うちの猫が最高!映えてかわいい猫写真の撮り方&アイデア集

ふとした瞬間に見せる、猫のかわいい仕草。
飼い主であれば「何としてでも写真に収めたい!」という人も多いでしょう。
実は、ちょっとした撮影テクニックを取り入れるだけで、かわいくて映える猫写真を簡単に撮影できるんです。
本記事では、かわいい猫写真の撮り方や映えるポーズアイデアを紹介します。 2025年08月05日作成

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猫のかわいい写真を撮る前に必要な準備

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愛猫の突然のシャッターチャンスを逃さないためにも、写真を撮る前にはしっかり準備しておくことが大切です。まずは、猫の可愛い写真を撮る前に準備すべきものについて紹介します。

使い慣れたカメラまたはスマホ

いつシャッターチャンスが来てもサッと撮影できるように、使い慣れたカメラやスマホを用意しましょう。
手軽さ重視ならスマホ、本格的な画質や多彩な撮影表現を重視するなら一眼カメラがおすすめです。
どちらも連写機能やシャッタースピードを調節できる機能があるものだと、活発な猫の写真撮影もスムーズになります。

なお、撮影スタイルに合わせてカメラアクセサリーも活用すると、さらにきれいな写真が撮影しやすくなりますよ。
小型の三脚があれば手ブレを防止できますし、レリーズと呼ばれるリモコンがあると愛猫の気を引きながらシャッターを押せます。

季節感や雰囲気を演出する小物

より映える写真を撮るなら、雰囲気作りも大切です!季節感や撮影コンセプトに合わせた小物や猫用コスチュームなどを用意すれば、テーマに沿ったかわいい写真が撮影できます。
インテリアや背景用布など、被写体となる猫以外の部分にもぜひこだわってみましょう。写真全体の雰囲気に統一感が出せますよ。

猫が好きなおやつ

撮影時のお助けアイテムとして、猫が好きなおやつも準備しておきましょう。
猫はきまぐれなので、撮影したいときに必ずしもじっとしてくれるわけではありません。
そこで、どうしても視線がカメラに向かないときなどには、猫の好きなおやつで気を引くことでレンズに視線を誘導できるでしょう。
おやつの与え方を工夫すれば、さまざまなかわいいポーズが撮影できることもありますよ。

愛猫のかわいい写真を撮る4つのテクニック

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かわいい写真を撮ろうとしても、猫は気まぐれなためなかなか上手く撮影できないという飼い主さんも多いでしょう。
実はちょっとしたテクニックを活用することで、愛猫の自然な表情や仕草を引き出したり、一瞬のシャッターチャンスも逃さずきれいに撮影できるようになるんです。
ここからは、猫のかわいい写真を撮るテクニックについて解説します。

①猫が気になるおもちゃで一緒に遊んでみよう

猫の自然な動きを撮影するなら、お気に入りのおもちゃで一緒に遊ぶのがベスト!
猫じゃらしやボールを上下に動かしたり、高さのあるキャットタワーに誘導したりしてみましょう。
猫が立ち上がったりジャンプをしたりする瞬間を撮影できるので、自然かつ躍動感のある写真が撮影できますよ。
よりアクティブな写真を撮るなら、おもちゃを出しっぱなしにするのはNG。
猫は飽きっぽい子が多いため、見慣れたおもちゃだと撮影時に上手く関心を引けないことがあります。

②光の角度や量にこだわる

印象的な猫写真を撮影するなら、光の角度や量にもこだわってみましょう。
例えば早朝や夕焼けが現れる時間帯などに撮影すれば、日の光の傾きによって美しい逆光写真が撮影できます。
また、自然光だけでは物足りないときにはLEDライトを活用することで、撮影時に猫が暗く写ってしまうのを防げるでしょう。

③取りたい写真に合わせてシャッタースピードを調節しよう

よりアクティブな写真を撮影したい場合は、取りたい写真に合わせてシャッタースピードを調節しましょう。
猫はとても俊敏な動物なので、シャッターチャンスはいつも一瞬です。
走る・ジャンプなどといった動きのある写真を撮る際には、行動の予測ができない分、とにかくブレない程度のシャッタースピードで連写をすることが大切です。

シャッタースピードが速すぎると、カメラのセンサーに入る光が少なくなり、写真が暗くなってしまうため注意しましょう。
ちなみに、動きのある猫の写真を撮影する際には、シャッタースピードを1/80~1/125程度に設定するのがよいとされています。

④猫に目線を合わせる

表情にフォーカスを当てて撮影したいなら、猫に目線を合わせてカメラを構えてみましょう。
一般的に猫の目線の高さは地上から10cm~30cm前後とされています。
そのため、カメラを地面や床に置くようにして撮影してみてください。
猫の表情がはっきり撮れるだけでなく、猫目線で見る世界を撮影できるので、ユニークな構図で撮影できますよ。
また、カメラ本体を地面や床の上で安定させられるため、撮影時のブレも防げます。

映える猫写真が取れるポーズ&アイデア集

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映える猫写真を撮影する際には準備やテクニックだけでなく、被写体となる猫のポーズも重要です。
ここからは、映える猫写真が取れるポーズやアイデアについて、撮影のポイントと一緒に解説します。

寒い時期の撮影におすすめ「アンモニャイトのポーズ」

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バスケットや猫用ベッドの中などで、小さく丸まって眠る姿が愛らしいポーズが「アンモニャイト」です。
狭い場所に入ることで安心感を得るという猫の習性を利用したポーズであり、その姿は名前の由来であるアンモナイトの化石そっくり!
顔を手で隠すように寝ていたり、エビのように足を伸ばしていたりなど、猫によって個性が出るユニークなポーズといえるでしょう。

アンモニャイトのポーズの撮影方法は、猫の体のサイズに合った容器を用意するだけです。
演出したい雰囲気に合わせて鍋や洗面器などを用意するとよいでしょう。
特に気温が低くなる寒い時期には、体の熱を逃がさないために猫がアンモニャイトのポーズをとることが多くなるため、チャンスを逃さず撮影しましょう。

まるで絵画のようなシュールさ「ボニャールポーズ」

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「ボニャールポーズ」とは、ピエール・ボナールによる人気の絵画「白い猫」が由来となったポーズです。
猫が伸びをする際に背中を丸めることで足の長さが強調され、とてもシュールな見た目になります。

撮影する際には猫が起き上がったときやご飯を食べた後など、行動の節目に行う「伸び」の瞬間を狙います。
伸びをし始めたらカメラを向け、背中がしっかり丸まった瞬間にシャッターを押しましょう。
伸びをするタイミングは猫によって異なるうえ、突然伸びを始めることも多いため、手ぶれに注意しながら撮影してください。

一瞬見せるまんぷく顔がチャーミング「舌ペロ写真」

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「舌ペロ写真」とは、ご飯を食べた後の満足そうな表情がかわいい撮影アイデアです。
猫の自然な表情を撮影できますが、舌を出すほんの一瞬を写真に収める必要があることから、撮影は少し難易度が高いといえるでしょう。

撮影方法は、普段から食べ慣れているウエットフードを猫の口の周りに付け、猫がフードを舌で舐め取ろうとした瞬間にシャッターを切ります。

実際に撮影する際には、猫と同じ目線になるようにカメラやスマホをセッティングするのがポイント。
被写体となる猫にカメラを向けたままファインダーからは目を離し、猫と視線を合わせるようにしながらシャッターを切ると、正面を向いた状態できれいに撮影できますよ。

猫のかわいい写真を撮るために気を付けるべきこと

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スマホやカメラで簡単にかわいい猫写真を撮影できますが、愛猫をより魅力的に撮るためには気を付けるべきこともあります。
ここからは、猫のかわいい写真を撮るために気を付けるべきことを解説します。

猫をカメラに慣れさせておく

猫の自然な仕草や動きをより魅力的に撮りたいなら、日頃から猫をカメラに慣れさせておきましょう。
カメラにあまり慣れていない猫だと、警戒したりストレスに感じたりする可能性があります。
そこで、撮影しないときでも普段から猫の目の届く場所にカメラを置くようにして「カメラは猫にとって身近で無害なもの」と認識させましょう。
普段から見慣れているカメラであれば、シャッターチャンスでカメラを構えても猫が警戒しにくくなるうえ、カメラの前でもリラックスした自然な仕草を見せてくれるようになりますよ。

また、カメラのシャッター音やフラッシュなどに驚いて警戒する猫も少なくありません。
特にフラッシュは猫の目に負担がかかる可能性があるため、撮影時の使用は避けた方がよいでしょう。
カメラにあまり慣れてないうちの撮影では、シャッター音を無音にしたり、遠い距離から撮影したりする工夫をしてあげてくださいね。

猫の身だしなみを整えてから撮影する

魅力的な写真を撮るなら、まずは見た目から!
撮影前には猫の身だしなみをしっかり整えてあげてくださいね。
体が汚れていたり被毛がボサボサだったりすると、せっかくよいロケーションやポーズで撮影していても魅力的に写りません。
そのため、撮影前にブラッシングをして毛並みを整えてあげてください。
特に猫は目ヤニが多くなりやすいため、目の周りのゴミなども忘れずに取り除いておきましょう。

撮影前に部屋をきれいに片付けておく

猫だけでなく、部屋も撮影前にしっかり片づけておいてください。
猫は自由に動き回るので、いつどこでシャッターチャンスが来るか分かりません。
部屋に物が多いと撮影時に猫へフォーカスが当たりにくくなるうえ、乱雑な背景が写真のノイズになってしまうこともあります。
また、部屋が散らかったままでの撮影は、猫や撮影者がケガをしてしまう可能性も。
そのため、撮影したい場所はしっかり片づけて、シンプルな背景になるように整えておきましょう。

愛猫のかわいい瞬間を撮影してみよう!

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猫がリラックスしている時間や遊んでいるときなどのちょっとした瞬間に、突然シャッターチャンスは訪れるものです。
本記事で紹介した準備するものや撮影テクニックなども参考にしながら、ぜひ愛猫のかわいい瞬間を写真に収めてみてくださいね。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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