犬は死ぬ前にどんな症状が出る?老犬の最期について

とても悲しいですが、犬はいつかはかならず死んでしまいます。
おそらく、ほとんどの犬は飼い主よりも先に死んでしまうでしょう。
この記事では、犬が死ぬ前にみせる症状や、犬の最期に飼い主ができることを解説します。 2024年07月09日作成

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犬は死ぬ前にどんな症状が出る?

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まずは、犬は死ぬ前にどんな症状が出るのかをご説明します。
愛犬にこのような症状がみられた場合は、愛犬との別れが近いことを意味するでしょう。

食欲の低下

犬の死の間際には、食欲が低下して食べ物を拒否することがあります。
また、水も飲まなくなり、流動食であっても食べようとはしないでしょう。
飼い主としては「少しでも食べてほしい」という気持ちで水や流動食を犬に食べさせようとするかもしれませんが、水が気管に入って犬が苦しい思いをする可能性があるため、おすすめしません。

立ち上がることができなくなる

犬の死が近くなると、体力が低下して立ち上がることさえできなくなります。
また、立ち上がることはできても、大好きな散歩やおもちゃでいっしょに遊ぶことも嫌がるようになるでしょう。

呼吸困難

犬が呼吸を苦しそうにしていると、死は目前まで迫ってきているといえるでしょう。
呼吸が浅くなったり速くなったりするほか、口をパクパクとするような呼吸を始めた場合は、すでに胸で呼吸をすることはできていません。
犬が口をパクパクするような呼吸は、死戦期呼吸といいます。
犬が死戦期呼吸を始めたら、飼い主としても苦しいでしょうが、愛犬に最期の言葉をかけてあげましょう。

体重の減少

犬の体重が減少してくるのも、死が近いサインになります。
これは食欲が低下するためで、運動もしなくなることから体重が減少してしまうのです。

痙攣をして呼びかけにも反応しなくなる

犬の死が近くなると、身体が痙攣を起こして四肢をばたつかせることがあります。
この姿を見るのは飼い主としてとても辛いものですが、すでに犬に意識はないため苦しさは感じていないはずです。
また、意識が朦朧とすることで飼い主からの呼びかけにも反応しなくなります。
目を瞑っていたとしても眠っているわけではなく、意識を失っているのだと考えられるでしょう。

犬の最期に飼い主ができること

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愛犬の最期の時が近づいてきたら、飼い主として何をしてあげることができるのでしょうか?
愛犬が安心して天国に旅立てるように、飼い主ができることをご紹介します。

たくさん話しかける

犬の最期の時は、病気でない限りは老犬であるはずです。
老犬は耳が遠かったり目が見えにくかったりしますが、飼い主の声はきっと届いているでしょう。
そのため、犬の最期の時がくるまでたくさん話しかけてあげましょう。
また、優しく撫でてあげたりマッサージをしてあげたりするなど、できる限り犬とコミュニケーションをとることで、犬は飼い主の愛情を感じ取ることができます。

生活の手助けをする

犬の最期が近くなると、寝る時間が長くなってくるでしょう。
犬はたくさん寝転がっていると、人間と同じように床ずれを起こしてしまいます。
そのため、床ずれ防止マットを敷いたり体勢を変えてあげたりして、生活の手助けをしてあげましょう。
また、少しでも食事ができるように、フードをふやかしたり流動食にしたり、飲み水を飲みやすい場所に置いてあげるのもおすすめです。
特に老犬が寝たきりになったら排泄物や嘔吐物などで身体が汚れてしまうため、こまめに身体を拭いてあげたりペットシートを敷いてあげたりして、過ごしやすいようにしてあげましょう。

自宅で看取るか動物病院で看取るか考えておく

犬の最期を過ごす場所は、自宅か動物病院になるはずです。
自宅であれば愛犬の慣れ親しんだ場所で家族に見守られて天国に旅立つことができますし、動物病院であれば適切なケアを受けて身体が多少なりとも楽になる可能性も考えられます。
しかし動物病院の場合は、夜中に容態が急変した時に最期を看取ることができないこともあるでしょう。
愛犬の最期はどちらが良いという正解はないですが、家族が納得できる看取り方を検討しておく必要があります。

犬が死ぬ前の飼い主の心構え

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犬は、飼い主よりも先に死んでしまうものです。
犬が死ぬ前に、飼い主はどのような心構えでいれば良いのでしょうか?

延命治療の有無

愛犬の死が近くなってきた時、動物病院で延命治療を行うのか自宅でいっしょに過ごすのかを、事前に考えておきましょう。
延命治療は強制給餌やチューブによる栄養補給など、その名のとおり愛犬の命が多少なりとも長くなることが期待できます。
しかし、延命治療は犬の身体に負担がかかる可能性もあるため、飼い主として十分に検討しておく必要があるでしょう。

愛犬に悲しい素振りを見せない

犬を飼っている人であればご存じでしょうが、犬は空気を読むのがとても上手です。
そのため、飼い主が悲しんでいればすぐに気が付きます。
愛犬を心配させないようにするためにも、愛犬が苦しそうにしている時でも悲しい素振りを見せずに明るく振舞いましょう。

愛犬の最期に悔いを残さない

愛犬が天国で旅立って数日間は、「もう少し延命させることができたんじゃないか」、「もう少し楽に死なせてやることができたんじゃないか」と悶々とした日々を過ごす人が多いです。
しかし、どんな動物にも死は平等に訪れます。
おそらく、愛犬の死に関してはどうやっても後悔はするでしょう。
大切なのは、愛犬の最期に悔いを残さないような介護をすることです。

犬の埋葬方法を決めておく

愛犬が死ぬと、その現実に打ちひしがれてしまいます。
おそらく、しばらくはペットロスで何も考えたくなくなるでしょう。
しかし、愛犬を死んだまま放置しておくと腐敗が進んでしまいますし、愛犬も安心して天国に旅立つことができません。
そのため、犬が死んでしまった後の埋葬方法を考えておきましょう。
一般的には、ペットの葬儀会社やペット霊園で供養をすることが多いです。
自治体でも犬の火葬を行ってくれることがありますが、ほかの動物と合同で火葬をした後は燃えるゴミとして処分されてしまうため、おすすめはできません。

愛犬の死はいつか訪れる

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どれだけ元気な犬であっても、いつかは死んでしまいます。
犬の最期の時が近くなったら、食事をしなくなったり立ち上がることができなくなったりするため、飼い主として見るのは辛いかもしれません。
しかし、愛犬が安心して天国に旅立てるように、全力を尽くして介護をすることで、後悔なく愛犬との最期を迎えることができるでしょう。

参考サイト
ペトリィ(参照日:2024-04-30)
https://petlly.jp/column/pass-away/old-dog-care

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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