猫の小説をご紹介
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小説には動物が出てくるものも多くあります。猫が出てくる小説は猫好きな方にはたまらないものですよね。
ここでは「猫が登場する小説にはどんなものがあるのか」についてご紹介します。
「猫を処方いたします。」 石田祥
京都を舞台に人と猫の絆を描くハートフルストーリーです。
「京都市中京区麹屋町通上ル六角通西入」という呪文のように長い住所にある古びたビルの五階にある「中京こころのびょういん」には悩みを抱えた患者たちが来院します。いろんな悩みを抱えた患者にノリの軽い医者が処方するのは本物の猫。猫と人との絆を描いたストーリーで第11回京都本大賞、第13回うつのみや大賞文庫部門を受賞する多くの読者に好評のシリーズです。

「黒猫王子の喫茶店 お客様は猫様です」高橋由太
小江戸川越が舞台の問題の多い猫の喫茶店のお話です。
就職難の崖っぷち女子の胡桃が美しい西欧風の喫茶店という就職先をみつけることからはじまります。店長は着物姿の青年、不機嫌そうな美貌に見た目通りの口の悪さ。実は彼が猫だった、いうお話です。猫は人の姿になることができ、彼らを相手に店を始めますが、胡桃は猫の揉め事に関わることになるというドキドキなお話に目が離せません。

「モノレールねこ」加納朋子
小学生の主人公が猫の首輪に挟んだ手紙で「タカキ」と文通がはじまり、ある日猫が轢かれて亡くなってしまいタカキとの文通が途絶えてしまうところからからはじまる小説です。表題作の「モノレールねこ」の他にも、ザリガニの俺が、家族を見守る「バルタン最期の日」など大切な人との絆を描いた8つのストーリーを楽しむことができます。

「ブランケット・キャッツ」重松清
リストラされた父親が家族のために借りたロシアンブルー、子供のできない夫婦が迎えた三毛、いじめに直面した息子が選んだマンクス、老人ホームに入るおばあちゃんのために探したアメリカンショートヘアーなどのお話がみられる小説です。明日が揺らいだ人たちに猫が贈ったぬくもりと小さな光を描く7つのストーリーとなっています。

「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」廣嶋玲子
アニメや映画にもなったふしぎ駄菓子屋銭天堂シリーズです。幸福な人だけがたどり着くことができるふしぎな駄菓子屋が舞台となっています。たくさんの魅惑的な駄菓子がならぶそのお店では、女主人・紅子がその人にぴったりな駄菓子を選ぶことから始まるお話です。猫が主役というわけではありませんが、不思議なお話が好きな方におすすめです。

猫の小説を読んでみよう
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ここでは「猫が登場する小説にはどんなものがあるのか」についてご紹介しました。
忙しい人も多い中で小説を読みたくても読めないという方も多いでしょう。小説を読む時間は人の心を落ち着かせることもできるため、猫が好きな方にはおすすめです。
「猫が出てくる小説」というきっかけから小説を好きになることもあります。本が苦手、という方でも一度手にとって見てはいかがでしょうか。
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著者情報

こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。