DHAなどが配合されているものも多いです。
成犬期(1~6歳頃)
成長期が終われば、緩やかに成長をするようになるため、子犬期ほどエネルギー要求量も多くはありません。しかし、6歳頃まで続く成犬期の皮膚や被毛の健康維持を考え、栄養素もバランスよく配合されています。
シニア期(7歳~)
7歳を過ぎる頃から、犬はシニア期を迎えるようにあります。シニア期になると、関節の力が衰えてくるため、シニア期用のフードには、グルコサミンやコンドロイチンなど関節維持をサポートする栄養素がプラスされるようになります。
全ライフステージ対応
ドッグフードの中には、全ライフステージに対応したドッグフードも販売されています。必要な栄養素は、十分配合されていますが、年齢に応じた+αの栄養素は含まれていないことが多いため、気になる場合はサプリメントなどで補うと良いでしょう。
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UCHINOCO編集部
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