ゴールデン・レトリーバーの散歩時間の目安は?注意点も解説

温厚で子どもともうまく接することができる、大型犬の中でもっとも人気と言っても過言ではないのが、ゴールデン・レトリーバーです。
ゴールデン・レトリーバーははじめて犬を飼う人でも飼いやすい犬種ですが、身体が大きいためそれなりの運動量を必要とします。
この記事では、ゴールデン・レトリーバーの1日の散歩時間や回数、散歩時の注意点などを解説します。 2024年12月15日作成

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ゴールデン・レトリーバーの1日の散歩時間や回数

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まずは、ゴールデン・レトリーバーの1日の散歩時間についてご説明します。
併せて、散歩回数についても見ていきましょう。

ゴールデン・レトリーバーの1日の散歩時間

ゴールデン・レトリーバーは活発で運動量の豊富な犬種のため、1日の散歩時間は合計で1~2時間程度が理想です。
朝晩の2回に分けて、各30分から1時間程度の散歩を行うと良いでしょう。
広い公園でいっしょに走り回ったりドッグランでほかの犬と遊ばせたりして体力を消耗させることで、運動不足解消はもちろんストレス解消もするはずです。
また、散歩は運動不足解消だけでなく、ほかの犬や人と触れ合わせることで社会性を育むための大切な時間にもなります。

ゴールデン・レトリーバーの1日の散歩回数

ゴールデン・レトリーバーの1日の散歩回数は、先述したように朝晩の2回に分けて行うことがおすすめです。
ゴールデン・レトリーバーは暑さに弱い犬種のため、日光の出ていない早朝や夜間に散歩をすると良いでしょう。
また、逆に寒い時期には日光の出ている時間帯に散歩をしてあげることで、快適に散歩が楽しめるはずです。

ゴールデン・レトリーバーの散歩時の注意点

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ゴールデン・レトリーバーと散歩を楽しむ際は、いくつかの注意点があります。
これらの注意点を守り、近隣住人とのトラブルに発展したり犬に怪我をさせたりしないようにしましょう。

引っ張り癖に注意

ゴールデン・レトリーバーは、身体が大きく力が強い犬種です。
散歩中に引っ張る癖がついてしまうと、飼い主が犬をコントロールしにくくなります。
そのため、子犬の頃からリードを引っ張らないように、きちんとしつけをすることが大切です。
もしも犬に引っ張り癖がつきそうな場合は、一旦立ち止まってアイコンタクトを取るなどをし、リードを常に突っ張った状態にならないような習慣をつけましょう。

暑さ・寒さ対策

先述したように、ゴールデン・レトリーバーは比較的暑さに弱いため、特に夏場の散歩は注意が必要です。
気温の高い日には、朝や夜間の涼しい時間帯に散歩をするように心掛けて、地面が熱くなっていないか確認しましょう。
アスファルトの照り返しでも身体に熱がこもりますし、肉球の火傷の原因にもなります。
また、冬場の散歩では寒さ対策として、犬に服を着せたり散歩後にしっかり身体を温めてあげたりすることも大切です。

ほかの犬との交流に配慮する

ゴールデン・レトリーバーはフレンドリーで社交的な性格を持っていますが、ほかの犬が同じような性格であるとは限りません。
散歩中にほかの犬と出会った際は、相手の犬の様子をよく観察して、無理に近づけないようにしましょう。
特に興奮しやすい犬同士では、リードをしっかり持って適切な距離を保つことが大切です。

トイレのマナーを守る

散歩中に犬がトイレをすることは自然な行動ですが、飼い主としてのマナーが求められます。
エチケット袋やトイレシートを持参して、犬の排泄物をきちんと処理しましょう。
特に、公共の場や他人の家の前で排泄をさせないように、注意することも大切です。
犬のトイレの後はその場所をきれいに保つことで、まわりの住民とのトラブルを避けることができるでしょう。

ゴールデン・レトリーバーを散歩嫌いにさせない方法

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ゴールデン・レトリーバーは、何らかのトラウマなどで散歩嫌いになってしまうこともあります。
犬が散歩嫌いになると、運動不足やストレスの原因にもなってしまうため、やはり散歩が好きであることに越したことはないでしょう。
次に、ゴールデン・レトリーバーを散歩嫌いにさせない方法をご紹介します。

疲れるまで散歩をさせない

ゴールデン・レトリーバーに限らず、犬を散歩嫌いにさせないためには、犬が疲れるまで散歩をさせないことが大切です。
犬が「もう少しだけ散歩がしたいなぁ」と考えているうちに帰宅をすることで、犬は次の散歩が楽しみな状態で散歩を終えることができるでしょう。
特にゴールデン・レトリーバーは遊び好きな性格なので、体力が残っている限りはいつまでも散歩をしたがるでしょうが、散歩の時間に関しては飼い主がコントロールをする必要があります。

楽しみながら散歩をする

犬にとって、散歩は楽しいものでなければなりません。
犬の毎日の楽しみの大半は食事と散歩であるため、散歩が嫌いになってしまうと生活のほとんどを楽しく過ごせなくなってしまいます。
ゴールデン・レトリーバーは飼い主とのコミュニケーションを大切にする犬種であることから、「今日はいい天気だね」などこまめに話しかけながら散歩をして、人通りの少ない場所であればおやつやおもちゃなどを与えるなど、楽しみながら散歩に取り組むと良いでしょう。
ゴールデン・レトリーバーにとって散歩がポジティブなものになれば、自然と散歩好きになっていくでしょう。

ゴールデン・レトリーバーの散歩に必要な持ち物

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ゴールデン・レトリーバーの散歩には、どのようなものが必要なのでしょうか?
ここでは、ゴールデン・レトリーバーの散歩に必要な持ち物をご紹介します。

リード

当然ながら、犬の散歩をする際はリードが必要になります。
人によっては伸縮リードを使用することもありますが、伸縮リードは犬のコントロールがしにくいためおすすめしません。
特に力の強いゴールデン・レトリーバーが突然道路に飛び出したら、男性であってもコントロールすることは難しいでしょう。
ゴールデン・レトリーバーの散歩に使用するリードは、なるべく太くて耐久性に優れたものを選ぶことが大切です。
また、地域の条例によっては犬のリードの長さに制限があることも多いことから、2m前後の一般的な長さのリードを使用するようにしましょう。

首輪

ゴールデン・レトリーバーに万が一のことが起こっても対処できるように、首輪を着けておきましょう。
首輪には犬の名前や飼い主の連絡先などを記入できるものもありますし、GPSなどで居場所をチェックできるものもあります。
ゴールデン・レトリーバーは大型犬なのでそれなりの太さのある首輪が必要ですが、首に負担のかからないような軽量かつ丈夫なものを選ぶと良いでしょう。

ハーネス

ゴールデン・レトリーバーのしつけがある程度できていれば、ハーネスを装着して散歩に行くのもおすすめです。
ハーネスであれば、犬の首に負担がかかることなく散歩を楽しむことができます。
ただし、ハーネスは首輪よりも犬のコントロールがしにくいことから、引っ張り癖がつかないように注意しなければなりません。

飲み水

ゴールデン・レトリーバーの散歩時は、飲み水を持ち歩くようにしましょう。
こまめに水分補給をさせることで、犬の熱中症対策になります。
長毛で比較的暑さに弱いゴールデン・レトリーバーは、暑い時期に熱中症のリスクが高くなることから、散歩の途中でも水を飲ませることが大切です。
また、飲み水を持ち歩くことで、排泄時の簡単な掃除もすることができるでしょう。

エチケット袋

犬の排泄物を処理できるように、エチケット袋も持ち歩くようにしましょう。
ゴールデン・レトリーバーは、1回の散歩で2~3回は排泄をするはずです。
身体が大きいため一度の排泄量もそれなりの量になるため、近隣住人に配慮するためにもエチケット袋を携帯しておいたほうが良いでしょう。
また、エチケット袋は犬が嘔吐した時などにも使用するため、なるべく多めに持ち歩くことをおすすめします。
エチケット袋は犬用のおやつやフードを入れる時にも役立つことから、何枚持ち歩いても困ることはないでしょう。

ゴールデン・レトリーバーの散歩にあると便利な持ち物

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最後に、ゴールデン・レトリーバーの散歩にあると便利な持ち物をご紹介します。
これらの持ち物はなくても問題はないですが、あったらさらに散歩をスムーズに楽しむことができるでしょう。

おやつ

ゴールデン・レトリーバーと散歩をする際は、おやつを持ち歩くのもおすすめです。
当然ながら犬用に作られたおやつでなくてはいけませんが、犬のおやつはコミュニケーションのほか、しつけの際のご褒美としても使用できます。
ただし、何度もおやつを与えて食事ができなくなってしまうと必要な栄養素を摂取できなくなってしまうため、与える量には注意が必要です。
また、ゴールデン・レトリーバーは肥満になると股関節形成不全のリスクも高くなることから、おやつの与えすぎによる肥満にも気を付けなければなりません。
犬のおやつの使い方としては、しつけが上手にできた時が理想です。

おもちゃ

犬と楽しみながら散歩をするためには、おもちゃは欠かせません。
犬の散歩は、飼い主と犬とのコミュニケーションの場でもあります。
ちなみに、おすすめのおもちゃの使用方法は、散歩時に突然おもちゃを与えることです。
しつけのご褒美におもちゃを与えるのも良いですが、散歩時に突然おもちゃを与えることで、犬は「そろそろおもちゃがもらえるかも!」と期待して、飼い主のことをチラチラと見るようになります。
犬とのアイコンタクトもコミュニケーションになるため、散歩時はおもちゃも上手に利用することをおすすめします。

レインコート

ゴールデン・レトリーバーの自慢の被毛や、皮膚の清潔を守るためにも、雨の日の散歩ではさまざまな対策をしなければいけません。
雨の日は、ゴールデン・レトリーバーにレインコートを着せてあげることで、散歩をより楽しむことができるはずです。
ゴールデン・レトリーバーは長毛であるため、被毛が濡れたまま放置しておくと皮膚炎などの原因にもなります。
また、ゴールデン・レトリーバーにレインコートを着せることで、散歩中にノミやダニが付着することを予防することもできるでしょう。
ゴールデン・レトリーバーは大型犬なのでレインコートもそれなりの大きさにはなりますが、もしもの時のために常備しておいたほうが良さそうです。

ロングリード

ゴールデン・レトリーバーに「呼び」のしつけを行いたい場合は、10m以上のロングリードもおすすめです。
基本的に、遠くにいる犬を呼ぶしつけを行う際は、ロングリードを使用します。
ロングリードがあれば、遠くにいるゴールデン・レトリーバーもリードを手繰り寄せることで足元まで呼び寄せることができます。
ロングリードはドッグランなど使用できる場所は限られていますが、「呼び」のしつけを行うには必須のグッズです。
特に大型犬のゴールデン・レトリーバーは、日頃からコントロールができるようにしつけを行う必要があります。
ゴールデン・レトリーバーに呼びのしつけは必ず覚えさせなければならないため、ロングリードはひとつ持っておくようにしましょう。

ゴールデン・レトリーバーが散歩時に小石やガラスを踏んでしまっても怪我をしないように、犬用の靴を履かせるのもおすすめです。
犬用の靴は子犬の頃から履かせておかなければ慣れるのに時間がかかりますが、散歩時の安全を守るのに役立つでしょう。
もちろん、散歩から帰ってきた時に肉球や足の被毛をきれいに拭く必要がなくなるのも、ゴールデン・レトリーバーに犬用の靴を履かせるメリットです。
また、暑い日にアスファルトが熱くなっていることによる肉球の火傷も予防してくれます。

ゴールデン・レトリーバーと楽しく散歩をしよう

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ゴールデン・レトリーバーは、遊び好きで活発な犬種です。
1日の散歩時間は1~2時間程度と、身体が大きいためそれなりの運動量が必要となります。
しかし、毎日だらだらと散歩をしていても、犬は退屈してしまうでしょう。
ゴールデン・レトリーバーと楽しく散歩をするためには、話しかけたり遊んだりしながら散歩をすることをおすすめします。
きちんとしつけをして引っ張り癖をつけなければ、ゴールデン・レトリーバーとの散歩はとても楽しいものとなるでしょう。

参考サイト

Grams(参照日:2024-10-21)
https://item.rakuten.co.jp/grams-shop/nrstpzbzyrk2segffbymfwo3ii-gra/

anuenue(参照日:2024-10-21)
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帝塚山ハウンドカム(参照日:2024-10-21)
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https://item.rakuten.co.jp/mini-marche/904-14192/

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https://item.rakuten.co.jp/styleplus/10000000pack/

どっぐふーどる(参照日:2024-10-21)
https://item.rakuten.co.jp/firstact/2019-0003/

SELECT FronTop(参照日:2024-10-21)
https://item.rakuten.co.jp/frontop/nty2mjizmtbjs-imp/

LuLu Couture(参照日:2024-10-21)
https://item.rakuten.co.jp/lulu-couture/rain-dog3/

すらい堂(参照日:2024-10-21)
https://item.rakuten.co.jp/suraido/mtll-l20/

JS U.S.A(参照日:2024-10-21)
https://item.rakuten.co.jp/jsusa/ra51326/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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