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ブラックスモークの猫とは?黒に見えて奥行のある被毛が魅力のカラーを解説

猫の被毛の色は、交配する猫の種類によってさまざまなものがありますが、なかでも絶妙な色味が特徴の「ブラックスモーク」をご存じですか?
黒猫とは一味違う特徴的な配色が、多くの猫好きから注目されているんですよ。本記事では、そんなブラックスモークの猫の魅力について紹介します。 2026年08月30日作成

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そもそも猫の「ブラックスモーク」とはどんな被毛?

出典:https://www.shutterstock.com

親猫の組み合わせによって変化する猫の被毛。
同じような色であっても、個体ごとに個性が強く出やすいことから、猫好きの間はもちろん、キャットショーなどでも注目されるポイントの一つです。
そんな猫の被毛のなかでも「珍しい」とされているのが「ブラックスモーク」なんです。
しかし、なかにはそもそもブラックスモークがどのような被毛なのか知らない人もいるでしょう。
まずは、人気の猫の被毛の一つである「ブラックスモーク」とはどんな特徴の猫を指すのかを解説します。

薄い黒をベースとした黒の縞模様が特徴

そもそもブラックスモークとは薄い黒の被毛をベースに、濃い黒色の縞模様が入っている被毛の猫を指しており、一般的に「黒トラ」や「黒縞」とも呼ばれています。
なかには「黒の毛に黒の縞模様があっても分からないのでは?」という人もいるかもしれませんね。
しかし、ブラックスモークの被毛を見てみると、根元が白っぽかったりグレーだったりなど、とても薄い色をしているので、身体から黒の縞模様が浮き出るように目立って見えるんです。
同じブラックスモークでも個体差が大きく、縞模様が薄い上品な色味の子や、鮮明に縞模様が出ている子などもいますよ。

ティップドカラーの一種

一般的に猫の被毛は配色や模様の入り方によって呼び名が異なりますが、ブラックスモークは毛先だけ色が付いている被毛である「ティップドカラー」の一種です。
同じティップドカラーでも、色が付いている部分の広さによって細かく種類が分かれています。
なかでも毛先の約2分の1~4分の3までの範囲に色が付いている猫のことを「スモーク」と呼んでおり、黒色の被毛をベースとしていることからブラックスモークという名称であるとされています。

ちなみに、同じティップドカラーのなかでも、毛先の約8分の1~4分の1までの範囲に色が付いている場合は「チンチラ」、約3分の1~2分の1までであれば「シェ―デッド」と呼びます。

ブラックスモークはほかの被毛とどう違う?

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猫の被毛にはよく似ている種類が多く存在しており、ブラックスモークについてもタビーやソリッドブラックなどと混同する人が少なくありません。
ここからは、ブラックスモークとよく似ている被毛の色柄との違いについて解説します。

ソリッドブラックとは模様の有無の違い

ブラックスモークと混同しやすい猫の被毛に「ソリッドブラック」があります。
ソリッドブラックとは、全身が均一な黒色をしていて、縞や差し毛などの模様にあたる部分が入っていない被毛のことを指します。
一般的な「黒猫」とは、ソリッドブラックの特徴を持つ猫のことであり、さまざまな猫種でよく見られるポピュラーな被毛といえるでしょう。

対してブラックスモークには縞模様があり、ソリッドブラックに比べると黒色が淡い傾向にあります。
そのため、ソリッドブラックとブラックスモークを見分ける際には、模様の有無をチェックするのがよいでしょう。

ブラックスモークはタビーの一種として扱われることもある

見た目がよく似ていることから、ブラックスモークと混同されやすいのが「タビー」と呼ばれる被毛の特徴を持つ猫です。
タビーとは「縞模様」を意味する英語が由来で、言葉の通り身体全体に縞や斑点などの模様を持つ被毛のことを指します。
アメリカンショートヘアやマンチカン、スコティッシュフォールドなどの多彩な猫種でよく見られるもので、多くの猫の「トラ柄」はタビーを指すことが多い傾向にあります。

一般的に、スモークがあくまで被毛の配色の特徴を指す言葉であるの対して、タビーは被毛の模様の種類を指しています。
言葉の意味は少し異なりますが、ブラックスモークが「黒トラ」と呼ばれるように、タビーの一種として「ブラックスモークタビー」として扱われることもあるようです。

成長とともに変化する「ゴーストタビー」も存在する

ブラックスモークのなかには「ゴーストタビー」と呼ばれるユニークな特徴を持つ猫もいるんです。
ゴーストタビーとは、子猫の頃には通常のブラックスモークやタビーのような縞模様があるものの、成長して生後数か月で模様が消えていくという違いがあります。
ゴーストタビーはブリティッシュショートヘアやロシアンブルーの子猫などに見られることがありますが、なぜ発生するのかは分かっていないため、とても神秘的な被毛であると注目されています。

ブラックスモークが見られる主な猫種一覧

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ブラックスモークは一般的に珍しいとされている被毛の特徴ですが、なかにはブラックスモークの特徴がよく見られる猫種もあるんですよ。
ここからは、ブラックスモークが見られる主な猫種を紹介します。

メインクーン

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メインクーンは「世界最大の猫」としてギネスにも登録されている、アメリカ発祥の大型猫種です。
凛々しい見た目に反して、性格は明るくてとってもお茶目。
人が大好きで、家族や来客に対してもフレンドリーに接してくれる傾向にあります。
大きくなってもいつまでも子猫のようなしぐさを見せてくれることから、見た目とのギャップに心を鷲掴みにされる猫好きも多いんです。

そんなメインクーンのブラックスモークは、一般的には「ブラック」と呼ばれることも多く、特徴としては首周りや胸元を中心に白色が目立つ傾向にあります。
また一般的なブラックスモークのような黒い縞模様ではなく、濃いブラウンカラーの模様になる個体もいるようです。

ペルシャ猫

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ペルシャ猫は、優雅な姿と落ち着いた性格から「猫の王様」とも呼ばれている、イギリス生まれの猫種です。
ふさふさとした長い被毛が特徴で、毛色も模様パターンのバリエーションが豊富であることから、個体によってさまざまな個性が見られます。
そんなペルシャ猫のブラックスモークは、耳や足の周りなどを中心に白色が目立っている個体が多く、真っ黒ではなくほんのり薄い黒色をしている傾向にあります。
角度によってはブラウンや深いグレーのようにも見える被毛は、ペルシャ猫の上品な雰囲気を引き立たせています。

サイベリアン

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サイベリアンはロシア原産の大型猫種で「犬のような猫」とも言われるほど、温厚で愛情深い性格をしているのが特徴です。
被毛は皮膚を守るオーバーコートと保温や保湿を担うアンダーコートに加えて、さらに短い毛が生えている「トリプルコート」と呼ばれる構造をしています。

サイベリアンのブラックスモークは、黒の被毛からホワイトやシルバー系の色がのぞいていることが多い傾向にあります。
グラデーションがかかったような絶妙な色合いは、多くの猫好きから愛されています。

ブラックスモークの猫をきれいに撮影する方法

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ブラックスモークのような黒系の被毛を持つ猫を普通にカメラで撮影しようとすると、黒い塊のようになってしまったり、ピントを合わせにくかったりするので、撮影に手こずってしまう飼い主さんも少なくありません。
しかし、ちょっとしたコツをおさえておけば、ブラックスモークのような黒い猫をきれいに撮影できるようになりますよ。
ここからは、ブラックスモークの猫をきれいに撮影する方法を紹介します。

コントラストがはっきりした場所で撮影する

撮影時にどうしても猫が黒い塊になってしまう場合は、コントラストがはっきりした場所で撮影してみましょう。
ブラックスモークのような黒い被毛を持つ猫が一番映えるのは、白色の背景ですが、赤色や茶色のファブリック家具の上に乗ってもらって撮影するのも、黒い猫が持つミステリアスな雰囲気を引き立てられますよ。
また、ブラックスモークの猫のフォルムや色味を際立たせるためにも、撮影場所はしっかり片付けておきましょう。
柄などがない単色でまとまった場所で撮影することも大切です。

キャッチライトを取り入れる

撮影の際に猫の目にキャッチライトが入るように調整することで、ブラックスモークの猫のいきいきとした姿を撮影できるようになります。
キャッチライトとは、自然光や照明の光などが目に反射することで、瞳のなかにできる白い輝きを指します。
屋外で撮影する場合は日光があたる方向へ、室内で撮影する場合は窓の方へ視線を誘導させることで、猫の瞳に自然なキャッチライトを入れられます。
撮影の際に名前を呼んだり、愛猫が好きなおもちゃを使ったりして、光が入って来る方向へ猫の視線を向けさせるようにするのがポイントです。

ブラックスモークの猫の魅力に浸ってみませんか?

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ブラックスモークは、一見、普通の黒猫のように見えますが、毛の根元と毛先の色のコントラストによって立体感のある縞模様を作り出しているのが特徴です。
色味や模様の表れ方は猫種によって異なるので、知れば知るほど奥が深い被毛の特徴といえるでしょう。
本記事で紹介した特徴や猫種なども参考にしながら、ブラックスモークの魅力をもっと深く調べてみてくださいね。

著者情報

西野由樹

生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。

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