冬などの乾燥の時期は、静電気は突然バチッとなってびっくりしたり痛いので、できれば避けたいものの一つではないでしょうか。実は猫も人と同じく帯電しやすい体質で、静電気を発生させやすい身体になっています。今回は、そんな猫の静電気が起きる理由や対策法についてお伝えします。
猫は静電気を持っている?その理由は?
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猫も人と同じく、静電気を持ちやすい体質をしているので、冬の乾燥時にカーペットや毛布などでゴロゴロしていると、静電気が発生して猫の身体にどんどん帯電していき、その結果静電気が起きやすい身体になってしまいます。
特に毛の長い猫は静電気が帯電しやすく、触った瞬間バチッと強く静電気が出てまず、静電気が起きる原因として「乾燥」と「摩擦」があります。
しまいます。
ブラッシングも静電気が発生する原因の一つで、ブラシとの摩擦で帯電しやすくなってしまいます。
ブラッシングの場合、霧吹きなどで猫の被毛を少し濡らしてから行うと良いでしょう。
静電気対策その① 部屋の湿度をしっかり保つ
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静電気は乾燥していると発生しやすく、湿度がある一定になると発生しにくくなるので加湿器などで部屋の湿度をしっかり保つことで対策ができます。
静電気が発生しやすくなる湿度は35%以下なので、下回らないようにすることと、65%以上になると発生しにくくなるので近い湿度設定を心掛けましょう。
ただ、60%以上になるとダニが発生しやすくなり、カビの発生の原因にもなるので湿度は低すぎず、高すぎず、程よい湿度を保っていくと良いでしょう。
静電気対策その② 手にハンドクリームを塗る
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静電気が起きるのは人間側にも静電気を帯電しているために起こります。
なので、猫を撫でたり触る前には手にハンドクリームを塗って対策をしましょう。
手の保湿を保つことで静電気が起きにくくなり、飼い主の手も乾燥を防ぐことができる簡単な静電気対策の一つです。
ただ、一度だけつけてもすぐ乾いてしまい、静電気がまた発生してしまうので定期的に塗るようにすると良いでしょう。
静電気対策その③ 濡れタオルなどで猫の体を拭く
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猫の方も保湿をしておくと静電気は起きにくくなります。濡れたタオルなどで猫の身体を拭いてあげましょう。
1日1回~2回拭くだけでも充分に保湿され、帯電しにくい身体になります。
ただ、猫は水が好きではない子が多いので、濡れたタオルは少し硬めに絞ってから拭いてあげましょう。
寒い場合は電子レンジで温めたタオルを使用するのも良いですね。
ブラッシングする際にも帯電しにくくする効果があったり、猫とスキンシップも取れるのでより良いコミュニケーションも取れる点でも良いです。
静電気対策その④ 静電気防止グッズを使う
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猫にもペットネックレス、ブラシ、スプレーなどさまざまな静電気防止グッズがあります。
また、飼い普段首輪をつけている猫であれば、静電気防止の首輪も乾燥の時期だけでも良いかもしれませんね。
主さんの方でもブレスレットなど静電気防止グッズを付けるのも良いでしょう。
猫と飼い主さんのどちらも対策ができていればより静電気を発生させにくくなります。
静電気が発生するのは乾燥と摩擦が大半です。
猫だけではなく、人間側も対策することで静電気を発生しにくくする方法もあります。
まずは空気の保湿から考え、猫と飼い主さんも保湿をしていくと静電気を抑えるだけではなく、スキンシップも取れるのでより仲良くなれるきっかけにもなりますよ。
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UCHINOCO編集部
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