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猫にまつわる慣用句をわかりやすく紹介|意味と使い方を優しく解説

日常会話や文章で猫が使われた慣用句をきいたことはありませんか。猫を使った慣用句は多くあり、なぜ猫が使われてこの言葉になったのか気になりますよね。ここでは「猫にまつわる慣用句のそれぞれの意味、由来、使い方」などを解説します。 2026年09月02日作成

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猫の入った慣用句とは?

出典:https://www.shutterstock.com

猫が入った慣用句は意外とたくさんあります。日常会話で使われることもありますが、知らない慣用句を使われたとき、それらの慣用句がどんな意味かわからないと恥ずかしい思いをしてしまうこともあります。

ここでは「猫の入った慣用句」についてどんな意味があるのか、どんな由来があるのかについて解説します。

猫の手も借りたい

「猫の手も借りたい」という慣用句の意味は「非常に忙しく人手不足なため、どんなに些細な助けや、役に立たないような者でもいいから手伝ってほしい状態のこと」です。

この慣用句の由来は、近松門左衛門の浄瑠璃作品「関八州繋馬(かんはっしゅうつなぎうま)」だと言われています。作品の中に、「上から下までお目出度と、猫の手も借りたい忙しさ」という一節があります。これは、おめでたい出来事の忙しさについて、猫の手も借りたいほどと表現していますが、この一節から忙しく、人手が足りないときなどに「猫の手も借りたい」と使われるようになったようです。
ただ、これ以前に「猫の手を借りたい」という言葉が使われていた可能性もあるため、これが由来だと言い切ることはできません。

借りてきた猫

「借りてきた猫」という慣用句の意味は「いつもの様子とは異なり、とても静かな様子」を指しています。この言葉は、家の中では自由気ままに振る舞う猫も、外に連れ出した途端、おとなしくなってしまった猫の様子を表しています。

由来は、家で暴れまわるネズミを捕るために他の家の猫を借りてきたけれど、猫がネズミを捕る様子もなく、いつもと違い静かにしていてネズミを捕獲していない行動だとされています。諸説ありますが、この節が有力とされています。

元気いっぱいに普段は走り回る、自由気ままな猫でも全く知らない場所に行くと、緊張してしまい固まってしまうのは仕方のないことですが、その萎縮した様子を示す表現として使われています。

猫をかぶる

「猫を被る」という慣用句の意味は、「本性を隠し、おとなしそうに見える意味」です。
いつもは元気な子でも、大人しい態度で対応しているようなときに使われます。他にも本当は知っていることでも知らないように振る舞うという意味として使われることがあるようです。

由来は、猫に関係するものと「寝茣蓙(ねござ)」という藁で編んだ敷物に関係するものがあります。
猫に関係するものはおとなしそうに見える猫でも鋭い爪を隠しているという二面性からくるものです。
「寝茣蓙(ねござ)」に関係するものは、寝茣蓙を頭から被り、顔を隠し、何も知らない様子から、猫をかぶるという慣用句が生まれたというものがあります。

猫なで声

「猫なで声」という慣用句の意味は「人の機嫌を取るために甘ったるい声」という意味です。猫が、人に甘えたり機嫌をとったりするときにだす甘い声や、人が、子供や赤子、犬や猫などのペットに声を可愛がるときに出る声のことを猫なで声のことをいいます。

由来はあまり定かではありませんが、猫が人に懐くときに優しい声で鳴いたり、喉を鳴らすときに媚を含んだ声に例えられたようです。

猫の額

「猫の額」という慣用句の意味は「場所が狭い」という意味です。由来は猫の額が狭いことからつけられたようです。

猫の額は顔が小さいからとても狭いものです。猫の額という言葉は、狭い場所を比喩するようなときによく使われます。使い方によっては、人を傷つけてしまうような可能性もあるため注意しましょう。

猫が入った慣用句を使った例文をご紹介

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猫が入った慣用句の意味や由来を知ったのであれば実際に使ってみたいですよね。しかし、使い方を間違えると会話が止まってしまうこともあります。
ここでは「猫が入った慣用句を使った例文」をご紹介します。

例文1「期限が迫っているけれど仕事が終わらない。猫の手も借りたい。」

猫の手も借りたいという慣用句は忙しいときに猫でもいいから手伝ってほしいという言葉です。ただこの慣用句は、猫が気ままなために、「役に立たない助け」といったニュアンスもあります。

そのため、手伝ってくれた人に対して使うことで失礼になります。「猫の手も借りたいほど忙しい、手伝ってくれませんか」などの言い方は相手に対して失礼になるため注意しましょう。

例文2「新しい職場で借りてきた猫のようになってしまった」

「借りてきた猫」という慣用句は、普段の様子とは全く違うという意味があります。そのため、使う場面や人によっては失礼になってしまう可能性があります。

人に向かって「借りてきた猫みたいでしたね」と言うのは相手との関係がしっかり構築されている場合に限ります。あまり仲が良くない状態で使ってしまうことには注意が必要です。

例文3「面接の時は猫を被っていた」

「猫を被っていた」という慣用句は、本来の姿を隠しおとなしい姿を見せるという意味で使われるため、仕事や面接といった時におとなしくしていたというような場面で使われることが多いです。

自分以外の人に使うときには注意が必要です。「あの人猫を被っているよね」というような使い方をすることは人によっては失礼になる可能性があります。

例文4「猫なで声で甘えてきてもおやつはあげないよ」

猫なで声を出すときは甘えてくるときなことが多いです。愛猫やペットが甘えてきたときに使ってみるのもいいかもしれません。

例文5「私の部屋は猫の額ほどの広さだ」

「猫の額」という慣用句は狭い場所という意味で使われるため、自分の部屋の大きさが狭いことを表現しています。

狭い場所を表現するために使われることが多く、他人に対してこの表現を使うことで、失礼になる可能性もあります。使用するときにはくれぐれも注意が必要です。

猫が入った慣用句を使って話してみよう

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ここでは「猫にまつわる慣用句のそれぞれの意味、由来、使い方」などを解説しました。

猫は昔から人とともに生活をしてきた動物です。そのため、猫にまつわる慣用句はたくさんあり、その意味や由来を知ると猫らしいなと感じることもできます。これを機に猫が入った慣用句日常会話で使ってみてはいかがでしょうか。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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