犬のために防災グッズを用意しよう!防災グッズの必要性も解説

地震などの自然災害は、いつ起こるかわかりません。
万が一の時に愛犬と一緒に避難できるように、犬のための防災グッズも用意しておく必要があります。
この記事では、犬のために防災グッズを用意する必要性や、必要な防災グッズについて解説します。 2024年12月30日作成

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犬のために防災グッズを用意する必要性

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まずは、犬のために防災グッズを用意する必要性をご説明します。
準備をする必要性を理解して、愛犬のために防災グッズをそれぞれ準備しましょう。

犬の被災時のストレス軽減

災害時には、犬も人間と同じように大きなストレスを感じます。
急激な環境変化や飼い主の不安な様子は犬にも伝わり、いつもと違う行動をとることもあるでしょう。
もしも避難所に犬を同行させる場合は、犬がリラックスできる飼い主のにおいがついた毛布やおもちゃなどのグッズを持って行くと、少しでも落ち着きを保つ手助けになるはずです。

犬の健康を維持するため

避難所での生活は、犬の健康管理にも十分に考慮する必要があります。
普段と違う環境で犬が体調を崩しやすくなるため、健康状態を記録したノートや、必要な場合は犬用の薬も準備しておきましょう。
特に持病のある犬には、薬やサプリメントを数日分確保しておくと安心です。

周囲との共存をスムーズにするため

避難所などで犬と生活する際は、周囲の人との共存も考える必要があります。
犬がトイレをする場所やにおいなどに配慮することで、ほかの避難者とのトラブルを防ぐことができるでしょう。
トイレシートや消臭スプレー、トイレ用の袋を準備しておくと、清潔な環境を保ちやすくなります。
これにより、犬も飼い主も快適に過ごせるようになり、避難所でのストレスも軽減されるでしょう。

犬のために必要な防災グッズ

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次に本題である、犬のために必要な防災グッズをご紹介します。
これらの防災グッズを用意しておけば、万が一の災害の時にも慌てずに行動できるでしょう。

ドッグフード・飲料水

災害時に、まず必要になるのが数日分のドッグフードと飲料水です。
特に災害直後は、食料や水の入手が難しくなるため、少なくとも5日分、理想は1週間分以上を目安に非常用のドライフードやウェットフードを準備しておきましょう。
また、飲料水も普段より多めに備蓄して、犬の水分補給分も確保することが大切です。


ドッグフード・飲料水

首輪・リード・ハーネス

災害時に犬がパニックを起こして、逃げ出してしまうこともあります。
そのため、しっかりとした首輪やリード、ハーネスを準備しておくと安心です。
特に首輪は、犬が暴れたり興奮したりしてもコントロールしやすいため、防災グッズとして効果的でしょう。
また、犬が迷子になった場合に備えて、首輪に迷子札をつけておくと万が一のことがあっても犬を見つけ出しやすくなります。


首輪・リード・ハーネス

犬用の応急処置セット

怪我や病気に対応できる、犬用の応急処置セットも大切です。
ガーゼや包帯、ピンセットなどの基本的な救急用品を用意しておけば、犬がケガをしたときに素早く対処できるでしょう。
また、犬に持病がある場合は、数日分の薬やサプリメントをあらかじめ防災セットに加えておくと安心です。


犬用の応急処置セット

トイレシートと消臭スプレー

避難所では、共同生活のため、犬だけはなく周囲の清潔さを保つことも重要です。
犬用のトイレシートは、犬の排泄を管理するための必須アイテムといえます。
それに加えて消臭スプレーを用意しておくことで、犬のトイレの後のにおいを抑えられて、ほかの避難者とのトラブルを避けやすくなります。


トイレシートと消臭スプレー

タオル・ブランケット・毛布

先述したように、地震などの災害時には犬も強い不安を感じます。
そのため、普段使い慣れている毛布やブランケットなどを持っていくと、避難先で少しでも安心して過ごすことができるでしょう。
また、犬が退屈しないようにお気に入りのおもちゃを用意しておくのもおすすめです。


タオル・ブランケット・毛布

犬と避難するために事前にしておいたほうが良いこと

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最後に、犬と避難するために事前に対応したほうが良いことを解説します。
これらのことをしておけば、飼い主や犬はもちろん、まわりの避難者にも迷惑をかけにくくなるでしょう。

避難場所の確認とルートの確認

犬と一緒に避難できる避難所やペットを受け入れてくれる施設を、事前に確認しておくことをおすすめします。
家族全員で避難ルートを確認して、いざという時に迷わずに避難できるようにしましょう。
また、避難訓練として実際に犬と一緒に避難所となる場所まで歩いてみることで、追加で必要なグッズや注意点などが見つかることもあります。

犬の基本的なしつけを徹底する

災害時に犬が落ち着いて行動できるように、日頃から基本的なしつけをしておくことも大切です。
「待て」や「おいで」などの基本的なコマンド(指示)に従えると、避難時に犬が興奮せずに安全性が高まります。
また、ケージに慣れていない犬は、ケージやクレートに入る練習もしておくと良いでしょう。
避難所ではケージ内で過ごすことが求められる場合が多いため、事前に慣れさせておくと犬も落ち着いて過ごせるはずです。

愛犬のためにも防災グッズは用意しておこう

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地震などの自然災害は、いつ訪れるかわかりません。
もしかしたら、いまこの瞬間に災害が起こる可能性も十分に考えられます。
自分たちはもちろん、愛犬のためにも防災グッズは用意しておいたほうが安心でしょう。
防災グッズがあれば、愛犬と一緒に避難をした時にも慌てずに行動できることもあるはずです。
災害時に愛犬を路頭に迷わせないようにすることも、飼い主としての努めだといえるでしょう。

参考サイト

MOGU MOGU(参照日:2024-11-11)
https://item.rakuten.co.jp/oga012/psm-cv-0/?variantId=normal-inventory

Skip Dog!(参照日:2024-11-11)
https://item.rakuten.co.jp/skipdog/10001908/

PET FiND(参照日:2024-11-11)
https://item.rakuten.co.jp/dog-wear-creative/ppd-bag/?variantId=ppd-bag-BK

PET-KAN(参照日:2024-11-11)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/315359/

neDOGko(参照日:2024-11-11)
https://item.rakuten.co.jp/emoor-nedogko/hi-emhp-pet/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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