1.イングリッシュセッタの基本情報
イングリッシュセッタの体高61~68cmで体重は体重25~30kgです。被毛はダブルコートでカラーの種類はレモンベルトン、ブルーベルトンがあります。日本国内ではあいにくみかけることが少ない犬種となっています。
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2.イングリッシュセッタの特徴や性格について
大型犬としては体の大きさは小ぶりなサイズです。まるで絹のような美しい被毛を持つ犬種で、しなやかな筋肉を持ち合わせます。立ち姿も美しくまっすぐに遠くを見つめて首を長く伸ばして頭を上げるときの姿が優雅だと評判の高い犬です。絵にかいたような狩猟犬の美しさを感じさせるイングリッシュセッタは、運動能力も洞察力も高い犬ですので、使役犬としても、愛犬としても広く愛されています。
大股でゆったりと歩居た時の優美さはほかの犬とは違い、気高さすら感じます。イングリッシュセッタは獲物を見つけた時はその場所に座り込むという性質があります。その姿が独特です。
狩猟本能を生かして現在も実猟に使われるだけの活発さを持っています。ドッグショーに出るタイプは落ち着いた性格をしていてますが猟犬としての能力も強くなっていますが、甘やかさずしつけをきちんと実行してください。
ショータイプの系統は落ち着いた家庭犬向きの性格、猟犬などフィールドタイプの系統は猟欲が強く、活発さの傾向が強いので飼い主としてはコントロールできるようにしつけをしておくべきです。
3.イングリッシュセッタの歴史について
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イギリス・アメリカ両国で愛称のように「セッター」と呼んでいるようです。イギリス・アメリカの両国で大変親しまれているイングリッシュセッタは、スパニエルが起源の犬です。14世紀ごろにスペインからイギリスに持ち込まれたようです。
スペインからイギリスに持ち込まれたスパニエルが起源と考えられています。鳥猟犬として長けているスパニエルの良さと、持ち合わせた狩猟センスで飼い主の狩猟のために手伝いをするのです。獲物を見つけると座り込み、猟師知らせようとするのでこれを英語で表現してる一部分が名前の由来にもなっているようです。
4.イングリッシュセッタ・気を付けるべき病気について
大型犬には多く見られる、股関節形成不全や肘関節形成不全を用心しておいてください。幼い頃から関節のチェックを受けて十分な運動と栄養そして適度な休息を与えることで幾分改善が望まれます。犬種特有の疾病ですので常に心に留めておくとよいでしょう。
またイングリッシュセッタは先天性難聴が起きやすい犬種です。さほど聞こえていなくても賢く観察力のある犬であることから発見が遅れがちです。関節の疾患とおなじように子犬時代から聴力に気を配りましょう。また大型で胸の深い犬にはどうして起きやすい胃捻転や胃鼓腸症も、食後の安静を保つなど十分に注意をしてお世話をしましょう。大型犬に多い病気については生活習慣で何とか防ぐことができます。犬種別に発症しやすい病気については飼い主が折に触れて検査を通じて異常がないかどうかを確認しておく必要もあるのです。
5.イングリッシュセッタ・食べ物の注意点
こうカロリーのドッグフードはすぐに肥満を招きますので良質なたんぱく質を効率よく摂取できるタイプのフードがおすすめです。少量でも満足度が高く、消化吸収が良いものを普段から与えて、消化器の不具合にも対応しておきましょう。またグレインフリーのドッグフードを意識的に与えることで、穀類が消化吸収を妨げることが防げます。常に消化の良い良質なフードを与えるようにしましょう。
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UCHINOCO編集部
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