犬にとって子供と相性が良いということ
出典元:https://www.shutterstock.com/
基本的に犬は子供と仲良くできる生き物なのです。テレビのCMでも赤ちゃんと一緒に大型犬が過ごす場面を見かけますよね?赤ちゃんのことが大好きという犬種もいるほどです。大型犬の方が子供と仲良くできる傾向が強いようです。
迎え入れられたときからその家にいる「子供」
犬は常に縦社会で暮らす生き物です。子供が先にその家に住んでいる以上、自分よりも地位は上とすぐに理解できるのです。犬にとって赤ちゃんは特別な存在に映ることをご存知でしょうか?自分が守ってあげないといけないという使命感が働くタイプの犬もいるほどです。
大型犬から見れば赤ちゃんは自分よりも小さくてか弱い存在なのです。そこをすぐに理解をする利発な犬には、称賛の言葉をたくさん与えてあげましょう。心優しい犬として、赤ちゃんや子供の成長に良い影響を与え続けるからです。
子供が苦手な犬種もある
出典元:https://www.shutterstock.com/
例えば、チワワのような体格の犬が自分よりもさらに大きい3キロ前後の赤ちゃんを守ろうとするでしょうか?逆に小型犬は赤ちゃんや子供と相性がそれほど良くないと言われています。それは自分がまだまだ自己防衛しなくては危険な場面に晒されるかもしれないという危機感からなのです。一度でも子供が自分の方に、何か物を投げつけるなど、危険行為をした場合には、その瞬間から子供のことを嫌うようになるでしょう。小型犬にはそういう防衛心が強く働いているからです。
幼い頃から一緒に育つ場合
小型犬の場合、徐々に子供の方が小型犬よりも大きく成長をして、やがて犬を抱き上げることが出来るほどに立派な成人に成長するわけです。幼い頃には仲良くできなかった犬と子供でも、子供の成長段階で立場が逆転して、犬の方を労わる側に回れば今まで以上にうまく行く場合もあるのです。
子供に優しくできる犬の特徴は?
出典元:https://www.shutterstock.com/
すぐに自分をかまってほしいと主張をして、焼きもちを焼くようなタイプの犬種は子供には優しくなれません。比較的おとなしく、おっとりとしている犬種が子供に優しく接することが出来るのです。
バーニーズマウンテンドッグ
その優しく柔和な顔立ちからも心優しい犬であることがわかります。とにかく従順で温厚な性格をしていますので子供にも優しく余裕で接することが出来るのです。これは犬種の持って生まれた長所だと思います。
セントバーナード
ハイジの犬として有名な犬種です。温和で甘えん坊な性格をしています。無駄吠えも攻撃性もないので家庭犬として十分に暮らしていける犬種です。赤ちゃんや子供に対しても、状況判断能力に優れているので、安心して一緒に過ごすことが出来るのです。
パピヨン
パピヨンは利発で物事の理解が早い犬種です。だからこそ、人間の子供にも優しく接することができます。性格的にゆったりとした広い心を持っているタイプの犬種としては、パピヨンは大型犬以外では子供に接する時にも穏やかさを見せてくれます。
飼い主さんの管理のもと安全に幸せに暮らす
犬によっては赤ちゃんや子供を受け入れられない場合も多いものです。今回ご紹介した犬種は多くの家庭に迎え入れられて子供にも穏やかに接することがでできる犬種なのです。飼い主さんの管理も大切ですので、小さな子供が居る場合には十分な注意を払いながら共存できるように工夫をしてください。
著者情報

UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。