美しい毛並みに釘つけ!『ヨークシャテリア』について

動く宝石!と呼ばれるほどに美しい被毛を持つヨーククシャテリアは愛らしい表情と美しい容姿を持ち合わせる犬種です。これからヨークシャテリアを家族として迎えようとしている人のためい、ヨークシャテリアについての知識をまとめてみました。 2018年07月06日作成

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1.ヨーククシャテリアの基本情報

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ヨークシャーテリアは「テリア」種に分類される犬種です。容姿はとても上品でおとなしそうな雰囲気を持っているのですが実は快活な性格を持ち合わせている犬種です。体重は約2~3キログラムで、体高は15~18センチです。小型犬として多くの人に愛されている犬種です。

2.ヨークシャテリアの特徴や性格について

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ヨークシャーテリアはテリア種の持ち合わせる賢くて用心深い性格をしています。どうしても吠えやすい傾向があります。これは幼い頃からのしつけが大切です。吠え癖はどうしても成犬になってからは改善しづらいので、吠えやすい犬種であることを理解したうえでしつけを行ってください。

動く宝石と言われるのは年齢と共に美しく変化をする被毛の色を指しています。子犬の時期には黒色に黄褐色が混ざり合う毛色をしているのですが、成長過程でツヤが出始めてシルバーカラーのような色味に変化をするのです。ヨークシャテリアの成犬は「ダークスチールブルー」という美しい被毛を持つ姿に変貌していきます。この様子を動く宝石と表現するのです。

ヨークシャー・テリアのメス犬は年齢を重ねるたびに精神的にとても落ち着いた性格になっていきます。オス犬は活発で情緒豊かな性格をそのまま引き継いでいきます。ヨークシャテリアは幼い頃には、やんちゃな姿を見せますが、成長するととても思慮深い犬に成長します。そこが飼い主としては楽しみでもあるところです。


3.ヨークシャテリアの歴史について

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ヨークシャー・テリアの歴史は古く、19世紀のイギリス・ヨークシャー州にさかのぼります。当初は工場に棲みつくネズミを駆除する使役犬として飼育されていました。体の大きさも今ほど華奢ではなく、5キロ以上の体重の個体もいたほどでした。

やがてそのヨーククシャテリアの小さな姿と美しい被毛から上流階級の人からも愛されるようになりました。愛玩犬としての姿は当時からも伺えて今のヨークシャエリアの持つ美しい姿は貴族からも広く寵愛を受けていました。

日本には第二次世界大戦以降に輸入されたと言われています。まだまだ高価な金額で取引をされていたヨークシャテリアは1960年代から1970年代にかけて日本が高度経済成長期に突入した時期から人気に火がついて座敷犬として大人気になりました。

4.ヨークシャテリア・気を付けるべき病気について

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小型犬に多い骨の病気として「膝蓋骨脱臼」が心配な犬種です。華奢な体格をしている犬種ですのでヨークシャーテリアと生活をするうえで、気を付けるべき病気の一つです。後ろ足の膝蓋骨のお皿がずれてしまうことで、足が脱臼を起こします。その程度によって、保存療法で様子を見ることができる場合と、手術をして根治を目指す場合に分かれます。高い場所への飛び降りを禁止して滑りやすい床を改善するなど、生活面では気を付けることが多くなります。

ヨークシャーテリアを含め小型犬は膝関節の筋肉や靭帯が先天的に形成異常を起こしていることが多いのです。どうしても避けることができない病気ですので、早期発見が一つのカギとなります。

気管虚脱

気管虚脱も小型犬に多い病気です。まるでガチョウが鳴いているような空咳が一番わかりやすい症状です。ストレスがかかるとひどくなる場合が多く、放置していても悪化をする場合がほとんどです。呼吸困難を起こすような場合には大事に至りますので、専門医の診察を経て治療方針を話し合うようにしてください。

やはり気管虚脱の原因も遺伝的なものが多いと考えられています。肥満が原因となっている場合も多いで適正体重をきちんと飼い主が把握して生活をすることがとても大切です。

5.ヨークシャテリア・食べ物の注意点

ドッグフードを選ぶときいは動物性のタンパク質がシッカリと含まれているものを選んでください。ヨークシャテリアは活発に動き回るので栄養価が高く毛艶にも良いフードを与えてあげることをお勧めします。小型犬ですので合成添加物が少ないものを選んであげることも大事です。また膝蓋骨脱臼を考えると肥満をコントロールする必要性もあります。高たんぱく質でカロリーが低いドッグフードを選ぶことも大切です。

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UCHINOCO編集部

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