ペットヒーターの種類
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ペットヒーターにはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴を理解しておく必要があります。
まずは、ペットヒーターの種類について見ていきましょう。
パネルタイプ
パネルタイプは、ペットヒーターの中でもっともオーソドックスなタイプです。
薄いパネル型で温風が出ないため、室内が乾燥する心配もありません。
また、床に敷いたり縦に置いたりすることができるものもあることから、使い勝手の良さがメリットとして挙げられます。
ちなみに、パネルタイプは電気やオイル、遠赤外線タイプなどさまざまな種類に分類されています。
ホットカーペットタイプ
ホットカーペットタイプも、ペットヒーターの中ではオーソドックスで手に入りやすいです。
床やベッド、ケージなどの中に敷いて使うため、犬が寝そべったときに身体全体が温まります。
ホットカーペットタイプの特徴は、手軽に設置できて犬が寒い時にだけペットヒーターの上に行くなど、自由に行き来できる点です。
また、温度調整が可能なモデルも多く、犬の快適さに合わせて調整できるのも魅力といえるでしょう。
一方で、電源コードが露出しているため、コードを噛む癖のある犬には少し注意が必要です。
コードカバーが付いているものもありますが、追加で補強したり犬が直接触れないように工夫したりすることで、事故のリスクを減らすことができます。
電球タイプ
電球タイプのペットヒーターは、熱を放射して周囲の空気を暖めるヒーターです。
犬のケージ内側に設置して、上から温めるのが特徴です。
赤外線による温熱効果で犬の身体の奥まで暖かさが届き、保温効果が高いとされています。
ただし、ケージ内の全体が温まってしまうため、犬が暑い時に移動できない点がデメリットとして挙げられます。
また、熱源が直接見えるため、活発な犬が熱源に触れてしまうリスクがあるため、ゲージ外に設置したり、安全カバーを使用したりして、事故を防ぐことが大切です。
カイロ・湯たんぽタイプ
カイロや湯たんぽタイプのペットヒーターは、電源を必要とせずジェルパックや湯たんぽを温めて使います。
このタイプは比較的短時間の保温に適しており、旅行や停電時など、電源が確保できない状況で便利です。
温め方もシンプルで、電子レンジで数分温めるだけで数時間温かさを保つものも多く、取り扱いも簡単です。
ただし、持続時間が限られているため、長時間の使用には適していません。
また、犬が噛んで破損しないよう注意する必要もありますが、電気を使わないため安全性が高いのも魅力です。
ペットヒーターを選ぶ際のポイント
ペットヒーターを選ぶ際には、犬の性格や生活環境、飼い主のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
活発で動き回る犬には、安全性を考慮してコードや熱源に直接触れないタイプのペットヒーターが適しています。
寒さに弱い犬には、温度が安定しているホットカーペットタイプや、短時間で使える湯たんぽタイプが便利です。
ペットヒーターを使用する際の注意点
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次に、ペットヒーターを使用する際の注意点を解説します。
万が一の事故に繋がらないように、これらの注意点はチェックしておくと良いでしょう。
適切な温度設定とこまめな温度管理
ペットヒーターの温度が適切でないと、犬にストレスを与えたり健康に悪影響を及ぼしたりする可能性があります。
特に高温すぎる場合、低温やけどや脱水症状のリスクがあるため、温度は犬が快適に感じられる範囲に調整することが大切です。
犬は自分で涼しい場所に移動できるため、ヒーターはケージの一部に置く、もしくは犬が自由に離れられる位置に設置するのが良いでしょう。
また、ヒーターの周囲の温度が過剰に上がらないよう、サーモスタット機能付きのヒーターや温度調整が可能なモデルを選ぶこともおすすめです。
ペットヒーターの設置場所に注意
ペットヒーターを設置する場所も、大切なポイントです。
犬が自由に触れる場所にペットヒーターを置くと、誤ってヒーターに触れてしまいって火傷などの事故が起こる可能性があります。
そのため、基本的にペットヒーターは犬が触れない場所、もしくは触れても安全なデザインのものを選ぶと良いでしょう。
また、先述したようにコードを噛む癖のある犬がいる場合は、コードカバーを使用するなどして安全対策をする必要があります。
定期的にメンテナンスをする
ペットヒーターは、長期間使用することで劣化や故障が生じることがあります。
特に電気を使うタイプは、内部の配線や温度制御機能に不具合が起こりやすいため、定期的に点検して、異常がないか確認することが大切です。
異常な発熱や焦げた臭いがした場合は、すぐに使用を中止してメーカーに問い合わせることをおすすめします。
犬のためにペットヒーターを用意しよう!
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寒い時期に、1日中ヒーターやストーブを使用していると、空気が乾燥したり火災などの事故の原因になったりします。
そのため、愛犬を留守番させている時は、ペットヒーターで一部分を温めておくと良いでしょう。
ペットヒーターがあれば、犬が寒い時にはペットヒーターに移動して、自分で寒さの調節をすることができます。
しかし、犬によってはペットヒーターのコードを噛んでしまうなど、予期せぬ事故に繋がることがあるため、飼い主として事前にきちんと対策をする必要があるでしょう。
特に、好奇心旺盛な子犬はコードを噛みやすいことから、湯たんぽタイプなどの電気を使用しないタイプのペットヒーターを使用することをおすすめします。
新生活雑貨屋(参照日:2024-11-06)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。