猫のトイレ選びは慎重に!

猫のトイレ選びは、人間と猫が快適に同居生活を送っていく上で、避けては通れないものです。ホームセンターやペットショップなどで猫のトイレを見てみると、いろいろな種類があることがわかります。猫にとっても人間にとっても快適なトイレにするため、ここでは猫のトイレや猫砂についてご紹介します。 2018年01月13日作成

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猫のトイレには、いろいろな形がある

出典元:https://www.shutterstock.com/

形や機能もさまざまな猫のトイレ。それぞれにメリット・デメリットがあります。代表的なトイレの種類をご紹介します

・オープンタイプ

ただのトレーで代用することもできる、オープンなトイレです。「猫のトイレ」といったときに多くの方が思い浮かべるのは、このようなオープンタイプのトイレではないでしょうか。オープンタイプのトイレは、猫が排泄をしている様子を飼い主がチェックしやすいというメリットがあります。
猫は不調を隠したがる習性があるため、小さな異変を飼い主が察知してあげなければいけません。オープンタイプのトイレは「排泄をしている様子が普段と違う」「力んでいるのに排泄物が出ていない」「長時間トイレにいる」などのそういった異変に容易に気付くことができますので、体調管理の面では非常に優れているといえます。しかし、掃除の利便性においては、問題が残ります。猫は排泄物に砂をかけようとするため、屋根がないタイプのトイレだと砂が飛び散りやすく、掃除がたいへんなのです。

・ハーフカバータイプ

トレーの上に半分だけカバーがついたタイプのトイレです。入り口が大きいので猫が出入りしやすく、砂もオープンタイプに比べると飛び散りにくくなっています。

・ドームタイプ

ドーム状に周りが囲われたトイレです。砂の飛び散りが防げるというメリットがあるものの、カバーが取り外せないタイプのものだと掃除がたいへんというデメリットもあります。また、周りを囲われたトイレを「狭い」と感じる猫や、「においがこもって嫌だ」と感じる猫もおり、好みがわかれるタイプです。

・上に出入り口がついたタイプ

最も砂が飛び散らない形のトイレです。デザインも、「いかにも猫のトイレ」という見た目ではありません。ただし、シニア猫の場合、出入りするのが難しいこともありますので注意しましょう。また、オープンタイプやハーフカバータイプに比べてサイズが大きいため、広いスペースが必要です。

・システムタイプ

猫のトイレの中には、上のトレーに猫砂、下のトレーにシートを敷く「システムタイプ」のトイレもあります。システムタイプのトイレは、猫砂のほかにシートが必要になりますが、おしっこが下のシートに吸収されるため、掃除の手間が大幅に削減できます。トイレを選ぶときは、システムタイプかそうでないかを確認しておきましょう。

・全自動トイレ

進化した猫のトイレに、「全自動トイレ」があります。全自動トイレにはセンサーが搭載されていて、猫が排泄をしたあとの汚れを自動で処理してくれます。ただし、価格はほかのトイレに比べて高額で、大型のためスペースも必要というデメリットがあります。

猫砂の種類

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トイレの中に敷く猫砂にも、いろいろな種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

・鉱物

猫砂の代表的な素材といえば、鉱物です。ほかの猫砂に比べて粒は一番細かく、自然の物なので、猫にとっては快適といえるでしょう。ただし、重いので補充はたいへんです。ちなみに、一般的な鉱物系の猫砂には、水分で固まるタイプと固まらないタイプがあります。

・紙

粒状に成形された紙製の猫砂があります。軽く、自治体によってはトイレに流せるというメリットがあります。しかし、掃除がしにくい、飛び散りやすいなどのデメリットもあります。

・木材

木材の猫砂は、軽く、消臭力が強いものの、紙と同じく飛び散りやすかったり、掃除がたいへんだったりといったデメリットがあります。固まるタイプの中には、水洗トイレに流せるものもあります(自治体の規定による)。

・シリカゲル

シリカゲルの猫砂は、消臭力が強く、見た目も良い、さらに長持ちというメリットがあります。しかし、固まったり、色が変わらなかったりするので、排尿の回数などの把握ができません。また、水洗トイレに流せません。

猫にもトイレの好みがある!

猫のトイレには、それぞれ異なる特徴があります。自宅の広さや形、掃除にかけられる時間、コストなどをもとに検討してみてください。
また、それと同時に、必ず考えておかなければいけないのが「猫の好み」です。猫にも、それぞれ個性や好みがあります。そのため、「先住猫は問題なく使っていたトイレを新入り猫が使ってくれない」といったこともありえるのです。

猫のトイレには、それぞれ異なる特徴があります。自宅の広さや形、掃除にかけられる時間、コストなどをもとに検討してみてください。
また、それと同時に、必ず考えておかなければいけないのが「猫の好み」です。猫にも、それぞれ個性や好みがあります。そのため、「先住猫は問題なく使っていたトイレを新入り猫が使ってくれない」といったこともありえるのです。

著者情報

UCHINOCO編集部

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